名曲喫茶
テーマ:好きな場所若者の街・渋谷。
私はこの渋谷という街が大嫌いだ。
ゴミゴミしててウルサイ、汚い、キャッチがウザイ、ギャルやギャル男がウザイ。私のように何も無い田舎から出てきた人間には、どうも好きになれない街なのだ。事実、よっぽどの用事が無い限り、私は渋谷へは行かない。
しかし、「よっぽどの用事」で渋谷に行かねばならなくなってしまったときに、必ず立ち寄る喫茶店がある。
「名曲喫茶 ライオン」
名曲喫茶とは、クラシックを専門に聴かせてくれる喫茶店である。リクエストも受け付けてくれる。
渋谷の道玄坂をちょっと脇へ、ラブホテル街の方へ入っていくとひっそりと佇んでいる。
店の中へ入ると、1階の座席の正面には重厚なスピーカーが鎮座している。
パンフレットによると、”帝都随一を誇るステレオ音響を完備”らしい。
私のお気に入りは2階席。店員さんに声をかけたら、暗い階段を2階へと上がっていく。
スピーカーの周りを囲むように吹き抜けになっている。
スピーカーに向かって座席が並び、その正面にはシャンデリア。
まるで昔の汽車の車内のような内装。
薄暗いフロアに、窓から柔らかい光がそっと差し込む。
私はいつも窓際の席に座り、アイスココアを頼む。
スピーカーから流れるクラシックに耳を傾けながら、ぼんやり好きな人のことや幸せなことを考える。
誰にも邪魔されない、私だけの幸せな時間がそこには流れてるのだ。
「ライオン」の他にもう一軒、私がよく行っていた名曲喫茶がある。
中野の「名曲喫茶 クラシック」である。
==つづく==





1 ■渋谷!
人が多すぎて気持ち悪い(笑) 今年に入って2回ほど行きましたが・・・
いいですね、素敵ですね、好きな場所があるというのは。そして恋をすることも素敵です。僕も街を歩けば恋をしているので素敵なダーティサ-ティといったところでしょうか(死)