ナカノコール | おのれのダメさを確認中

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90年のダービー当日


あたしは、男友達2人と府中の競馬場にいました

19万人超えの入場者、人々、人々、人々、人々

なんとか、きね打ち麺にありつき


パドックで
黒光りピカピカの
アイネスフウジンに見とれ


アイネスフウジンの単勝枠連の3-5
買って


まさしく、立錐の余地無しのゴール板前のちょっと過ぎたところでレースを迎えました


大歓声の中、スタート!

人の頭越しに
先頭を行く
アイネスフウジン


不遇のベテラン騎手が
巡り会った馬…


襲いかかる
若手騎手


アイネスフウジンへの思い入れ十分のあたしは


両拳を握りしめ


「俺は、ダービーの逃げ切りを見たいんだ~」


と、連れ2人に叫ぶと
(なんせ、19万人超えなんで、叫ばないと聞こえません)


あたしらの周囲にも
「そうだよな!」
という共感の輪が出来たのを感じました


最後の直線


逃げるアイネスフウジンに外から、凄い脚で
メジロライアン
でも、届かず


アイネスフウジン逃げ切り勝ち


向こう正面、疲れきったアイネスフウジンをそっと促す中野栄治騎手


ゆっくりゆっくり
アイネスフウジンが帰って来ます


あたし等は叫びます
「ナカノ~、ナカノ~、ナッカノ!ナッカノ!」

周りも呼応して


「ナッカノ!ナッカノ!ナッカノ!」


19万人のナカノコール


いや~凄かったです


あたしは
多分、何千人いるであろう「ナカノコールは俺が始めた」の一人です


まぁ、皆さんも同じ気持ちだったのでしょう


JRAのテレホンカード

右手を挙げる馬上の中野栄治騎手の向こうの観客の中にあたしの顔が写っていました




勝負は、目黒記念


クリールカイザー