迷子

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先日実家の庭先に鳥が死んでいた



私は丁度出かける間際で、
「かわいそうだから埋めてあげようか」と話している父母の会話を背に家を出た



数時間後帰宅すると
母の顔は涙でくしゃくしゃになっていた



話を聞いてみると
この鳥はどうも伝書鳩で、足に識別するためのものらしい輪っかをつけていた
それが気がかりで母はそこから連絡先を辿って飼い主に電話をかけたらしい
するとやはりこの鳥は伝書鳩で、新潟のムラカミという土地から出発して浜松に向かうはずだったとの事
いつまでも帰ってこないので心配していたとの事



そんな話を聞いているうちに感極まってしまったらしい
また、自分たちが飼っている猫や犬と重ねて考えてしまったようで
「かわいそうでね・・・」と涙が止まらなくなってしまったらしい



たしかに



たとえば同じように愛猫を伝書猫としておつかいに出したとして途中で事故に遭ってしまったら・・・
そのうえその息絶えた場所が今回のように庭に埋めて弔ってくれるような動物好きのお家じゃなかったら・・・



てな事を一人になってから考えてたら切なくなっちゃって
母と同じ顔になった


伝書鳩って本当にいるんだね
動物の帰巣本能を活かしたものなんだけど、ほんとすごいよね
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