今日の日経にUSENさんが、携帯電話に番組配信を行うと1面トップに掲載されていました。。。


↓↓↓の記事は、「人民日報」が、自動車の販売台数が日本を抜いて世界2位になったとの事。中国市場は、爆発的に拡大しています。GDPで8%程度の進捗でしょうか。。。このような中で日本の産業構造はどのように変化するのかよく考えてみることにしました。。。



「人民日報」は、中国の2005年の自動車販売が、日本を抜き、アメリカに次ぐ世界2位になったと伝えた。昨年の中国の国内生産の販売台数は前年比13.5%増の575万8200台、輸入車販売が16万台、合計で約592万台。日本自動車販売協会連合会の昨年の日本の新車販売台数は約585万台で、中国の新車販売が日本を初めて上回った。「間もなく」とは見られていたが「既に」というところ。10倍の人口を誇る中国のモ-タリゼーション、のりしろはまだまだ大きい。昨年12/8日経新聞は「日本車、シェア3割に迫る」「05年1-10月、中国と首位争い」と報じたが、いつのまにか中国市場でドイツ車を上回っていた。日本勢の中国市場攻略も順調だし、ガソリンの制約を考えると、軽やハイブリッドのチャンスだろう。中国の自動車販売台数は、01年約237万台で世界7位、02年約324万台で4位、03年と04年はアメリカ・日本に次ぐ3位、からランクアップ。06年は05年より60万台増えて、640-650万台に達するとの見通し。チャイナインパクトはあらゆる場面で漸増だが、マーケットも産業も中国の3大連休(1/26-2/3の春節、5/1-5の労働節、10/1-6国慶節)を意識せざるをえない時代も近いか。

国内の産業変化は、歴史的にも繰りかえし行われてきました。例えば、アメリカの場合、家電業界と言うものはもはや消滅していますし、自動車産業においても、最近はビック3が非常に低迷しています。また、日本の製品においても、中国製品がもはや普遍化しています。。。


このような状態で世界の中の日本の産業はどのように変化してくるのでしょうか。。。


家電製品においては、中国をはじめとするアジアの台頭が著しく成長してくるでしょう。これは、台湾や韓国の成長度を見ると言うまでもないです。但し、最先端技術に関しては、ある程度タイムラグがあると思いますが、先進的な技術者の数を考えると、中国やインドの人口は恐ろしく多いので、何十年かで、その役割が変化しそうです。。。


携帯電話やモバイル技術に関しては、世界市場で日本が先進的に走っている分野です。。。文化の差はありますが、このあたりは、日本がイニシアティブを獲得できるかもしれません。。。


そして、最も成長市場は、やはり、コンテンツ産業でしょう。。。

今までは、文化や言葉、人種などで、その浸透性は、欧米と比較して低迷していますが、アニメや、CG及びソリューション、マーケティング、そして、娯楽産業での創造性の分野では、先進的であるといえます。


コンテンツ産業の発展には、コンテンツに親しんで育つ人材が急務だからです。


この点は、日本の優位性が光ります。。。


このように、産業構造の世界分業時代。。。


うまく時代に乗っていけるように考えて行こうと思っています。。。