あともどり防止の装置について | 池袋3分の矯正歯科-キレイな歯並びで笑顔を作ります

あともどり防止の装置について

◆あともどり防止の装置について


池袋の茗水(めいすい)矯正歯科の院長の北原です。最近はかなり花粉が飛んでいるようですね。

花粉症の患者さんで最近つらそうにしている方がしばしば見受けられます。

私は軽めの花粉症で、屋内から外へ出ると目がかゆくなったり、くしゃみが出たりしますが、病院に行くほどではありません。このままひどくならないことを祈っています。

さて、当院では取り外し式のリテーナーを、ワイヤーを外した最初の3~4ヶ月は、ごはんの時と歯みがきの時以外、ずっと使用していただきます。

    リテーナー


4ヶ月ほどたって問題なければ、昼間ははずして夜寝ている間だけ使用していただきます。

それを1年くらい続けて、その後は一日おきに夜だけ使う、というようにだんだん使用時間を減らしていきます。

そしてワイヤーを外してから2年後に検査をして、あともどりがないか確認して、矯正治療は終了となります。

そして、あともどり防止のための装置として、前歯の裏側の見えない場所につける固定のワイヤーもあります。


このワイヤーは矯正治療後に一般的に使われていて、通常は数年付けているのですが、長いと、5年から10年付けている方もいます。一生つけたままにするという矯正科医もまれにいます。

当院ではこのワイヤーは現在は使用していません。歯の裏側のワイヤーの周りが、虫歯や歯周病になるリスクが高まるからです。

最近はネットなどにより、患者さんもこの方法を知っているらしく、当院では裏側にワイヤーをつけないと言うと、安心される方もいます。

そしてこのワイヤーは何年も付けていても、はずすとあともどりが起こる事があります。

私は前院長から当院を引き継いで院長となりました。当院は前院長が開業して38年の歴史があります。

ときどき、裏側の固定のワイヤーが前院長の時代から10年以上ついているのではずしてほしい、という患者さんが来られます。

そのような方で、ワイヤーを外した後、前歯が動いてだんだんとがたがたになっていく方がいました。

ワイヤーが10年もついていたのだから、歯が骨の中で安定して、歯は動かないように思われますが、固定のワイヤーをはずすと、歯が動いてしまうこともあるのです。

このような事から、私は固定のワイヤーを付けても歯は必ずしも安定しないと考えていて、それよりも、しっかりと咬み合って安定する矯正治療をすることに重点をおいています。

◆茗水矯正歯科
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