やまびこDr.の診療日記

人生の大事業の子育ては、ほとんどぶっつけ本番! 分からない事だらけで心配がつきません。
でも正確な情報を知り納得できれば心配は減らす事が可能です。
薬よりもっと大切な事をお伝えする小児科医のブログです。


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最近、業務連絡的な投稿しかできていないので、2年前のものですが、自分の投稿のシェアをしてみます。

 

問題が生じた時、どうしても何かする=プラスする、という意識があると思うのですが、何かをやめる=マイナスする、という方が上手く行く事は、今でも強く感じています。

 

講座でいつもお伝えしていますが、人体は大自然の作り上げた自然物です。超高性能の自動メンテナンスシステムが備え付けられています。それに任せている方が、うまく行く事が多いのです。

 

但し命に関わる状態であれば、西洋医学(現代医学)の出番です。それで助かる命がたくさんあります。只、日々の不調は西洋医学は苦手です。西洋医学による薬は強引なものが多いので、かえって具合が悪くなる事もあるわけです。

 

世の中はシンプルで美しくできています。うまく行かないなと感じた時は、なるべくシンプルにしてから考え直すという事も、うまくいくためのコツです。

 

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「薬をやめるという治療」

 

当クリニックでは、なるべく薬の処方はしない方針としています。薬を飲むと「治る」わけではないためです。

 

但し、症状がひどくてつらい時や寝られない時などは、一時しのぎとして薬を処方しています。

 

たまに、他院で診てもらっていたけど症状が長引くからと当院を受診される方もいます(逆もいると思います)。お薬手帳をみせてもらうと、大体3−4種類の薬が処方されている事がほとんどです。

 

他のDrの処方を勝手に変えるのは医者の間のタブーです。しかし、次回かかる予定がないという場合には、「飲んでても症状が変わらないなら全部やめてみましょうか」と提案する事があります。

 

先日も、朝になると気持ち悪くなるという小学校高学年の男の子が来院されました。

症状は1週間続いています。受診時は元気まずまずで、重症の疾患は考えにくい状態でした。

話を聞くと、2週間前から鼻がでていたので近くのクリニックで薬2種類を内服しているとのこと。

 

吐き気の場合、頭の問題か胃腸の問題か、多くがどちらかです。しかしこの子の症状から、そのどちらもしっくりきません。そこで、「薬をやめてみましょう」と提案してみました。

その翌日から、吐き気はピタッととまったとのこと。

 

医者は薬について、実はあまり知りません。具体的な使い方などは、病院に顔をだしている製薬会社の方に教えてもらっているのが実情です・・・(情けない事ですが)。

薬の副作用についても、よほどの大きなものでなければ、余り知らずに過ぎている事があります。

 

今回の事は薬剤性の吐き気だったのは、間違いありません。

治療とは、薬を飲む事ではないのを再認識しました。

 

「薬をやめる」という治療は、実はとても頻度も効果も高い、シンプルな治療です。_

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