11日の日本相撲協会広報部の記者会見内容は、次の通り。

 ――(賭博が)わかった経緯は。いつ自己申告があった

 陸奥部長(元大関霧島)「そういうのを聞いて、関わったことがあると自己申告してきた」

 ――(申告者の)名前は

 八角広報副部長(元横綱北勝海)「自発的に言ってきたことでもあり、特定される情報は公表できない」

 ――警察への連絡や処分は

 八角「これからですね。自分から言ってきたわけですから。理事会で何か処分はする。現時点で処分はない。(申告は)師匠を通して言ってきた」

 陸奥「これからこういうことがあれば、協会として重い処分を与える」

 八角「今までは悪しき伝統があった。巡業の支度部屋で花札をするとか」

 ――今後の調査は

 八角「生活指導部特別委員会でやっていく」

 ――暴力団は背後に

 協会弁護士「今回の問題は、賭博をやりやすい風土の中で自己申告があったということ。賭博に関してはこうした対応をする。暴力団とのつながりがあれば、厳しい態度で別の角度から処分を検討する」

 ――公表できないのか

 陸奥「(力士の)将来のこともありますし、個人情報なので公表できない。今までは甘い部分があった。こういうことが今後あった場合は、それなりの厳しい処分をする」

 ――違法性があった場合は警察に通報するのか

 八角「もちろん通報する。何回も講習会をやっていくことが再発防止につながると思う」

 陸奥「過去に何があったかではなく、これからこういうことがないように、頑張っていきたい」

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 反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」による日本の調査捕鯨妨害事件で、傷害や艦船侵入など5罪で起訴された抗議船「アディ・ギル号」元船長、ピーター・ベスーン被告(45)=ニュージーランド国籍=は27日、東京地裁で開かれた初公判で「いかなる人も傷つける意図はなかった」と述べ傷害罪の起訴内容を否認した。他の4罪は認めたが、威力業務妨害罪は「背景にいろいろな事情があり審理で明らかにする」、艦船侵入罪は「正当な理由があった」と述べた。

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 SSの妨害行為が日本の法廷で裁かれるのは初めて。公判の冒頭で多和田隆史裁判長は、ベスーン被告に「不規則発言や不穏な挙動があればただちに退廷させ、録音機などの使用が判明したら身柄を拘束する」と異例の注意をした。

 検察側は冒頭陳述で、今年1月6日にア号が調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」と衝突し大破したことから、ベスーン被告が抗議活動をエスカレートさせた経緯を説明した。

 起訴状によると、ベスーン被告は2月11日午後11時ごろ、南極海上で小型ボートから酪酸入りガラス瓶を発射。第2昭南丸の船体で破裂させ、酪酸の異臭を広げて業務を妨害し、男性乗組員(24)の顔に1週間のやけどを負わせた(傷害と威力業務妨害)。また同15日午前7時半ごろには水上バイクで同船に接近し、防護ネットを刃渡り約19センチのナイフで破り船内に侵入したとされる(銃刀法違反と器物損壊、艦船侵入)。

 捕鯨船団が撮影したビデオ映像には、SS代表でカナダ人のポール・ワトソン容疑者(59)がア号に乗船している姿が映っており、海上保安庁は4月、ベスーン被告と共謀したとして傷害と威力業務妨害の疑いでワトソン容疑者の逮捕状を取った。現在、国際刑事警察機構(ICPO)を通じ国際手配の手続きを進めている。

 公判は27日から連日開廷し、第2昭南丸乗組員の証人尋問や被告人質問が行われる。6月中に結審する見通し。【伊藤直孝、和田武士】

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