菅首相は12日午前、口蹄疫の被害が拡大している宮崎県を訪れ、被害に遭った宮崎市内の畜産農家を視察した。

 口蹄疫の発生以降、首相が被害農家を視察するのは初めて。

 菅首相は、名種牛として知られ、殺処分された「安平」を育てた繁殖農家を訪れ、牧場内などを視察。生活支援の要請を受け、「感染拡大をいかに抑えるかに全力を挙げたい。(経営)再建できるよう手当てしていきたい」と語った。

 その後、宮崎県庁で東国原英夫知事らと今後の対策などを協議。首相は「国家的危機との認識を持っている。政府の責任者として全力を挙げる。必要なことは人、物、金含めて対応していきたい」と強調した。

 鳩山前首相は、宮崎県が4月20日に口蹄疫発生の疑いを発表してから1か月半が経過した6月1日になって初めて宮崎入りしたが、視察は行わなかった。菅首相が就任5日目で現地入りし、被害農家に足を運んだのは、さらなる口蹄疫の拡大が確認されたことを受けたもので、鳩山政権が初動の遅れを批判されたことが念頭にあるとみられる。

 菅内閣では、内閣発足翌日の9日から3日連続で口蹄疫対策本部の会合を開き、首相が「危機管理上の重要な課題として、内閣の総力を挙げて取り組む覚悟だ」と強調している。

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