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最初の 相手は

薬物中毒者 だった

奇声を 上げたり

棒を 振り回したり

警察に 連れていかれるが

何時の間にか 戻ってくる

法律が あてにならないと

感じた 切っ掛けだった

その頃 蹂躙されるだけの

己に 憎悪 憤怒 やり場無き 激情

蹂躙される側 強くなりたいと

金無く 図書館で 格闘技関連の書を

読み漁り なんとなしに

役に立ちそうな 気がして 

医学書 人体解剖図等を

頭に叩き込み 体を鍛え始めた

三ケ月頃 初めて 吐血

消毒に なるだろうと 47度の

ジンを 流し込み 嘔吐と 吐血を

繰り返す 心体が 借り物にしか

感じない どんなに 嬲っても

意に介さず 既に 狂気の狭間を

彷徨いながら 半年程経ち 手応えを感じる

獲物を 求め 歩いていると 吸い寄せられる様に

中毒者の元に 足が向く 奇声を発し 棒を振り回す

奴がいた 緊張感と 得も言われぬ 喜びに包まれ

宣戦布告の 跳び蹴りをする 重たく響く声で

何すんじゃ と 吠える 初めて聞く 奇声以外の声

一瞬 怯んだが 腹を据えて 拳 肘 膝 踵 頭 脛

あらゆる部位を使い 打撃を 打ち込む

相手が ラリっているからなのか

己の 力が弱いのか 中毒者の 攻撃が

棒が 当たる回数増え 投げ飛ばされ

殴られ 蹴られ 次第に 力が 入らなくなる

絶望と 蹂躙される側にしか なれぬ

哀しみが 激情の叫びとして 響いた時

視界が 変わる 中毒者の 急所

その先 筋肉 内臓 骨 人体解剖図が

隙間 空きの部位だけ 鮮明に視界に映る

迷わず 全力で 拳を 叩き込む

初めて感じる 確かな 手ごたえ

血反吐を 吐く 中毒者

その血が 顔にかかり 異様な匂いするも

手を休めず 視界に映る 急所を

攻撃し 続ける どのくらい 時が経ったのか

拳を だそうとした 瞬間 視界に

景色だけが 映り 暫く呆然とする

心体の感覚無く 己の状態が わからない

何気に 下に 目を向けると 虫の息の

中毒者が 視界に映る その瞬間

快楽と 恍惚感に 満たされ

魂から 鬼が産まれた

あの日から 獲物を求め 彷徨い

獲物を 嬲り 蹂躙し 快楽 恍惚を 餌に

鬼が 修羅に その修羅に

己が 飲み込まれていく




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