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陽紫 雅淑 の ブログ

こんにちは 陽紫雅淑 です

 

先日、民生委員をしています。という事を告白しましたが(別に隠してませんが)

 

私が今の住居区に越してきてから、すぐに町内会の事業部の役員をしています。

 

もう、20年近くずっと役員です。

 

こういうと、いや~ そういうボランティア好きだからでしょ? とか いう人もいますが、

そうではありません。

 

私は一人っ子で両親は60才台で他界しましたので、この土地で生きていくには、近所の人に頼るしかない状況でした。

 

この地域は恵まれたことに、私の様な世代で子供も同年代で沢山います。

 

 

地域の目によって子どもたちを見ていく事で犯罪防止や円滑な人間関係を育んでいく為に、町内会活動ってとても重要だと思ったので、自らがその関係性を高めるための事業をしたいと思い、自ら役員になりました。

 

私の4人の子どもは長男においては成人して社会に出るくらい大きくなってますので、可愛かった面影はありませんが、町内会の人には、その大人になっていく成長を見守られ、

 

あんたんちの子どもは、遠くからでも、ちゃんと挨拶してくれるんだよ。

とか

この前、スーパーで見たよ。

とか

教えてもらう事が出来ています。

 

お互いに認識しているから出来る事です

 

20年と言っても、私は その時その時のやりたい事を優先していますので、出来ない時はやらない。そういうスタンスで臨んでいます。

だって、ボランティアですから。 

そして、何より、町内会に所属する人は平等であり、同じ立場ですから、誰か一人が犠牲になって一生懸命にやらねければいけない仕事ではありません。

 

そんな中、今年1年限りの班長さんとお話しする場がありました。

 

話の中で、班長さんから出る問題点、住民からの苦情、そんな事をざっくばらんに聞くという会合だったのですが、会話がおかしいんです。

 

会長: お忙しい中、町内会活動にご尽力いただきありがとうございます。

     なるべく、ご負担の無いように、していきますのでご協力お願いします

 

班長: もっと●●になるように、××してください。

班長: どうして、こんなことしなきゃならないのか?

 

町内会って、強制活動ではありませんし自主的活動です、住民は平等です

 

会長だって、もしかすると、元はどこかの社長だったかもしれないけど、町内ではそんな事は関係ありません。一住民です。

 

そして、班長だって、順番で回ってきただけかもしれませんが、やりたくないのかも知れませんが、一住民なのです。

 

そこに、上下関係はありません。役割が異なるだけです。

 

これは、PTA活動でも同じことです。

雇用関係にあるならば、このやりとりは分かります。

お金を払って雇っている。仕事をして対価をもらう。 それが不当ならばモノ申せばいい。

 

でも、対等な関係において、

 

すみません。お願いします。

とか、

文句をいうのはオカシイ のです。

 

あやまったり、お願いしたりするから、 怒られたり文句を言われるのです。

 

お願いします ではなく、 一緒にやっていきましょう

必要とされるのは 建設的な意見

××してください ではなく 

●●なので、こうした方が良いと思います

 

どうも、日本人は、どんな場合でも、帰属意識と従属意識に強く囚われがちだと思います。

そこで、自主性を重んじ、自己発信が出来ないなら成長も発展もないのです。

 

やらされるのではなく    やる のです。

やりたくないなら 自分の責任の下 やらない 

それだけ。