実録ネットワークビジネス その2
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前回から始まったネットワークビジネス、いやいやマルチ商法シリーズ。
私がお客様や知人を通じて垣間見た、マルチ商法の世界をお届けしたいと思っております。
さてさて、前回。
私が独立開業して間もない頃。
ある日お客様が買ってしまったナント40万円のちゃっちいFAX。
お客様は申し訳なさそうに言うのでした。
『矢口さんに相談したら怒られると思ったんで・・・・』
いやいや怒ったって仕方ないですよ。
だって、もうクーリングオフ期間過ぎてますし・・・・。
なので、私はとりあえず何でそんな40万円のちゃっちいFAXを買ってしまったのかをお客様に聞いてみたのです。
すると・・・、お客様はいろんな理由を挙げたのですが、要約すると・・・、
①音楽大学時代の先輩からS氏(先輩のマルチの子)を紹介された
②でもって、そのS氏から例のちゃっちFAXを勧められた
③だが、そのFAXは、いずれ日本全国に張り巡らされる●TTの光ファイバー網と直結され、すんごい機械になるらしい(だがウソ)
④さらに、そのFAXを使って、何かの会員に向けて商材の販売広告FAXを送れるとか
そ・し・て・・・・・・、やっぱり最後は金。
⑤一台売ると、売ったやつに20万円が入ってくる
⑥なので、自分も2台売れば元が取れて、まあ悪くない
と、結論としては、1台原価数千円くらいのFAXを40万円で売って、その利益を売った奴が20万円、残りをその親の親の、また親で山分けってことでした。
う~ん、こりゃフツーに話聞いてマルチでしょ。
って思ったんですけど、さすがにお客様の前で
『マルチですよ!マルチ!』
とは言えないので、『う~ん・・・・』と唸って流します。
さすがにお客様も私に話したことで、ずいぶん冷静になったようで、ひょっとすると自分は騙されたんじゃないかと感じ始めていたようでしたが、それでも人間というのはなかなか認めないものなんですよね。
どうも私にそれを見極めてもらいたいといった感じで言うのでした。
『お願いです!矢口さん、(マルチの)Sさんに会ってもらえませんか??』
ええっ~~!!!
マルチの人間なんて会うだけで反吐が出る私ですが、お客様からお願いされては会わないわけにはまいりませぬ・・・。
ということで、私はお客様を通じてマルチの手先S氏と渋々ながら会うことになったのでした。
その3へつづく・・・。





