コラム「優先順位」
テーマ:アイルランド旅行記大学の先輩と話してうんうん頷きあったこと。
アイルランドの店員さんは
ホテルみたいな高級な所で働く人だろうと
必ず目の前にいる客より
電話を優先する。
あんびりーばぼー!
わたしのバイト先では考えられない。
*こもえ*
第13日目(8月8日)フィークル→ダブリン 晴れ/ちょうど良い
どうやってダブリンに戻ろうか。
実は昨日フィークルに住んでいるという日本人女性ともみさんに
もし困ったことがあったら、と連絡先を教えて下さった。
最悪は…と思っていたのだけれど、
結局最後の最後までB&Bのオーナー、メアリーさんが面倒をみてくれた。
バスが出ているゴートの街まで送ってくれる、という。
手土産、最後の金平糖はB&Bでお世話になったお二人に。
例えこんなものを用意していなくても彼女の対応は変わらなかっただろう。
道中、わたしはメアリーさんにこんな質問をしてみた。
“アイルランドのお土産で一番いいものはなにかしら?”
“・・・・・・・・・・音楽ね”と、メアリーさん。
こんな最高の答えがあるだろうか。
“それと、もしアランセーターを買うなら
ちゃんとタグを見るのよ。たまに日本製のものがあるから(笑)”
ハグをしてお別れ。
ゴートからバスを乗り継いで、ダブリンに到着。
二度目のダブリン。胸を張って歩く。
今度の宿泊先は空港に近くて井上さんが連れて行ってくれたパブからは少し離れた所。
帰るときに便利かと思ってそうしたのだけれど、
街中のほうが空港行きのバスが出ているのよね。。
この教訓は今後活かします。
<ヒトリダブルベッドももうへっちゃらだぞ>
前回は乗らなかった「ダブリンバス」という市バスに乗り、ホテルから中心街へ。
「ダブリンバス」は
運転手に行き先を告げて料金箱にお金を入れ、レシートのようなチケットを取り、
目的地に近づいたところで停車ブザーを押して降ろしてもらう。
お金を払う際お釣りは貰えないが、
レシートを取っておけばオフィスで払い戻しをしてくれる、といった仕組み。
乗り慣れないバスによたよたしながら、
なんとか夜6時過ぎに井上さんとパブ「コブルストーン」で再会。
ここはパブの中でも異常なほどセッションが盛んで、
この日(日曜日)は昼の2時から4回もセッションがあったらしい。
7時になって、第1回のセッションホストだった
ケビンさん(イリアン・パイプス)とスティーブさん(フィドル)が揃い
第3回めのセッションがスタート。
井上さんに目で示されてからわたしも楽器を取り出す。
『わぁ、エニスで聴いたのとはやはり全然ノリが違う。
エニスで聴いた音楽が「ヌッタヌッタ」というノリなら、
「パイピングスタイル」は織物みたい』
そういえば、わたしがアイルランドに来る以前、
井上さんがチャットでこんなことを言ってた。
「毎日セッションに参加したりして弾いているから(楽器は)上達はしていくけれど、
合わせるのが毎回難しいと思う」
この言葉の意味をこのときはっきりと理解した。
そんな雰囲気に浸っていたかったのに、
途中からモダンフルートを持った女の子が現れて
“みんな演奏しているんだもの、わたしもやりたいわ”
と、いって妙なコードでジャムってきやがった。
ホスト以外の周りの人たちの顔や態度には明らかに「やめろや」というオーラが出てた。
以前、セッションのマナーやルールについて考えたことがあったけれど、
本場は日本以上に度胸の据わった輩が多いです。
彼らは別に邪魔してるわけじゃなくて、知らないだけなんですけれどね。
ホストの中にはきっぱりと注意する人もいれば、
注意どころか顔にも出さず、早めにセッションを切り上げる人もいる。
ただ、もしもセッションのあとで
演奏していたあなたに
ホストが話しかけてくれたり名前を聞いてくれたりしたなら、
それはマナーやルールのようなものを守れていた証らしい。
親しげにホストたちと話しているように見えた井上さんも
この二人のセッションに参加したのは
実はこの日が初めてだったんだって。
わたし…?
わたしもちゃんと話しかけてもらえたよ(笑)
ホテルまでのバスの時間を気にして、早めに切り上げた。
<次回最終回です*>
*こもえ*
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