19歳の高齢のわんちゃんのスケーリング (歯周病・歯石除去)
テーマ:院長ブログ 2011-08-26 15:43:29先日、19歳の高齢のわんちゃんがご来院されました。
ご家族からのご要望は 歯周病 歯石除去 でした。
このわんちゃんの歯を診ると
全体的に歯がぐらぐらしていて
今にもほぼ歯が抜けてしまいそうな状態でした
また鼻血がありました。
鼻血の原因は歯の根っこの問題でした。
そこで歯周病に対する処置のご説明をしましたが、
歯周病の処置には麻酔が必要になります。
麻酔は高齢のわんちゃんにとってはとても負担になります。
この麻酔のリスクを飼主様にご説明し
生命の覚悟もご納得頂きました。
その上で歯周病の処置、スケーリングを実施しました。
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スケーリング後
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通常、このわんちゃんのお口の中の状態ですと
処置には約60分かかる状態でした
ですが、麻酔のリスクを優先し
40分ほどで処置を終えました。
スケーリングは通常日帰りの処置ですが
わんちゃんの健康状態を優先し
一日、動物病院でしっかりと容態を管理して
元気・食欲ともに問題がなかったのでお帰りになりました
歯石の処置の5日後
お預かりで再度ご来院されましたが
元気も食欲もありました
今まで歯がぐらぐらしていたので食事が食べにくかったのでしょう
処置後は、元気だった頃と変わらずご飯を食べてくれました。
何より、ご家族の方が
わんちゃんの口臭がなくなったことで
少し遠ざかっていたわんちゃんとのスキンシップに抵抗がなく
前よりさらに可愛がられるようになりました
とのご意見がありました
単に病気の処置だけではなく
わんちゃんが美味しくご飯を食べれるようになること
飼主様のスキンシップが深まること
など派生して動物と飼主様の生活の質の向上(QOL)に繋がると
改めて感じました。
歯周病がひどくなくても
適切な歯のケアは、わんちゃんとの触れ合いにおいてとても意義がありますよ。










