商品が一般化する際は、いわゆるアンチ層からの評価が非常に重要です。。。

アンチ層とは、いわゆるコンサバに対抗すべく、ベンツ買うよりもアルファロメオというような感覚でしょうか。マーケティングの世界で言うと、キリンラガービールがアサヒスーパードライに首位を奪われた時期。キリンビール=コンサバに対してアサヒスーパードライは、アンチ層でした。それが、市場の17%前後を越えると、コンサバ(定番化)する可能性が生まれてくるわけです。

先日、先進的な評価軸を持ったITベンチャー経営者さんと、お家で飲んでいたのですが、70インチのテレビを前にして、GyaOの話に関して、雑談討議をしておりました。あんがい、皆さんまだ視聴していない方々が多い。まだインターネットを娯楽メディアとして意識していないからでしょう。
しかし、番組の仕組み、広告宣伝の仕組み、その他の活用方法にかんしては、さすがにITベンチャーさん、皆さんビジネスに関してのリンケージを語りだしました。勿論、USENさんの株のお話にもなりまして。。。

auのWINのサービスが始まった時も、皆さん、ドコモからスイッチした事を鮮明に覚えています。そうやって、いわゆるヒューマンネットワークのハブ機能を持った方々が評価したサービスは必ず普及していくでしょう。

先日、USENのある役員さんとお話した際に、語られた言葉が印象的です。。。

「消費者は、テレビ番組とCMの関係をあまり意識していない・・。」

GyaOの普及はこれからが面白くなるのでしょう。。。