テクニシャンというお仕事

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釧路応援ファンド 「北海道 塩いくら・塩すじこファンド」の2次募集も残り半分残すのみとなりました。この事業を応援してくださる多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。と同時に、「感動するほどの美味しいいくら、すじこを作ってやるぞ!」と気合も入ります。

 

さて今日は、テクニシャン(通称:職人)という職業のお話です。

われわれ水産業界には、切っても切れないのがテクニシャンという職業の方たちです。特に輸入原料を扱う業者にとってはテクニシャンの目利きや技術が、買い付けする原料の良し悪しを決めるといっても過言ではありません。

 

海外から買い付けする日本の水産系の商社は、現地に日本人のテクニシャンを派遣します。そしてテクニシャンは現地の生産指導や品質管理を行い、原料状況など様々な情報を日本へ送り、日本の加工メーカーへ販売する際の参考とするのです。

 

そしてそれらは大まかに、塩いくらや塩すじこ、蟹のように末端の製品として現地でほぼ製品として仕上げ輸入するものと、冷凍の鮭や鱈のように原料として輸入するものの2つに分類されます。

 

テクニシャンも大まかに分類され、魚卵系の強い人、魚系の強い人、海老蟹に強い人、あるいはアジアの好きな人、EUの好きな人、アラスカ・カナダの好きな人・・・。様々です。世界にはたくさん行ってるんですよ!テクニシャン(職人)といわれる人達が・・・!

ちなみに、アラスカ入りの窓口(今はアンカレッジ直行はないらしい)になるシアトルの空港の入管では「魚のテクニシャン」(正式にビザ申請後)だと言えば、だいたい問題なく入れてくれます。ちょっとこじれると、別室に連行されますが(自分も危険な入国試みて2度ほど経験あり)、だいたいは何とか入れてくれます。でも中には入国できずに強制的に日本へ戻されるケースもあるみたいです。トランプさんになってどうなるやら・・・。

 

 

 

話が逸れましたが、そんな自分は30歳になりたてのころ、ヨーロッパすじこの製造を手掛ける水産会社より

「デンマークのトラウトサーモンのすじこ事業を手伝わない?」

と声をかけられます。

「デデ・デ・デンマーク???」

このころは転職して水産業界に飛び込んだばかり・・・これ以前の海外はソウル3泊4日の観光のみでした。もちろんパスポートも期限切れしてるし・・・。でも、そこから始まったんです。テクニシャンとしての生活が・・・。たぶん人生を変える大きなきっかけとなっただろうなという瞬間です。

 

 

写真は2004年のアラスカブリストル湾に面する工場での写真で、この工場は陸の孤島みたいなところなので交通手段は飛行機です。それも数人乗りのセスナで、滑走路がないので干潮時に砂浜に着陸します。セスナの後ろ側の海(湾)では、紅鮭の流し網漁がすぐそばで行われています。すごいところでしょう(笑)!でも漁獲される紅鮭は超新鮮、すじこもこんなにきれいに仕上がります。

 

次回のブログではテクニシャンと、この水産都市釧路の結びつきについて少し書かせていただきます。

 

つづく・・・。

 

 

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