りおみーのブログ ニュースとお笑い芸人に不毛な突っ込み

主にお笑いのネタに関して、時々ニュースに関して、「これってどういう事?」をロジカルに分析してます。

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テーマ:
笑いを阻害するものは、
あなたの内にあるかも?

□□□□□□はじめに□□□□□□

アサ芸プラスの記事(http://www.asagei.com/90277)によると、

「キングオブコント2017」でのあるネタが批判されたそうです。

それは、
お笑いコンビ「ゾフィー」が1stステージで披露した、
「母親が家出した理由に悩む父子」のネタ。

「ゾフィー」は、上田航平さんとサイトウナオキさんのコンビ。

問題のネタは、
母親が家出し、
理由が解らないと悩む父親と、
動揺する息子のやりとり。

その息子の動揺の理由が、
「ご飯が食べられないから」
というもの。

息子:「『メシ』食った父さんに、『メシ』食ってない俺の気持ちがわかるかよ!」

母親から「帰る」という連絡が入ると、
息子:「良かったぁ!『 メシ』帰ってくるんだ!」

記事によると、
「その内容が、母親は『メシを作るだけの人』という設定で笑いを取るというものだったため、女性視聴者から『妻を飯炊き扱いするのはまったく笑えない』『ふざけるな!』『フェミニスト団体から抗議が来るのでは?』と批判が殺到しました」

…だそうですが、、、

□□□□□□矮小化□□□□□□

母親が家出した、、、おおごとですよね。

悩む父親が当たり前。

それに対して、
今、食事が食べられないという息子の悩みは、
常識的には些細な問題です。

このネタは、

「母親が家出する」という重大事件を、
「今、飯が食えない」というどうでもいい事に、
「矮小化」するから面白い訳ですね。

< 基準 >:「母親の家出」という重大な問題にも拘わらず
< ズレ >:「空腹の充足」という矮小な問題と捉える
<ツッコミ>:「そういう問題じゃねーよ!」「そんな事どーでもいいわ!」

□□□□□□設定じゃなくボケ□□□□□□

「矮小化」と感じて笑うのは、
当たり前ですが観客です。

コントで「飯が食えない」と悩む「役柄としての息子」に、
「矮小化」しているという認識があっちゃダメですよね。

そのために息子役が備えなければならない資質が、
「食事へのこだわりが半端無いキャラ」
「母親を『メシを作るだけの人』ととらえる鬼畜キャラ」
…という非常識、異常性です。

キャラクター自体が、
ディスコミュニケーションになっている訳です。

記事では、
「その内容が、母親は『メシを作るだけの人』という設定で笑いを取るというもの」
と、書かれていますが、

「母親は『メシを作るだけの人』という設定」
で、笑いを取っているのではなく、
「母親は『メシを作るだけの人』ととらえるというボケ」
で、笑いを取っているんですね。

ざっくり突っ込むなら、
「そんな奴いねーよ!」

< 基準 >:母親は『メシを作るだけの人』と考える人はいないにも拘わらず
< ズレ >:母親は『メシを作るだけの人』と考える
<ツッコミ>:「そんな奴いねーよ!」

「母親を『メシを作るだけの人』ととらえる」なんて、
あり得ないディスコミュニケーションだからこその笑いな訳ですよね。

携帯電話に、
母親の事を「メシ」と登録するところなんか、
「あり得ない事だからこそボケになる」以外の何物でもないでしょう。

ところが、
記事によると、
さまぁ~ずの三村さんも、
「『お母さんはメシじゃないんで。』と笑みをいっさい見せないままコメントし『言えないからオレも。真面目になっちゃった』と発言。」
だそうですが、、、

…っていうか、真面目にならないで突っ込んで!

言ってる内容、
突っ込みそのものじゃん!

「お母さんメシじゃねーよ!」
「そんな奴いねーよ!」

って!!!

□□□□□笑いを阻むもの□□□□□

私の理屈は、
「笑い」=「突っ込みたい気持ち」。

「突っ込みたい気持ち」は、
「笑いのフォーマット」を感受する事。

つまり「笑えない」って事は、
瞬間的に「笑いのフォーマット」を感受してないって事です。

このネタの「笑いのフォーマット」の感受に必要なのは、
「母親=メシではない」という価値観を共有し、「基準」として設定する事と、
「母親=メシ」という価値観を「ズレ」として認識する事。

もちろん、笑えないという人が「母親=メシ」と考えている訳ではないですよね。

だって「母親=メシ」を批判している訳ですから。

という事は、
笑いのフォーマットの感受を阻害する要因がある訳という事です。

過去の記事では、
そういう阻害要因の事を、
「prejudice」と表現しました。

事前(pre)の、何らかの判断(judice)が笑いのフォーマットを阻害している。

例えば、
自分の父親が母親に対して何時も、
「飯もまともに作れねぇのか!」
って言っているのを見てたとか、、、

逆に、早朝の部活に合わせて何時も早起きして弁当を作ってもらって、母親にすごく感謝しているとか、、、

奥さんに家事全般頼りきってる旦那さんとか、、、

「母親」と「メシ」のイメージの結び付きが強い場合。

感謝等のプラスイメージであれ、罪悪感等のマイナスイメージであれ、
「母親=メシ」という価値観の存在を想像し得るとか、、、
「母親=メシ」にリアリティーを感じているとか、、、

…等の「prejudice」により、
瞬間的に「母親=メシではない」を基準として設定出来ず、
笑いのフォーマットの感受を阻害してるって事だと考えます。

逆に、笑う人は、

「母親が『メシを作るだけの人』な訳ない」
「そんな考えなんかあり得ない」
からこそ、
突っ込みたい気持ちになるんじゃないでしょうか。

例えば、
家事を分担する両親のもとで育ち、
当然の事として結婚した後も家事を分担する人が、
このネタを見たら……

「そんな奴いねーよ!」
って、思いません?

笑えない理由は、
笑えない人の頭の中に存在する!

□□□□□□まとめ□□□□□□

記事にあったネットの声、

「いや、これはありえない前提を楽しむコントだから」
「このネタをダメにされたら世の中からお笑いがなくなる」

正論です!!!

常識からズレる事が、ディスコミュニケーション。

常識からズレる事を否定されたら笑いが無くなります。

ある意味、
このネタを見て笑えない人が存在する社会に対する強烈な皮肉といえるかも知れませんね。

□□□□□□個人的には…□□□□□□

個人的には、地味ですが、

正論を吐きながらもカップ麺を食べてた父親も面白い。

「食う暇あったら探しに行け!」


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m(__)m



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