絶対絶命
さぁ困った。
絶体絶命。
あの人『わさび』が嫌いだったっけ?
もし『わさび』が苦手だったら、
ここは、わざと『わさび』を添えないで、
自分のにだけ添えておきたいシーン。
でも『わさび』好きだったらどうする?
しかもすごい好きだったらどうする?
それならここは『わさび』をたっぷり
添えておきたいシーン。
でも冷静に考えれば、
自分のにもあの人のにも添えないで
『あ、忘れてた』なんて流れはどう?
そもそも『わさび』あるの?
あぁ、あぁあった、でも、でもね。
賞味期限きれてるじゃない。
でも、見ないよね。
見ないよね、チューブの端っこの賞味期限なんて。
でも今、自分、見たよね。
うわぁ、見るかも。
どうなのイイ歳して
冷蔵庫の中で賞味期限切れてる一人暮らしって。
それなら、
我が家は『わさび』添えない家庭でした作戦は?
イケル。 イケルよ。
でもさ、そうしたら一生『わさび』添えないで食べるの?
いやだよ。だって私『わさび』大好きだもん。
あ、でも今日始めて入れました!みたいな感じで
意外と美味しいね!なんてリアクションしてみる?
アリ。アリだよそれ。
賞味期限は、すぐ冷蔵庫にしまえば大丈夫。
あれ?違う違うよそれ本末転倒。
今必要なのは【私はあなたが『わさび』好きか嫌いかもわかってます】
みたいなシーン。
うわぁ、もう割箸割ってるし。
食べる気満々じゃん。
っていうか、どうなの?
割り箸フライングしちゃう人って・・・。
んんん・・・意外とヤじゃない。
むしろ好き。
さぁ困った。
好きで好きで、絶体絶命。




