2011-07-15 16:55:30

ソーシャルメディア革命 立入勝義

テーマ:何のことやら
ソーシャルメディア革命 (ディスカヴァー携書)/立入 勝義

下記の内容は本日付の「フライバー応援メルマガ58号」を転載したものです。


すでに株式会社せいるとお取引にある企業の皆さまはご存知のことと思いますが、7月31日をもって株式会社せいるはフライバー事業からの撤退を決定しました。撤退後の対応につきましては、書状の通りです。


現社長の関廣子氏も、昨年亡くなった関俊昭氏が見つけてきた商材で、これからという時だったので、苦渋の選択だった、とお会いした時におっしゃっていました。ご存知の通り、株式会社せいるは仙台を本拠としておりますので、この度の東日本大震災の影響が大きかったものと思われます。


それでは、このフライバー応援メルマガもこれで終わりか? というともちろん終わりではありません。前にも書きましたが、わたし自身は、ビジネスとしては、このフライバー&ポゴを「ライフワーク」と位置づけています。また、フライバーやポゴスティックが日本国内に定着していくことが、亡き関俊昭氏の労に報いることだと思っています。

3.11以後、世の中は大きく変わりました。オール電化を莫大な広告費を使って宣伝していた東京電力が、今では、「節電」のお願いをしているのです。産業界に君臨していた電力王国が一夜にして崩壊してしまったのです。


わたしたちは、この今いる世界の「脆さ」を計らずも体験してしまったのです。



わたしたちの生活が「原発」という一度事故が起これば国そのものを滅ぼしてしまうような「モノ」に支えられていたことに愕然としました。しかし、この期に及んでもまだ「脱原発」、「原発推進」、「原発維持」というような議論しか起こりません。


今回の福島第一原発の事故は、見方に依ればかなり幸運だったようにも思います。よくここまでで済んでと。だから、これを教訓にして、もっと安全な原発を作るんだ、というのが原発推進派の考えですが、真っ当に考えれば、もう次はありません。次に同じような事故が起これば、日本は無くなってしまうことだってあり得るのです。


だから、先週も書きましたが、日本に54基の原発があって、今でも日々使用済み核燃料が増えているという現実を理解しなければなりません。間違えたのは、「日本に原発を作ってしまった」ということです。昔から、そして今でも運を天に任せるしかないのです。運を天に任せながらも、どうやって原発を『無力化』していくかがこれから行うべきことです。原発は、いらなくなっても、それで終わりにはなりません。世の中のほとんどのものは、壊れれば、産業廃棄物でも、その捨て場所に苦労はあっても、そのもの自体は『無力化』してしまいます。しかし、原発はそうはならない。事故を起こさなかった原子炉でも、廃炉に10年、使用済み核燃料は、何万年も冷却し続けなければなりません。原発が電気を生み出しているうちは、その廃炉の費用も、使用済み核燃料の冷却費用も電気代に上乗せできますが、原発が発電所として機能しなくなった時は、誰がその費用を賄うのでしょうか。


もし、今、浜岡原発のある東海地方に直下型の地震が起きたら、どうなると思いますか? たしか、ちょっと前に菅さんが、浜岡原発は停止させたよな? だから、原発は大丈夫?


では、ありませんよね。浜岡原発はたしかに原発として発電はしていませんが、原子炉の中には核燃料棒が入っています。いわゆる冷温停止状態ということです。福島第一原発事故で、今月中旬までにやろうとしている、安定した原子炉の状態です。が、もしそこに地震が起きて、それも直下型のマグニチュード8クラスだったら、果たして冷温停止させておけるでしょうか? それより、原子炉そのものが持つのでしょうか?



原発を停める、停めないの議論は、不毛だと思います。議論をしてても地震が起こらない保証はどこにもないからです。54基の原発の存在そのものが、脅威なのです。それは、3.11以前も以後も変わっていません。

現実を直視することです。54基の原発があって、そのうちの4基からは、放射能が漏れている。その他の原発は、稼働しているものもあれば停止しているものもあるが、1年以内に全部の原発が停まります。停まっても「脅威」に代わりはありません。だから、推進派は、再稼働を主張します。なかなか表に出てきませんが、動かしても、動かさなくても、脅威なら、動かせばいい、というのが推進派の論理です。


論理的に考えれば、筋が通ってます。安全性と社会生活と効率を天秤にかければ、折角大金を掛けて作ったのですから、発電してもらったほうがいい。原発なしでもたぶん真夏のピーク時でも電力需要は賄えるでしょうけど、折角ある原発を動かしたほうが効率がいいのも確かです。


しかし、これから、一旦停めた原発を動かすのは容易なことではありません。ストレスチャックをしようが、国が責任を持つと言おうが、地元は納得しません。


「動かしても動かさなくても、地震が起きたらいっしょですから」




なんて、誰も言えませんよね。

海江田さんが玄海原発再稼働要請の時に、「国が責任を持ちます」と云いました。
どういう風に責任を取るのでしょうかね? 今でも、原発問題は、責任のなすりつけ合いです。誰が責任を取ってもいいんですけど、今回の福島第一原発事故が人災というなら、誰か刑事訴追されるのですかね?


現実問題として、原発は1年以内に全部停まるが、全て、「レディー状態」(いつでも動かせる状態)ですから、その危険性、脅威は変わりません。だから、じつは菅さんが「将来は脱原発」と云おうが、原発そのものの危険性、脅威はわたしたちの目の黒いうちに減ることはありません。運を天に任せることしかないのです。

わたしは、もちろん原発推進派でも、東電のまわし者でもありません。先週、「菅さん、頑張れ!」なんて書いたんで、はて、アメリカの手先? ジャパンハンドラー?なんて思う人はいませんよね。脱原発論者で、尚且つアメリカ隷属のくさびから早く解放されるべきだと思ってます。だけど、いやだから、現実は冷静に判断しなければなりません。54基の原発が、ある、ということが危険であり、脅威であって、稼働しているかどうかは問題ではありません。政治的に「脱原発」シフトに早くもっていくのは当然ですが、だからといって、そのことで危険性や脅威が「ただちに」減少するわけではないのです。

ここで、やっと、フライバー&ポゴスティックの話に戻ります。世の中何が起こるかわからない。だから、おもしろい、ともいえますが、いつまた地震が起きて、日本が壊滅的な災害、放射能汚染に晒されるかもしれません。わたしたちの生きている文明は、実は砂上の楼閣なのかもしれないのです。そんな中では、政治だって、経済だって、金融だって、同じく砂上の楼閣の中での出来事です。

以前、「リア充」について、書きますなんて予告をしたことがありますが、これからは、この現実世界の充実がより求められてくると思うのです。現実世界が実は砂上の楼閣で、一寸先は闇だから、ネットの世界、いわゆるバーチャルに逃げ込んでいる若者が増えている。しかしそんな若者も、実は「リア充」、現実世界の充実感を何よりも求めている。

わたしは、この現実の充実感というのは、身体感覚だと思うのです。身体で感じる充実感や快感というものがこれからもっともっと見直されてくるでしょう。Wiiでいくらテニスがうまくなっても、ヴァーチャルの世界でナダルやフェデラーに勝てても、実際にテニスをして味わう身体感覚は別物です。わたしは、大学時代、自動車部にいて、ラリーをやっていたのですが、その醍醐味というのは、オフロードで、4輪ドリフトをしてコーナーを駆け抜ける時なんです。この感覚は、どんなにすぐれたゲームやシミュレーターでも味わうことはできません。

フライバーやポゴスティックをやられたことがある人はわかると思いますが、身体をバランスさせているという、あの感覚、そして宙に舞い上がった浮遊感、重力に引き戻される安心感、その全てがなんとも心地いいのです。絶対にヴァーチャルの世界では経験できない身体感覚がそこにあるのです。

身体を使うことによる身体の感動を誰もが、簡単に味わえるのが、フライバーでありポゴスティックなのです。こんな商品が売れないはずないじゃないですか。それに、フライバーもポゴスティックも電気はいりません。停電になっても愉しめます。ただ、代謝を促進しますので、この時期はあまりお勧めできませんが。

また、最初に戻ります。今月一杯で日本国内のフライバーやポゴスティックの拠点となっていた株式会社せいるでの販売はなくなりますが、わたしは相変わらず、普及活動を続けていきます。と同時に、せいるさんに代わってやってみたいという方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。米国SBI社の窓口になってます。

久しぶりに、フライバー応援メルマガらしくなってきましたが、これからが本題です。そして、わたしの電子書籍出版のマーケティング活動第5段です。

「ソーシャルメディア」



聞き慣れない言葉かもしれませんが、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)っていう言葉はご存知ですよね。今話題のフェイスブックがそのSNSです。日本語だと、交流サイトなんていわれてますが、もう少し砕けると、「出会い系」です。フェイスブックだって、もとはハーバード大学内の「出会い系」からスタートして、アイビーリーグの大学に広がり、西海岸のスタンフォード、そして全米の大学、最後に一般に普及してきました。日本のMIXIが慶応の湘南校から広がりを見せたのと同じです。大学が発端になっているので、何だかアカデミックな感じがしますが、要はネットの出会い系サイトです。

今度出るわたしの電子書籍は、このSNSを題材にしてます。3年ぐらい前に書いたものを加筆、修正してますが、我ながら、先見のめいがあったなと。SNSを題材のミステリですから、どんな作品か愉しみでしょ? 内容についてはあまり書かないで、読んでからのお愉しみにしたいので、この辺にしておきます。この後も一応ミステリが続きますが、テニスネタです。ちょっと早いですけど2作目もお愉しみに。

さて、ソーシャルメディアというのは、SNSとかブログ、広義では、ツイッターやユーチューブなどの動画サイトを含めた総称です。ウィキーペディアでは、「ソーシャルメディアは、誰もが参加できるスケーラブルな情報発信技術を用いて、社会的インターラクション(相互作用)を通じて広がっていくように設計されたメディア」と定義されています。フェイスブックやツイッター、ユーチューブや各ブログというのは、ソーシャルメディアにおけるツールとか、プラットフォームというわけです。他に、言葉としては、ソーシャルメディア・マーケティングというのがありますが、これはソーシャルメディアでの各企業のマーケティング活動をいいます。これまでだと、オンライン・マーケティングなんて言葉でいわれていましたが、ツールが多様化してますので、マーケティング活動もそれに対応せざるを得ないということです。

中東、北アフリカのジャスミン革命は、まさにこのソーシャルメディアなくしては語れません。ソーシャルメディアの反対語は、マスメディアです。つまり、マスメディアが機能していない、または、体制側のメディアになっている中東や独裁政権下では、ソーシャルメディアが民主化に貢献しました。

今回の日本の大震災後においても、マスメディアが「大本営発表」を繰り返していた時に、ソーシャルメディアが活躍しました。わたしが大震災の後、このメルマガでマスメディアには載らない情報を提供できたのも、全てこの「ソーシャルメディア」のお陰です。

お気づきの方もあるでしょうが、この「ソーシャルメディア」のほとんどが、発アメリカです。ソフトツールもハードも含めて。フェイスブックのアクティブな会員数が全世界で5億人といわれてますが、日本ではせいぜい一千万人です。日本にはMixiがあるじゃないかといわれるでしょうが、同じSNSでもやはり別物と考えた方がいいでしょう。フェイスブックは原則実名です。企業が使う場合はもちろん実社名です。しかしMixiはハンドルネームでOKです。

携帯電話でいわれている『ガラパゴス化』というのは、このソーシャルメディアの世界でもいわれています。そのガラパゴス化の一番が言語の問題です。世界のネットの世界の共通語は、英語です。日本人はなんともこの英語に弱い。それはある意味では仕方のないことです。日本で生活していれば、英語なんて必要ないんですから。海外の技術だってうまく日本人用にアレンジしてしまう。携帯電話がいい例で、その結果として『ガラパゴス化』してしまう。

現代は、ネットでどんな情報も入手できます。それはたとえ日本国内のマスコミが「大本営発表」を繰り返していても、ネットの英語サイトではそれ以外の情報がうようよしている。だから、もし日本人全てが日本語と同じように英語を読み、理解することができたら、いや全員とはいわず3割の人が英語を母国語同様理解できたら、今の政治は100%変わりますね。だから、小学校で英語を教えろ、っていう議論とは全然違いますけど。

日本には、ソーシャルメディアが存在します。しかし、アメリカと比較して、普及しているとはいえません。そしてこれからアメリカ並みに普及していくのか? 普及していくことがいいことなのか? 

孫正義さんや三木谷さんは、当初から脱原発、自然エネルギーといったことを公言していました。これは、アメリカの意向も含めて、時代が読めているからです。ビジネスの一線で今もこれからも活躍される方がたにとっては、どうしてもソーシャルメディアと英語との付き合いは不可欠なのかもしれません。

ソーシャルメディアについては、また時期をみて書きたいと思います。

なでしこジャパン凄いですね。いつの間に日本の女子サッカーはこんなに強くなっていたんだろう、って、スエーデン戦を観ながら思いました。スポーツの世界では日本は完全に女性上位です。テニスの世界でも、アラフォーの伊達さんや二十歳の土井さんの活躍をウインブルドンで観た方も多いでしょう。ゴルフだって、ふたりの宮里さんがUSオープンで活躍しました。(今の女子ゴルフはアジア、それも韓国が凄いんですが)

現代のスポーツはグローバル化してますから、強くなるためには、強い人たちのいるところで練習しないといくら才能があっても強くはなりません。これはプロもアマも同じです。女子の場合は、女子だけの世界で考えれば同じですが、男子も含めると国内にいても、男子という自分たちより上の世界が存在します。つまり、世界に出ていかなくても、いい指導者に巡り合えさえすれば、国内でも世界に伍していく人間を育てられるのです。テニスでもサッカーでもバレーボールでも日本の女子は男子を練習台にしています。

なでしこジャパンの決勝戦の相手はアメリカ。勝ったことのない相手らしいですけど、あのアビー・ワンバックっていう大砲を封じ込めれば全体的な技術は上ですから、勝てる気がします。日本時間で7月18日海の日の未明にキックオフです。いやあ、愉しみだ。

暑い日が続いてます。くれぐれも熱中症にはご注意ください。
夜中はがんがんエアコンかけても電力供給には問題ありません。東京電力ではこんなこと言いませんけど。

それぞれに、それなりによい週末を。


検証 東日本大震災 そのときソーシャルメディアは何を伝えたか? (ディスカヴァー携書)/立入 勝義
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