2010-07-18 18:01:15
羊たちの前の沈黙
テーマ:生活・日常
そろそろ大連にも慣れてきた頃の出来事だった。
いつもの大連 MTGを終え、たしか西安路付近の火鍋屋に入った。
かなり、高級な部類に入る店だと言う。
いわゆるしゃぶしゃぶ屋。
席数は200席くらいはあったと思う。
だだっ広い。
現地協力会社のパートナーの友人に案内してもらった。
店に入ってエントランスで人数を告げ、制服の女性スタッフにテーブルまで案内された。
日本語は全く通じなさそうだった。
テーブルに座り、メニューを見ても私はさっぱりわからなかったので全部友人に任せた。
チンタオビールを4本とあと、鍋のコースみたいなのを頼んだんだと思う。
その店に来るまでの時期はなるべく、現地(大連)のネイティブなものが食べたいという私のリクエストによって、小汚い定食屋みたいな所ばっかり言ってたので基本前清算だったが、ここは後清算だった。
結構料理を頼んだのでテーブルに運ばれるまでに時間がかかるようだった。
その間、私と友人はチンタオビールで、仕事の話などをしていた。
友人との会話を楽しみながら料理を待ってると、遠くの方からスーツ姿の男性と制服姿の女性がこちらに近づいてくるのが見えた。
手には料理を持ってなさそうだった・・・手ぶら?
頼んだ料理が切れたのだろうか?
その二人はテーブルをはさんで正面にいる友人の向こうからこちらに近づいて来てたので友人はまだ気づいていない。
私は気になりながらも会話を続けていた。
そして彼らは、私たちのテーブルに到着。
テーブルの真横にビシっと二人つったっている。私たちに話かける仕草もなかった。
私も友人も目を見合わせて、何こいつら?見たいな状態になった。
現地に3年いるその友人もこいつら何しに来たんだ?という感じだった。
その瞬間、突然大きな中国の水墨画をそこで広げだした。
巻物の水墨画だ。
片方づつ一人が持ってススーっと私たちの目の前で広げたのだ。
しかし、相変わらず無言の二人・・・。
私たちは会話を止めて、ふ~んこれが見せたかったのねー くらいな感じで、しばし絵を見た。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
相変わらず無言。
このシュールな状況にそろそろ私と友人も笑いそうになってきたが耐えた。
2分くらいたつと、またすすーっと二人で巻物を巻いて、去って行った。
何???なんだったの??と、去っていく彼らを目で追うと、次のテーブルのところでもピタッっと止まって、すすーっと巻物を広げて、フリーズしてた。
そのテーブルは中国人の常連なのだろうか、慣れてる様子でガン無視だった。
わいわいガヤガヤ会話を続けてる。
そうか!店内販売かっ!
しかし、なんてシュールな販売方法だ・・・。絵の説明くらいすればいいのに・・・。
そして、そいつらはまた一周して私たちのテーブルに舞い戻ってきた。
しかし、タイミングが悪かった、テーブルは火鍋のセンティングを店員二人掛かりでしてる最中だった。
しかし、彼ら絵の行商組は動じない。
その店員の後ろですすーっとまた巻物を広げた。
いや、セッティング中の店員に隠れて見えてないからっ!
友人からの角度からは全く視界にも入ってない様子だった。
私からはかろうじて見えてた。
あ・・・絵が変わってる。
客が買わない理由はたぶんそこじゃないから!
相変わらず友人は気づいてない、しかし、巻物は私たちのテーブルのためだけにビシッっと火鍋セッティング中の店員の後ろで広げられている。
シュールすぎる・・・。
もう限界だった、顔を伏せたが肩が笑っている。
------
このエントリー、コラボレーション企画です。
「別の理由」とは…。
「相棒」視点でのエントリーで↓
[大連でWEB 開発(番外編)ブログ更新] 羊たちの前の沈黙(コラボレーションブログ)
あの時のシュールさは文章ではさすがに伝えきれない・・・。
興味がある方で大連に行きたい人はいつでも案内します
いつもの大連 MTGを終え、たしか西安路付近の火鍋屋に入った。
かなり、高級な部類に入る店だと言う。
いわゆるしゃぶしゃぶ屋。
席数は200席くらいはあったと思う。
だだっ広い。
現地協力会社のパートナーの友人に案内してもらった。
店に入ってエントランスで人数を告げ、制服の女性スタッフにテーブルまで案内された。
日本語は全く通じなさそうだった。
テーブルに座り、メニューを見ても私はさっぱりわからなかったので全部友人に任せた。
チンタオビールを4本とあと、鍋のコースみたいなのを頼んだんだと思う。
その店に来るまでの時期はなるべく、現地(大連)のネイティブなものが食べたいという私のリクエストによって、小汚い定食屋みたいな所ばっかり言ってたので基本前清算だったが、ここは後清算だった。
結構料理を頼んだのでテーブルに運ばれるまでに時間がかかるようだった。
その間、私と友人はチンタオビールで、仕事の話などをしていた。
友人との会話を楽しみながら料理を待ってると、遠くの方からスーツ姿の男性と制服姿の女性がこちらに近づいてくるのが見えた。
手には料理を持ってなさそうだった・・・手ぶら?
頼んだ料理が切れたのだろうか?
その二人はテーブルをはさんで正面にいる友人の向こうからこちらに近づいて来てたので友人はまだ気づいていない。
私は気になりながらも会話を続けていた。
そして彼らは、私たちのテーブルに到着。
テーブルの真横にビシっと二人つったっている。私たちに話かける仕草もなかった。
私も友人も目を見合わせて、何こいつら?見たいな状態になった。
現地に3年いるその友人もこいつら何しに来たんだ?という感じだった。
その瞬間、突然大きな中国の水墨画をそこで広げだした。
巻物の水墨画だ。
片方づつ一人が持ってススーっと私たちの目の前で広げたのだ。
しかし、相変わらず無言の二人・・・。
私たちは会話を止めて、ふ~んこれが見せたかったのねー くらいな感じで、しばし絵を見た。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
相変わらず無言。
このシュールな状況にそろそろ私と友人も笑いそうになってきたが耐えた。
2分くらいたつと、またすすーっと二人で巻物を巻いて、去って行った。
何???なんだったの??と、去っていく彼らを目で追うと、次のテーブルのところでもピタッっと止まって、すすーっと巻物を広げて、フリーズしてた。
そのテーブルは中国人の常連なのだろうか、慣れてる様子でガン無視だった。
わいわいガヤガヤ会話を続けてる。
そうか!店内販売かっ!
しかし、なんてシュールな販売方法だ・・・。絵の説明くらいすればいいのに・・・。
そして、そいつらはまた一周して私たちのテーブルに舞い戻ってきた。
しかし、タイミングが悪かった、テーブルは火鍋のセンティングを店員二人掛かりでしてる最中だった。
しかし、彼ら絵の行商組は動じない。
その店員の後ろですすーっとまた巻物を広げた。
いや、セッティング中の店員に隠れて見えてないからっ!
友人からの角度からは全く視界にも入ってない様子だった。
私からはかろうじて見えてた。
あ・・・絵が変わってる。
客が買わない理由はたぶんそこじゃないから!
相変わらず友人は気づいてない、しかし、巻物は私たちのテーブルのためだけにビシッっと火鍋セッティング中の店員の後ろで広げられている。
シュールすぎる・・・。
もう限界だった、顔を伏せたが肩が笑っている。
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このエントリー、コラボレーション企画です。
「別の理由」とは…。
「相棒」視点でのエントリーで↓
[大連でWEB 開発(番外編)ブログ更新] 羊たちの前の沈黙(コラボレーションブログ)
あの時のシュールさは文章ではさすがに伝えきれない・・・。
興味がある方で大連に行きたい人はいつでも案内します








