1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2016-11-18 06:28:13

白夜の軌跡物語

テーマ:小説

タ「き…貴様ッ…そ、その羽は…まさか!? ヴァンパイアか!」

 

ケ「へぇ、知ってるのか」

 

タ「昔、夜を支配していた最強の種族知らぬものは居ないだろう…まぁ100年前に人間どもに狩られ絶滅したと聞いたが…まさか生き残りが居ようとはな。」

 

ケ「詳しいね、概ねその通りだよ」

 

 タ「しかし…クハハッ!! すぐに本当に全滅するがなッ この俺の手によって!!」

 

ケ「…はぁー.…」

よく喋るなコイツ…

 

タ「この俺に掛かればヴァンパイアであろうとすぐに八つ裂きにすることが出来るのだ!」

 

ケ「へー…」

 

ケ「あーもうその辺で黙ってくれねぇかなー」

 

タ「何だと?」

 

ケ「くだらねぇし」

 

タ「く、くだらないッ!?」

 

ケ「言葉でならなんとでも言えるっての、戦う前からウダウダと 」

 

タ「なッ…!?」

 

ケ「ヴァンパイアを絶滅させたいなら さっさとかかって来いよ。 もっとも、満月の夜のヴァンパイアに勝てたるのならだけど」

 

タ「ずっ…図に乗るなよッ小僧ォッ!!望み通り絶滅させてやるッ!!!」

 挑発に乗ったタハバタは見る見るうちに形態を変化させ竜らしい翼が生えこちらに突っ込んできた

 

ケ「少し挑発しただけでこのありさまか 短期だなー!」

ケイゴは避ける素振りもみせず、タハバタが近づいてくるのを待っていた

 

タ「死ねェェェ!!小僧ォォォォッ!!」

勢いに任せ左腕を振りかぶり鋭い爪でケイゴを貫いた―

 

ケ「何処狙ってんのー?」

 

タ「!?」

ケイゴはいつの間にかタハバタの背後に回り攻撃を避けていた

 

タ「い、いつ俺の背後に移動した!?」

 

ケ「さぁね? 自分の目で確かめればいいじゃん 見えればだけどねぇ」

 

タ「ッ! な、舐めやがってェ!!!」

さらに挑発され今度は両腕を使い激しい乱撃でケイゴに襲い掛かった。

 

ケ「…」

ケイゴはその乱撃を寸での所ですべて躱していった

 

タ「小癪なぁぁッ!!!」

 

ケ「…ッ!!―」

ガシッ! ガシッ!

 

タ「ッ!?」

苛立ちの声を上げた直後にタハバタの両腕を掴み動きを止めた

 

ケ「ふんッ!」

ドスッ!

 

タ「グオッ!!」  

両腕を掴んだ事でがら空きになった腹に重い蹴りを入れた。タハバタは威力に耐え切れず吹き飛ばされ、近くの建物の壁に叩きつけられた。

 

タ「グォッ…バッァ…馬鹿なぁ―!?」

よろよろと立ち上がり苦悶の声を漏らすタハバタ

 

ケ「はぁー、久しぶりの戦闘だってのに…ガッカリだわ」

 

タ「な…ッ!?」

 

ケ「こんな程度で俺を倒そうって流石に舐めすぎてるわ…」

 

タ「な、何だとッ…!!」

 

ケ「俺を倒したかったら、リアさんか…オオガキぐらいの化物でもつれて来い!」

 

タ「リア…オオガキ…だと?この俺が…ただの人間に劣ると言いたいのか!?

 

ケ「そうだよ、お前よりあの二人のが全然強いわ~」

 

タ「な!舐めやがッ―!?」

ケ「遅せぇッ!」

ドゴッ!

 

タ「ガァッ―!?」

怒りで飛び掛かろうとしたタハバタよりも早く懐に入り込み重いパンチをボディに叩き込んだ

 

タ「ウオォォォエェェッ!!」

諸にパンチが入ったのだろうか蹲るタハバタ

 

ケ「そろそろお仕舞いにするよ、ウェリ達が待ってるしな。」

 

タ「ぐ…ぐウぅぅぅッッ!」

な、何て強さだ!?これが夜のヴァンパイアの力だと!? ふざけやがってこんな化物に勝てるわけがねぇッ!!

 

ケ「それじゃあな、えーと タハなんとかさん」

今度は手を拳ではなく開いた状態にしヴァンパイアの武器である爪を出し振りかぶった

 

タ「バァァァァァァッ!!」

爪があたる直前に蹲っていたタハバタはケイゴの方に顔を向け口から煙を出した

ケ「うおっ!何だこれ!?煙幕かッ!!」

 

タ「い、今だッ―!!」

タハバタは自分を見失ったケイゴに攻撃はせず 空に飛び立った

 

ケ「 ちくしょう前が見えねぇ!!」

 

タ「貴様なぞ相手にしていられるかッ!! せめて他の奴ら一人でも倒して梓穂様を喜ばしてくれるッ!」

そういうとタハバタは、飛び去っていった

 

ケ「あ、待ちやがれ!! いい加減煙幕邪魔だッ!」

バサッ!!

羽を思いっきり羽ばたかせ一帯に漂っていた煙幕を吹き飛ばした

 

ケ「やっと見えるようになった…すぐに追いついてやる!」

少し遅れてケイゴもタハバタを追い空に飛び立った

 

 

 

――――タラ城エントランスホール―――――

 

か「ぱちさん!良かった探してたんですよ―」

昴「かぐっち待った」

ぱちりぃに近づいていこうした瞬間 スッチーに止められた

 

か「え?」

昴「本当にこちらの味方か分からないし近づくのは危険だ」

 

か「殺意とかは感じられませんし、大丈夫だと思うけど…」

 

レ「まぁまぁ、ぱちさんぐらいになったら殺意隠すなんて簡単だから油断はしてはいけないよ~ 」

 

昴「その通りだ、ぱちさんまだ俺達は貴女を信じきれない この距離で話をするけどいいかね」

 

ぱ「当然の判断ですよ」

 

か「ごめんなさい…」

 

ぱ「きにしないで下さい 敵側だった人間をすぐに信用するのもおかしいですからね」

 

レ「そうだね~」

 

昴「一先ずそれは置いておこう。 ぱちさん全て話してもらっても構わないか?」

 

ぱ「分かりました。質問して下さい」

 

昴「分かった。ではまず、現在 白夜の軌跡のメンバーはどうなってる」

 

ぱ「ネコ島に行っていた皆を除く メンバーは一部を除いてギルドの地下に幽閉されています。」

 

か「ほとんどのメンバーは幽閉されているって事ですか!?」

 

ぱ「そうですね あの人の計画に意義を唱えた人がほとんどでした」

 

か「成る程…」

 

レ「って事は、幽閉されていないメンバーは 白夜をのっとる事に賛同したんだね~」

 

ぱ「賛同…とは違いますね」

 

昴「というと?」

 

ぱ「リアさん、アークズ、私も幽閉された皆と同じく、意義を唱えました」

 

か「えっ!?」

昴「何…?」

レ「へぇ、ならどうして襲ってきたの?」

 

ぱ「あの人は、私達3人に魔法を掛けたのです」

 

昴「魔法?」

 

ぱ「はい、人を自分の意のままにする魔法です」

 

か「人を…意のままにする魔法…」

昴「そんな魔法があるのか…」

 

レ「あぁ、確か禁術魔法だねぇー」

 

ぱ「その通りです」

 

昴「詳しいなレマッチ…」

 

レ「あははっ、昔どっかの本でみたことあるんだよー」

 

昴「そ、そうなのか」                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

 

レ「しかし驚きだねぇ そんな高度な魔法を使うなんて」

  しほっちは、そんな魔法使えなかったと思うんだけどなぁ

 

か「とりあえず…皆は一応無事なんですね?」

 

ぱ「はい。全員無事ではあります。」

 

昴「そうか…じゃあ二つ目の質問 ガッキーとマスターは無事ですか」

 

ぱ「…すいません分かりません。」

 

昴「分からない…とは?」

 

ぱ「先ほども言ったとおり私も操られていたので、意識が戻った時にはすでにガッキーもティルさんも居ませんでした」

 

か「そうですか…」

 

昴「ふむ…分かりました…」

 

ぱ「質問はもう大丈夫ですか」

 

昴「あぁ、十分で―」

 

レ「―最後に一つだけいいかなぁ」

 

か「レマさん?」

 

昴「どうした、レマッチ」

 

レ「いやねぇー少し気になっちゃってね ぱちさんいいですかね?」

 

ぱ「はい。構いません」

 

レ「ありがとうー さて聞きたい事は一つだけなんだけどさ―― 今回の首謀者って――誰?」

 

昴「レマッチ…?何を言ってるんだ?」

か「首謀者って…そんなの分かりきってるじゃないですかッ 梓穂ちゃんが白夜を占領したって―」

 

ぱ「違います」

 

か「え?」

 

昴「何だって…?」

 

レ「…」

 

ぱ「梓穂さんは確かに白夜を占領はしました。ですがこの計画を考えたのは――」

 

ヒュンー    ザシュッー!

 

ぱ「あッ――かふッ…!」

ドサッ―

 

か「え…?」

昴「ッ…!?」

レ「―!」

 

「…」

 ぱちりぃが話している途中に突然 声を上げ倒れた その後ろに、顔が見えないほど深くフードを被ったローブ姿の男が立っていた―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014-03-06 23:38:18

光の騎士後に幻想入り

テーマ:幻想入り小説

「うっ・・・」

目を開けるとそこは先の見えない程暗い場所だった


「此処は・・・何処だ・・・」

確か俺は文さんに案内をして貰っていて・・・ッ!そうだ・・・その後に確か文さんの仲間が現れて・・・フラン様達を・・・


「考えてる場合じゃないか・・・今はとりあえず・・・この状況を何とかしないとな」

真っ暗で何も見えないが、どうやら手足に鎖をつけられているようで身動きが取れなかった


「・・・ふんっ!」

両腕、両足に力を込め鎖を破壊しようとしたが鎖はミシミシと音をたてるものの壊れはしなかった


「ふぅ・・・やっぱりこのままじゃ無理か ―なら」  

息を整え、自分の中に眠るエルクゥの力を呼び覚ました エルクゥの状態で再び力を込めると鎖は簡単に砕けた


よし、早くフラン様達を探さないと・・・とは言っても真っ暗じゃどっちに進めばいいか・・・


?「ほぉ、流石は鬼といった所か」

 突然、暗闇の何処かから声が響き渡った


ッ!?

突然の声に辺りを見回すが何処にいるかはわからなかった


?「おっと、こちらからは君の場所が分かるが君が私の居場所が分からないと話にくいか」

今度は パチン、という音が辺りに響き渡った それと同時にさっきまで暗闇だった場所に光が差し込んできた


うッ!

突然の光に目が眩み 目を閉じてしまった


ッ・・・

視界が回復した所で、再び辺りを見回し、何人かが居るのを見つけた 俺の立っている床とは違い畳のようなものに座る

大きな羽と軽鎧を着た無表情の女性、見た所 天狗の長って所か 周りに護衛みたいな人達もついてるし


?「初めまして― オオガキ君・・・いや、罪を背負った鬼さん」

軽鎧の女性が無表情のまま話し始めた 何だろう・・・話し方に違和感を感じる


初めまして、えぇと・・・


?「このお方は天狗の長であらせられる 天魔様だ ワシは補佐役のガラスである 下賎な鬼よ」

今度は女性、名前は天魔さんと言ったか その隣に居る体つきの良い外見は30代ぐらいの天狗が話し始めた


さっきから・・・「鬼」という言葉が出るたびに殺意の様なものをこの人達から感じる・・・一体何だこれは


自己紹介ありがとうございます、それで 私に何の用ですか

フラン様達の所に急ぎたいが・・・下手に動いたら フラン様達に危害をくわえられるかもしれないな・・・


天魔「何、簡単な事だよ 君は私達天狗にとって畏怖するべき存在だ よってこの幻想郷から消えてもらいたい」


・・・仰っている意味が解りません


ガラス「ふん、これだから低俗な鬼は・・・ 貴様にも分かる様に言ってやろう 貴様は今日 ここで処刑されるんだよ」


・・・

これはまた…ストレートに来たな


ガラス「分かったか 低俗な鬼よ」


えぇ、一応は…理由を聞いてもいいですか


天魔「理由か、少し前に幻想郷に大量の同種の妖怪が徘徊していた異変があったな」


ッ!!
ガイヤさんとの戦いの時か…!


ガラス「あの異変で出回った妖怪は 貴様と瓜二つ 首謀者は貴様で間違いないだろう」


確かにあの異変は俺のクローンが出回った 疑われるのは当然だ…


天魔「奴らは妖怪の山にも当然入り込んで来た そのおかげで私達 山の妖怪が沢山の被害を受けた、君のおかげでな」


まさか…大きな被害が出ているとは…俺のクローンのせいで…


ガラス「貴様にはその罪をその命で償わせてやる 下賎な鬼」


確かに、幻想郷に現れた妖怪は俺のクローンで間違いないです


ガラス「やはりな、天魔様 即刻この下賎な鬼を処刑しましょう」


しかし、私はその異変での罪を自分で償うと心に誓いました


ガラス「…なんだと?」


ですので、貴方達に処刑される気はありません

自分が犠牲になって償う事は 親しい人達を悲しませる事にしかならないのは身を持って知ったからな…


ガラス「き…貴様、何を偉そうな事をッ!この下賎な鬼が自分の命を捧げる以外でワシ等に償うだと…」


はい


天魔「…」


ガラス「出来るわけがねぇだろうッ!この野蛮な鬼如きがッッ!!」

ガラスという天狗が突然怒りをあらわにし、近づいてきた


天魔「…うぅっ!」
ガラスが横から離れた瞬間、天魔さんが苦しそうにうめき声を上げた


ん?

どうしたんだ、突然 苦しみだしたぞ…


ガラス「ッ!」

そのうめき声を聞いたガラスは慌てて天魔の横に戻った


天魔「…」

ガラスが横に戻ると天魔さんはさっきと同じ無表情の顔に戻った


ガラス「危ない危ない…下賎な鬼如きに感情を乱されて失敗しては元もこうもない」


このガラスっていう人…何か裏があるな


ガラス「ふぅ… 今すぐにでも処刑をしてやりたい所だが、ワシも少し冷静さを欠いてしまった 処刑は後にしよう お前達、下賎な鬼が逃げない様に縛っておけ」


【はっ!】

二人を守る様に立っていた天狗達が俺の方に近づいてきた


ッ!

捕まるまいと臨戦態勢に入った


ガラス「おっと、抵抗すると 貴様の大事な者達がどうなっても知らんぞ?」


なッ!?

こいつ…


ガラス「貴様を捕らえるついでに そいつらも連れてきたのだ 貴様が下手に暴れないようにな」


ッ・・・


ガラス「さぁ、どうするかね?」


「…分った」スッ


ガラス「フン、それでいいんだ 下賎な鬼め」


フラン様達を危険に晒すわけにはいかない…フラン様、皆…どうか無事でいて下さい…











フ「うぅん…?」


咲「妹様!お目覚めになられたのですね!」


フ「あれ…咲夜? 此処は…?」


こぁ「此処は天狗達が作った牢屋ですよ 妹様」


フ「牢屋…? あっ!そうだ 文お姉さんは!?」


咲「…私達を牢屋に連行した後に何処かに行ってしまいましたよ」


フ「…そう、文お姉さんが私達を騙したのは夢じゃなかったんだ…」


咲「妹様…」


こぁ「…妹様を悲しませて、あの天狗…」


フ「あれ…咲夜、こぁ…オオガキは何処に居るの…?」


咲「それが…私達もさっき目覚めたのですが…」


こぁ「居なかったんですよ・・・どうやら私達とは別の所に連れて行かれたみたいです」


フ「そんな…何でオオガキだけ…」


咲「…推測ですが、この前起きたオオガキさんのクローン異変での被害が妖怪の山でもあったのかもしれません」


こぁ「あぁ…それで犯人はオオガキさんだと思ってるのかもしれませんね…」


フ「っ!オオガキは悪くないよっ!オオガキは皆を助けてくれたんだよっ!?」


咲「その通りです妹様…オオガキさんはあの異変での被害者であり、英雄です」


こぁ「けど天狗達は妖怪の山から滅多に出ないから誰が異変の首謀者か判らない だから異変で襲ってきたエルクゥに変身出来るオオガキさんを首謀者と思った と考えるべきですね」


咲「こぁの言う通りね」


フ「そんな…オオガキは悪い事をなんもしてないのに…」


こぁ「妹様の言う通りです、オオガキさんは悪くありません」


咲「えぇ、こんな所すぐに出て オオガキさんを救いに行きましょう 妹様」


フ「咲夜・・・こぁ…」


こぁ「さぁ、涙を拭いて下さいっ!そんな顔でオオガキさんに会ったら また心配されてしまいますよっ!」


咲「妹様は笑顔が一番です」


フ「…うんっ!」


こぁ「さぁ!そうと決まれば こんな所すぐに出ましょう!」


咲「そうね オオガキさんの所に急ぎましょう」


フ「牢屋は任せてっ! キュッとしてドカーン!」

右手を牢屋の扉の方に出し、握り締める すると牢屋の扉は跡形もなく吹き飛んだ


こぁ「流石妹様!」


フ「よしっ 行こう!二人ともっ―」


―あやや、勝手に出られては困りますね―


咲「ッ!文…」


フ「…文お姉さん」

こぁ「…」


文「あやや、そんな目で見ないで下さいよー こぁさん」


こぁ「よく、私達の前に顔を出せましたね」


文「あやや、 嫌われてしまってますね…」


こぁ「妹様は泣いていたんですよ!?貴方に裏切られてッ!」


文「…」


フ「やめて、こぁ…」


こぁ「しかし!妹様ッ」


フ「文お姉さんと話をさせて お願い」


こぁ「っ…ですが―」

咲「こぁ 妹様に任せましょう」


こぁ「…分かりました」


フ「…文お姉さん」


文「…何ですか? フランさん」


フ「何でオオガキを捕まえたの…?」


文「先日の黒い怪物が現れた異変を起こしたのがオオガキさんだと 天魔様が判断したので捕まえたのです。」


フ「違うよ! その異変はオオガキが起こしたんじゃないよ!」


文「それは上の者が判断する事です…私個人では判断出来ません」


フ「上…?」


文「私達天狗は他の妖怪の皆さんと違って自分より格上の存在には絶対服従をしなくてはいけないのです」


フ「…」


文「組織に属するっていうのは、自分の意思では動けなくなるのです」


フ「…文お姉さん」


文「はい?」


フ「文さんは…どう思ってるの?」


文「私、ですか?」


フ「組織とか、上下関係とか私にはわからない けど文お姉さん自身はどう思ってるの」


文「私自身の…意見は…」





――――――――同時刻


天「来たか、文」


文「あやや 久しぶりに会ったのに挨拶が硬いですねー天魔様」


天「…そうだったか…今日は気分が優れなくてな」


文「そうなんですか、あまり無理をしないで下さいね」


天「あぁ…」



文「しかし、突然呼び出してどうしたんですかー 天魔様」


天「…其方にやってもらいたい事があってな」


文「やってもらいたい事?」

折り入って私に頼む何て 何だろうか


天「先日の…黒い怪物の異変の首謀者を断定した…そ奴の身柄の確保をしてもらう」


文「ふむ…?成程」

ん…何か今日の天魔様おかしいですね

文「…あの異変の首謀者は倒されたと八雲紫が言ってませんでしたっけ」

ガラス「貴様は馬鹿か? あの様な辛気臭い妖怪の言葉を信じるとは―」


文「ッ!…ガラス」


ガラス「一介の天狗如きが…様を付けろ!」


文「―失礼しました ガラス様も居らしていたのですかー」


ガラス「ふん、天魔様の側近のワシが居ない訳が無かろう」


文「そうですよねー」

ガラス…前まで私と同じだった天狗が…少しの間に天魔様の側近にまで昇格するなんて、何かおかしいですね」


天「話を戻すが、その首謀者は少し前に八雲紫に連れて来られたオオガキという奴じゃ」


文「オオガキ…!」

噂に聞いていた人ですか…あれ?

文「天魔様」

天「何じゃ」


文「オオガキという人物が本当に異変を起こしたのですか?」


ガラス「貴様!天魔様の判断が間違っているとでも言うつもりか!」


文「そういうわけではありませんが…」


天「オオガキなる者は…黒い獣と同じ者に変身すると…偵察の者達が確認している」

文「ですが―」


天「文…それ以上 意見をするなら貴様を…反逆者とし捕らえる」


文「ッ!?」

天魔…様?


天「貴様は…黙って私に従えばよい」


文「…」

いつもの天魔様じゃない…


ガラス「というわけだ、さっさと準備をしろ あやつは今日 山の神達に会いに来る 騙して連れてくるのだ 解ったな」


…少し合わない間に天魔様に一体何が… 考えるのは止そう 天魔様がやれと言うのなら実行しなくちゃ…自分の意思は…隠そう





―――――


文「…私は オオガキさんがそんな事をする人だとは思えません」



フ「!」



咲「文…」



こぁ「…」



文「こぁさん、咲夜さん フランさん…すいませんでした!」

そう言うと文さんは深く頭を下げた



フ「文お姉さん…」



咲「…文が頭を下げるなんて」



こぁ「…!」



文「上からの命令は逆らえず 無実のオオガキさんを捕らえてしまって…私は何て愚かなんでしょうか」



咲「そんな事…文は天狗の一員としてやった事なんでしょう?」



フ「そうだよっ! 文お姉さんは悪くないよ!」



文「いいえ…私は、愚かで臆病者です! やってはいけない事と解っていても上司に逆らえずに実行してしまったのですからッ」



咲「…」


フ「…」



こぁ「…ふぅ、全部が巫山戯ていると思ったら 真面目な所もあるじゃないですか」



咲・フ「「こぁ…?」」



文「こぁ…さん?」



こぁ「妹様を泣かせた あなたを、最初は許さないと思ってましたが…」



文「…」



こぁ「あなたの本音を聴いたらもう そんな気持ち吹き飛んじゃいましたよ」



文「こぁさん…」



こぁ「しっかりと自分のした事を後悔出来てるのですから もうこれ以上は後悔しなくてもいいんですよ」



文「…嘘をいってるのかもしれませんよ」



こぁ「同じ上司を持つ者ですよ? あなたの真剣な目を見れば嘘か本当かぐらいか解ります」



文「こぁさん…ありがとうございます」



こぁ「お礼はいいですよ」



咲「こぁが真面目な所初めて見たわ…」



フ「うん…」



こぁ「咲夜さん、妹様ひどいですよ! 私だって真面目な時ぐらいあります!それよりオオガキさんを助けに行きましょうよ!」



フ「そうだよ!オオガキを助けなきゃ!」



咲「そうですね、急ぎましょう」



文「私も手伝います! やった事のケジメは付けさせて下さい」



咲「いいの?文、もしかしたら天狗達と戦う事になるわよ」



文「…それでも行きます、償いはしないといけません」



咲「そう、解ったわ」



こぁ「いいですねーその方の文さんのが好きですよ!」



フ「ありがとう文お姉さん!」



文「いえ、お礼はいいですよ 当然の事をするのですから」



フ「それでもだよっ! 文お姉さんが味方になってくれて嬉しいのっ」



文「フランさん…」



咲「それで、文 オオガキさんの居場所はわかるの?」



文「はい!山の反対側に天魔様と一部のガラスという天狗と部下数名しか知らない所に捕まっています 」



咲「結構遠いわね…」



急がないとオオガキさんが危ないです…」



フ「っ!急いで行かないと!」



こぁ「間に合いますかね…」



文「私が先に行って何とか長引かせておきます!皆さんは後から来てくださいっ!」



フ「お願い!文お姉さん!」



文「はい!任せてください! 幻想郷最速の意地を見せてあげますよっ」

そういって文お姉さんは羽を広げて飛び立っていった



こぁ「私達も急ぎましょう!」


咲「えぇ」

フ「うんっ!」

オオガキ…無事でいてねっ!








































AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2013-10-20 08:43:09

光の騎士後に幻想入り

テーマ:幻想入り小説

文さんに出会い道案内をお願いしてから30分程ぐらい経っただろか


文「成程、元の世界で敵のボスさんに倒される直前に 紫さんに助けてもらったんですね」


「はい、紫さんには感謝してもしきれません」


咲「前に聞いた事があるけど 壮絶な世界を生きて来たんですね…」


こぁ「そんな過去を持っていたんですねぇ…」


文「置いてきてしまった仲間の方達の事、心配ではないですか?」


「んー・・・心配していないと言ったら嘘になりますね・・・」


フ「やっぱり・・・」


文「ふむふむ」


「でも、俺が居なくても最終的にはボスを倒して 今は皆平和に暮らしてるみたいなので心配はしてませんよ!」


文「あやや、そうなんですかー ですがもう会えないんですよね・・・寂しくはないんですか?」


「はい、紫さんの話では もう私は元の世界には戻れないみたいです・・・けど、フラン様や紅魔館の皆さんとの毎日が楽しいですから寂しい気持ちはないですよっ」


フ「オオガキ・・・」

咲「オオガキさん・・・」

こぁ「キュンっとしちゃたじゃないですかぁ・・・」


「いやいや皆さんっ! そんな感動しなくても・・・」


咲「あら・・・?文、守矢神社はこっちじゃ―」


文「なるほどなるほどッ! ありがとうございます!ではッ!次の質問です!」


「ま、まだあるんですか・・・」


咲「・・・?」

文「はいっ この質問が記事のメインになると思いますので!」


「そうなんですか・・・分かりました どうぞ」


文「はいッ!それではオオガキさん―― ぶっちゃけ好きな人は居るんですか!?」


「ぶっ!?」


フ「!」


こぁ「おぉっ」


文「オオガキさんは幻想郷に来て日も浅いのに すでに沢山の人と交流を深めていますからねぇー ずばり好みの人も出来ているとみましたっ!」


「な、何でそうなるんですかッ!?い、居ませんよそんな人!!」


文「あややー?その反応からするに当たりみたいですねぇー? 誰ですか!フランさんですか! 妖怪の賢者の八雲紫さんですかっ それとも冥界の管理人 西行寺幽々子さん? 他にも永琳さん、チルノさん、てゐさんに・・・―」


「いやいやいや! 確かに皆さんとは仲良くさせて貰っていますけど! そ、そんな事は想ってもいなくて・・・それに私なんかに好かるなんて皆さんに迷惑になりますし!」


フ「・・・」


文「ご謙遜ですねぇ・・・しかし 密かに想っている人はいるんでしょう?私だけに教えてくださいよー」


「・・・ですよ」


文「え?」


「・・・俺は大事な仲間も護れなかった奴なんです そんな私何かが誰かに好意を寄せるなんてしてはいけないんです」


咲「オオガキさん・・・」

こぁ「・・・昔の事を何時までも引きずる気何ですか」

フ「・・・!」ギュッ


「フ、フラン様・・・?」

俺の腕をフラン様が抱きしめてきた 悲しそうな瞳で俺の顔を見ながら


フ「冗談でも・・・」


「・・・?」


フ「冗談でもそんな事言わないで!」


「ッ・・・!」


フ「オオガキは友達の為に命を掛けて必死に戦ったんでしょ だったら気に止む必要はないじゃないッ!」


「・・・フラン様」


フ「私はさっきの話を聴いてオオガキの事凄くカッコイイと思ったよ、他人の為に命を掛けて戦って・・・昔の私だったら理解出来なかった けど・・・オオガキと出会ってその気持ちを理解する事が出来たんだよ」


こぁ「妹様・・・」


フ「オオガキは自分では大した事してないと思ってるけど、私とお姉さまの仲を取り戻してくれたじゃないッ」


「・・・」


フ「だから・・・もうそんな事は言わないでよ・・・」

フラン様の瞳から涙がこぼれ落ちた


あぁ・・・俺は、何をしてるんだろうな フラン様を泣かせてしまって・・・


「・・・ごめんなさい、フラン様」

泣いてしまっているフラン様をそっと抱きしめた


フ「ふぇ・・・っ?」


文「あややっ!?」

こぁ「おぉっ!?」

咲「・・・」


「俺は今まで皆さんと楽しく生活しながら 自分の中で、本当に俺なんかが皆さんと仲良くなって暮らして居ていいのかと 心のそこで疑問に思っていました」


フ「・・・」


「俺は紅魔館、レミリアお嬢様 ケイゴ 咲夜さん 美鈴さん パチュリー様、こぁさん フラン様が大好きです。 ・・・だからこそ もしも皆さんに何かあって護れないんじゃないかと 怖いんです」


フラン様は何も言わず静かに聞いてくれていた


「けど・・・フラン様に怒られて考えました もう、過去には囚われず前に進もう と 」


フ「オオガキ…」


「ありがとうございます フラン様っ 」


フ「う、うんっ! 私はオオガキの主だからねっ!」


「はいっ フラン様と出会えて私は幸せですっ」


フ「わ、私もッ オオガキに会えて幸せだよっ! お姉さまと昔みたいに話せるようになったし!」


「あははっ、ありがとうございますっ」


フ「うんっ・・・あッ― ・・・///」


「ん? どうしましたかフラン様?」


フ「え、えっと・・・ね― うぅ・・・/// 」


「 フ、フラン様!? お顔が赤いですよっ!? ま、まさか風邪でもひいたんじゃッ!」


フ「ち、違うよッ!!風邪じゃないから気にしないでっ!」


「で、ですが」


フ「本当に大丈夫だからっ!!」


「そ、そうですか・・・」

咲「・・・」

こぁ「オオガキさん気づいてませんねぇ~」

文「オオガキさんは鈍感、っと いやぁ~ネタに困りませんねぇ」


「っと、そういえば 文さん 目的地の守矢神社は後どれくらいですか?」

文「あ、え 、えぇ・・・そうでしたね・・・ 守矢神社・・・にご案内でしたね もうすぐですよ~」

文さんは急かすように先を歩き始めた


咲「・・・文」

咲夜さんが突然文さんを呼び止めた


「咲夜さん・・・?」


文「あやや・・・どうしましたか、咲夜さん」


咲「さっき私の話を無理矢理遮ったけど、貴方 私達を何処に連れて行くつもりかしら?」


文「何処にって・・・守矢神社に決まってるじゃないですかー やだなぁ 咲夜さん」


フ「さ、咲夜・・・? 一体どうしたの・・・」


咲「・・・じゃあ、何故 守矢神社とは逆の方向にさっきから向かっているのかしら」


「え・・・」

何だって・・・


こぁ「どういう事ですかね・・・」


フ「そ、そんな・・・う、嘘だよね? 文お姉さん・・・」


文「・・・」


「本当何ですか・・・?」


文「・・・」

文さんは何も答えず 右手を上げた


 【ごくろうだった文】


バッ―!


「っ!!」

その瞬間 いつの間にか俺の周りを 文さんと同じ羽を生やした者達に囲まれてしまった


フ「オオガキッ!?」

こぁ「オオガキさん!」


咲「くッ!」

咲夜さんは瞬時にナイフを手にして臨戦態勢に入っていた しかし―

ガッ


咲「ッ!」

咲夜さんが仕掛けるよりも早く 天狗達は咲夜さんを拘束した


文「下手な真似はしないで下さい、傷つけたくはないので 大人しくしていて下さい・・・」


こぁ「ここは従ったほうがいいですね」

咲「・・・」

咲夜さんは無言でナイフをしまった、こぁさんも下手に動かずに従うようだった


フ「・・・文お姉さん、何でこんな事するの・・・?」


文「フランさん・・・」


咲「フ、フランお嬢様! 危ないです下がってください!」


フ「大丈夫だよ!文お姉さんは良い人だもん! 私達を驚かそうとしてるだけなんだよね?」


文「・・・」


フ「あ、文お姉さん!」

フラン様は文さんに近づこうとした 次の瞬間―


フ「ッ・・・!―」

 他の天狗達がフラン様に手刀を入れ地面にひれ伏した


【貴様!動くなと言っただろう!】


「!!」

文「!」

咲「フランお嬢様ッ!」

こぁ「妹様!」


「き・・・貴様らァァァァァァァッ!!」

フラン様が倒れた瞬間 怒りがこみ上げて 拘束していた天狗達を振り払った


【なっ!貴様!聞こえていなかったのか!動くなとッ!―】


黙れ


【ッ!?】


「お前等・・・ただで済むと思うなよ・・・?」

俺は怒りに身を任せ エルクゥに変身しようとした


文「       」

トスッ


「かはっ!?―」

何が起きたかは解らなかった 俺が変身しようと手を交差した直後 後ろから衝撃を受けた 俺はそのまま倒れ込み 意識が遠のいてしまった


咲「オオ さ !」

こぁ「なん 事  !!」


薄れいく意識の中で微かに 咲夜さん達の声が聴こえてきた








―八坂神社―


加「う~ん・・・来ないねぇ・・・」


早「道にでも迷われたのでしょうか・・・?」


諏「加奈子ーちゃんと手紙に場所書いたのー?」


加「何を言ってるんだ当然じゃない・・・あ 」


諏「忘れてたんだね・・・」


早「加奈子様・・・」


加「う、うるさいよっ!私だって忘れる事ぐらいあるわ!」


諏「やれやれだねぇ・・・ 早苗ーちょっと探してきてくれる?」


早「あ、はい 分かりましたー」


加「早苗、すまないね・・・」


早「いえいえ、加奈子様 ついでに天狗の方にもご用事がありましたので!」


そう言うと早苗はすぐに飛び立っていった


諏「・・・加奈子」


加「あぁ・・・気づいてるよ  そろそろ出てきたらどうだい―」


         ・・・気づかれていたか


諏「気づかれないとでも? 私達は神様だよ アンタの存在を感知出来るのは当然だよ」


加「そういう事だよ、 まさかアンタにまた会えるなんてね  ヌアザ―!

















AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。