愛知県豊川市の一家5人殺傷事件で、岩瀬一美さん(58)の長男、高之容疑者(30)が一美さんの給料を管理していたのは、引きこもり状態だった同容疑者を一美さんが自立させようとしたためだったことが、捜査関係者の話で新たに判明した。

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 親族ら関係者によると、高之容疑者は一美さんの収入20万~30万円から、一美さんに5万円、母に4万円を毎月渡し、残りは自分で使っていたという。96年ごろから引きこもり始めた同容疑者は、インターネットのオークションや通信販売で大量の買い物をしていた。

 県警豊川署は7日、5人を刺した後に自宅に放火したとして、現住建造物等放火容疑で高之容疑者を再逮捕する。

 高之容疑者は4月17日午前2時ごろ、自宅2階の自室の布団にライターで火をつけ、2階部分を半焼させた疑いが持たれている。同署によると、逮捕直後の調べに「家も燃えてしまえと思った」と供述していた。

 捜査関係者によると、高之容疑者は7日、殺人容疑などでの拘置期限を迎えるが、名古屋地検は処分保留にする模様。地検は今後、高之容疑者の精神状態を調べるための鑑定留置を申請するかどうか検討するとみられる。

 同署のこれまでの調べで、高之容疑者はインターネットを解約されたことに腹を立て、一美さんとめいの金丸友美ちゃん(1)を包丁で刺して殺害し、母(58)ら3人を刺して重軽傷を負わせたとされる。このうち、一美さんへの殺人容疑と3人への殺人未遂容疑での拘置期限を7日に迎える。【沢田勇】

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