★ おかしくて、チョット切なくて・・・ ★

 

 

子供の頃夢中で読んだメアリーノートンの小人シリーズ。

人間の家の床下に小人家族が住み着いていて、深夜台所から食べ物や衣類を失敬したり、配管からお湯を頂戴したり。岩波少年文庫を夢中で読みました。

 

 

 

 

最近我が家でも(モノが失せる現象多発)。

冷蔵庫の魚肉ソーセージが消えた!

バゲットがかじられている!

耐熱皿が行方不明!

さては小人家族が住み着いた?

 

 

やがて判明した謎はこうです。

今年の正月は家族が五月雨式に来訪でして、最初の組はかなり豊かな食卓。

三が日後の組は、病人食の茹で野菜などのお付き合い。

 

遅くまでテレビを観ていた頭の黒いネズミさん。

空腹に耐えかね、ソーセージとパンを食べたのですと・・・。

 

よその家では、豪勢なおもてなしなのに、貧しくてごめんごめん。

それなのに、掃除をし、5台のヒーターに石油を入れ、キッチンペーパーや排水口の水切りネットを補充して戻っていきます。

いつだって親のことが頭から離れないんですね。負担をかけてチョット切ないです。

 

耐熱皿は、フルーツを入れられ、目の前に鎮座していました。私の仕業でした。