ノラネコは月をミル

テーマ:


ノラネコは旅の途中でオトシモノをした







それがナニかはわからない





ただそれが大切なモノだとノラネコは知っていた








夜になる







マックラな夜










マックラの方がよく見える






どこに落としたのかもわからない
そのモノは夜になると光る








ジンワリと





蒼く光る









ノラネコは見つける






蒼いココロの光を








落としたものはココロだった




ノラネコのココロ






スーッとノラネコの中にココロが入る









何も変わらない







突然オトが鳴る







波のオト

ココチノイイ波がノラネコを包む






ノラネコは突然唄いだす




聴いたことがあるのか
ないのかもわからない
その唄を









ただ身を任せて ウタウ







月夜






もうこれ以上 のこと




ように離れていよう



今僕は ではなく



誰かのため生きることになっても





が誰かと歩いてゆく姿を




僕は気づかないフリしていかなくちゃ








あの頃じゃないから







ねぇそれでもこんな夜




思いだすよ 月の好きな を







簡単なのね 言われてしまうくらいに




また出会っても通り過ぎてゆくけど






平気じゃないから






忘れたわけじゃない







もうこれ以上





のこと






さずにいられたら



















ナニかが欠けていた






ナニかを思い出すのを

ナニかが必死に止めている









そのナニかを見るように










ノラネコは月をミル
AD