■■欠陥マンション訴訟

エンタメブログから裁判ブログに衣替えしました。


テーマ:

 マンション購入は、大部分の日本人にとって一生に一度の重大な買い物です。
阪神・淡路大震災から8年後の2003年当時、マンション購入にあたってもっとも重要視した
マンション購入の条件は、快適性でもなく利便性でもなく耐震性であったとしても、おかしくはありません。
関東大震災クラスの大地震でも安心」という宣伝を信じて購入を決定したのが
現在の区分所有者(以下、住民)たちの大部分です。


 さて、2011年3月11日の東日本大震災(当地で震度5弱=レベル1)で
私たちのマンションは管理会社の当初の見積もりで1500万円の損害を受けました。
その内、免震防火目地の破損の修理費が約1200万円だったのです。

 当初は、あれだけの大地震だから仕方がないと思っていた住民ですが、
近隣の免震マンションの人たちに聞くと、被害が殆ど無いと聞き、
驚いた住民はどこかに欠陥があるのではないかと、管理会社に原因を調査するように依頼しました。


 調査の結果、免震防火目地の破損の原因は
雨水の侵入を防ぐためのシール剤の接着力が強すぎたため」と判明。
これは品確法の瑕疵に当たるのではないかと、販売会社に補修の請求をしました。


 販売会社は「免震防火目地は一般住宅でいうエキスパンションジョイントに相当し、
地震によって破損することは許容される。したがって瑕疵ではない、不可抗力によるもの」と、
補修を拒否され、補修案を提示するばかりでした。これらの補修案により補修をすれば、
次からの地震で免震防火目地が破損することは無いのかと販売会社に質問したところ、
「破損しないと保証することは出来ない。そもそもエキスパンションジョイントは
破損することによって他の重要な部材を守るためのものです」との回答でした


 この回答に疑問を持った住民は、一級建築士に相談しました。
一級建築士によれば「免震ピットは建築基準法により防火区画としなければならず、
免震防火目地は免震装置(積層ゴム)の耐火性を確保するのに必要不可欠であり、
地震(レベル2)によっても破損することは許されない
なぜならば、地震によって免震防火目地が破損した場合、その後の近隣火災によって、
免震装置がダメージを受ければ建物が倒壊・崩壊の恐れがあるからです。
そもそも、地震があることを前提として設計・施工された建物において
地震を不可抗力というのは、論理矛盾している」との回答を得ました。


 地震問題検討委員会としては、免震装置は構造耐力上主要な部分であり、
免震防火目地は免震装置の耐火性能を担保するために必要不可欠な、免震装置の一部品である。
また、免震防火目地は止水と防火を兼ね備えた、外壁の開口部に設けられたわくその他の建具であり、
止水の観点からすれば地震によって破損することは許容出来るとしても、
耐火の観点からすればレベル2以下の地震によって破損することは許されない。
故に、地震によって破損することが許されない構造耐力上主要な部分の部品」でありかつ
雨水の浸入を防止する部分」である免震防火目地が、
地震(レベル1)によって破損したのだから販売会社は瑕疵担保責任を負うのではないか、
との結論に至りました。


 この点をふまえ、販売会社及び設計会社・施工会社に問い合わせたところ
地震の後に火災が起きれば、倒壊・崩壊の恐れがある事は認めたものの、
法律では地震と火災は同時に起こらない想定である」との回答でした。


 しかし、関東大震災でも、阪神・淡路大震災でも大地震の後には大火災が発生しており、
「関東大震災クラスの大地震でも安心」という宣伝文句に偽りがあり、
一部住民は「詐欺だ!」と騒ぎ出す者もいて、弁護士に相談したところ、
弁護士は不法行為の疑いもある、という立場から調査・検討した結果、調停に至ったものです。

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