桜舞う季節に想うこと。

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IMG_20170416_231836763.jpg豊前では、ずいぶんと遅い開花から日数が経ち、薄紅の花も散りゆき、葉桜になってきた今日この頃。

 

 

この時期の桜を詠んだ句がある。

 

 

『散る桜 残る桜も 散る桜』

 

 

これは、曹洞宗の僧侶で、歌人でもあった良寛和尚の句だ。

辞世の句とも言われている。

 

 

春を象徴する桜の花を見ると多くの場合、ほっとするような気分になるが、この句ははなびらが散っていくそのはかなさを通して、人間のいのちについて詠っているいる。

 

 

ぼくはお坊さんであるので、時々、葬儀のご縁があるが、

 

衣を着て、葬儀に行くと「故人とのお別れ」という意味合いでお参りされている方が多いように見受けられる。

 

それは葬儀なんだから、あたりまえじゃないか。

 

…という人が多いとは思うが、お別れだけでなく、

葬儀の場面でいったいどれくらいの人が、

自らの死に思いを馳せるのだろうかということが気にかかる。

 

もちろん、これは自分も含めてだ。

 

 

葬儀は、お別れと同時に自らのいのちの有限さと、

どうにもならなさを抱えているいのちだということを確認する場でもある。

 

 

「人間はいつか死ぬ」

 

 

それは、分かりきったこと。

 

けれども、その「いつ」がまったくわからない。

 

 

だから、怖い。

怖いからフタをする。

 

フタをすれば、見えなくなるかもしれないけれど、

なくなったわけじゃない。

 

ひょっこり向こうから顔を出して、

「やあ」とまるで友人のような気軽さで

突如目の前に現れる。

 

そんなに近くにあるのに、

なぜか遠くに感じる。

 

 

う~ん。

なんだか、なぞなぞみたいになってきた。

 

 

今を生きている私も散る桜。

 

そのことを散った桜に教えられたが、

最後に大事なことをもう一つ。

 

 

散った花びらは空中に消えゆくのではなく、しっかり地面に受け止められている。

 

 

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2017年4月8日(土)

お釈迦様の誕生日である、この日。

 

福岡県豊前市の浄土真宗本願寺派のお寺、賢明寺では「花まつり2017」が行われた。

 

この行事。賢明寺では今年で3回目になる。

 

そもそも、みなさんは「花まつり」をご存じだろうか?

 

 

花まつりとは? 

 

 

写真のような、こんなにきれいな花がお供えされていたら、「フラワーフェスティバル」と勘違いしてしましそうだが、

 

そうではなくて、「花まつり」とは『お釈迦様の誕生日』をお祝いして、仏縁に出会わせていただく仏教行事だ。

 

いうなれば、「ブッダズ・バースデー・フェスティバル」

 

以前、賢明寺ではこの行事を行っていなかったので、3年前に「花まつり」を初めて開催した。

 

そして、どうせ始めるなら現代風にアレンジしたものにして、誰でも来やすいものにしようということになった。

 

だから、賢明寺の花まつりでは「お寺マルシェ」「ハイハイレース」「おてライブ」というようなものも盛り込まれている。

 

目指すところは、『お寺参りの第一歩』

ファーストコンタクト、なので、ライトな感じがいいと思っている。

 

もちろん、伝統的な法要(お経・法話)もあるので、お寺のいろんな側面を見ることができるのではないだろうか。

 

 

まずは、ご本尊にお参り。

 

 

今年はネットで交流のある、他のお坊さんたちも気合が入っているようで、さまざまな花まつりイベントの投稿をFacebook上で見ることができた。

 

今年以降も、おそらく各地で色んな花まつり行事が行われていくことだろうから、そういったところへお参りするときに役立つ情報をはじめにお教えする。

 

初めてお寺に参るという方も少なくないだろうから、あたふたしないように次の順番でお参りすれば、ほぼ間違いないだろう。

 

①仏さまにお参りする。

②甘茶かけする。

③楽しむ。

 

まずはご本尊へご挨拶。賢明寺であれば、阿弥陀如来さま。

 

そのあと、たいていのお寺にはお釈迦様の誕生仏があるので、そこに行き、甘茶をかける。

 

そのあと、イベントで楽しむようにしよう。

 

 

お寺マルシェ

 

昨年よりは人員の都合で、規模を縮小したが、全部で9店舗の出店をいただいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本堂内にブースを設置して、それぞれのお店で買い物やワークショップができるようになっている。

 

今回はキッズスペースやどちらかと言うと、子ども向けのお店もあったので、親はそちらの方で子どもを遊ばせ、マッサージや買い物をするという姿が見られた。

 

 

おしゃべりがマルシェの魅力

 

 

 

今回は遠路、大宰府からの出店もあった。

 

豊前ではなかなかお目にかかることがない商品だったが、イベントをすることにより、そういった方々ともご縁ができるし、お客さんとしても、珍しいものに触れることができるので、興味深いのではないだろうか。

 

なにより、現代では「インターネットで家にいながら買い物」という選択肢も特に若い人の中では当たり前になってきているが、そうではない温もりを感じられるリアルのコミュニケーションの大切さがこのマルシェでは感じられる。

 

顔と顔を直に合わせて伝えるということに、勝るものはない。だって、直に話すとおもしろいもの。

 

 

お経と法話

 

 

 

 

 

イベントの合間に配置している、お経と法話。

 

こうすることで、初めての方にも仏法に触れてもらうことができる。

 

でもここはけっこう難しくて、初めての方が多いということは伝え方も工夫が必要。

 

僧侶側も、とても勉強になるところ。

 

 

ハイハイレース

 

 

 

賢明寺のハイハイレースは、他とはちょっと変わっていて、3つの出場枠がある。

 

①赤ちゃんのハイハイレース

②あんよ期のあんよレース

③キッズハイハイレース

 

という具合だ。

①は普通のハイハイレース。

②は歩けるようになったぐらいの子が歩いて競争する。

③は小学校未満の子で普段の生活では歩いているけれど、このときばかりは、もう一度ハイハイをしてもらって、よーいドンと、競争をする。

 

こうすることによって、兄弟での参加が可能になるし、年齢別の成長が見られてけっこうおもしろい。

 

 

兄弟のまなざし、大人のまなざし

 

 

このハイハイレースでいいなと思うのが、兄弟で助け合ったりする場面が見られることだ。

大きなお兄ちゃんが、ハイハイの弟を助ける。

 

それを見ているだけでほほえましい。

 

周りの大人たちも子どもたちの頑張りをみてほっこりしている。

 

 

同世代&多世代交流の場

 

 

 

お寺という場所は不思議なもので、いろんな世代が集まりやすい傾向がある。それを、この花まつりをやって気づかされた。

 

多世代が集まると、おのずと色んな交流が生まれる。

 

 

今回も30代×70代や0歳×70代とか、

家族ではない他人と交流する場面が多々見られた。

 

近所のおばちゃんが、近くの若い家族の赤ちゃんをだっこするとか、出かけた先でどっかの知らないおばちゃんが「だっこさせて」なんてのは、昔はよく見られた光景だけれど、最近ではほとんど目にすることがなくなってきた。

 

けれどもお寺という場所の雰囲気のおかげか、そういう場面もちらほら。

 

あぁ、なんか、いいね。

 

 

 

おてライブ

 

昨年から実施している

 

お寺×Live「おてライブ」

 

ここは、ぼくの趣味を前面に出している部分でもある。

 

 

 

 

今年のライブアクトはハワイ出身の「Cash Helman」(キャッシュ・ヘルマン)さん。

 

現在、豊前市の中学校でALTのお仕事をされているキャッシュさん。

オリジナルソングも多く作っており、曲の感じが、私の好きなJack Jhonson(ジャックジョンソン)に似ている気がしている。

 

以前、地域活動でご一緒したときに歌声を聞いたのがオファーのきっかけだった。

 

実際に本堂で歌ってもらうと、もうぴったり。

 

とても心地よい時間を過ごすことができた。

 

およそ、60分のライブ。

 

いろいろと考えてきてくれたようで、途中でクイズコーナーがあったりした。

正解者にはお菓子のプレゼントということで、子どもたちの心をわしづかみ。

 

さらにはそのかわいらしさに、おばさまたちの心もわしづかみ。

 

アンコールでは三線とのコラボで日本の曲。

 

 

花まつりサイダー

 

 

今回、会場のいたるところに置かれていた小さいかわいらしい小瓶。

 

その名も、「花まつりサイダー」

 

佐賀の正徳寺副住職 浦霧慶哉さんが作られているもので、中身は甘茶ではなく、普通のサイダー。

 

これを賢明寺ではアンケートを書いていただいた方に無料でプレゼントしている。

 

かわいいは世界を変えるかも。

花まつりが、広まって欲しい。

 

 

スタッフのみなさんと

 

 

 

 

今回の花まつりも多くの方に関わっていただいた。

 

仏教婦人会の方から、私の友人や町の方。

 

全体としては、まだまだ人が足らなくて、十分に行き届かないけれど、彼らがいたからこそ、花まつりができたし、多くの人の笑顔を見ることができた。

 

大事な仲間たち。

 

来年も一緒にできるといいな。

 

 

雨の中だったけど、ありがとうございます。

 

雨ということもあったのか、昨年よりは参加人数が減ったけれど、新しく来られた方もたくさんだった。

 

嬉しいことだなと思いながら、もっと精進していかなくてはならないなと思うこともあり、そのあたりのことは、また来年に生かしていければと思う。

 

 

お寺は、人が集まれる場所であり、

仏様を中心とした心のよりどころ。

 

その場所が、どこかの誰かの場所でなく、

あなたの場所。あなたのお寺になれますように。

 

今後も「人と心のよりどころ賢明寺」を目指して歩んでまいります。

 

 

今後、イベントなど計画されている方。

質問など受け付けていますので、お気軽にどうぞ。

 

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ぼくは周りの人に何ができるんだろう?

ぼくの行動により、人々が喜ぶような結果を生み出すことができるんだろうか?

 

それが最近の悩んでいることだ。

 

以前からも時々考えてはいたが、最近、悲しい別れに遭遇してよりそう思うようになった。

 

その別れの場では、お経を読むことしかできなかった。

 

私のできることは少ないなと、思う。

 

それでいいのかもしれないが、悲しんでいる人に対してどうすることもできなかったのが自分自身、気にかかる。

 

もちろん、悲しい場面という「点」を、その瞬間ですべて解決しようというのは無理な話だし、今を考えるにはいままでという過去やこれからという未来もかかわってくる。

 

解決にはとにかく長い時間が必要だと思う。

 

 

そんな時は、

ぼくにはできることはないのかもしれないね。

 

僧侶が解決する問題か。

時間が解決する問題か。

人間が解決する問題か。

仏様が解決する問題か。

 

こればかりは、わからん。

 

下手をすればおせっかいか…。

 

あーでも、

悩んでいるということは、納得いっていないんだよな。

 

それでも、通り一遍だけど、

今ぼくができることをするしかないのだろう。

 

わからんことをわかるようにするのは迷路の始まり。

 

気にならないといえば嘘になるけど、

目の前のことを粛々と。

 

今日のところは、これでよしとしよう。


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