【愛知】墓石を地震による倒壊から守る耐震工法の実験が8日、春日井市の中部大で行われた。危険防止だけでなく、「縁起がよくない」という思いに応えたいとの石材業者の依頼で、同大の研究室が開発した新工法を試し、阪神大地震=マグニチュード(M)7・3、最大震度7=と同程度の震度にもビクともしなかった。

 墓石の設置方法は地域によって異なるが、地震による倒壊が相次ぎ、最近では中央に免震棒を入れる工法が普及している。それでも大地震などでは倒壊したり、数メートル飛んだケースがある。また、遺族から「倒壊させては先祖に申し訳ない」との注文があるという。

 新工法は、墓石を設置する「四ツ石」と墓の周囲の外柵を連結石でつなぎ、ステンレス製金具で留める。岐阜県多治見市の「石玉石材」(水野文雄社長)の依頼で同大都市建設工学科の水野英二教授が開発した。

 実験では、阪神大震災や新潟県中越沖地震(M6・8、最大震度6強)と同程度の揺れでも安全と確認された。

 水野社長は「墓づくりには信仰上の制約もあり、万全でなかった面もあった。実験で安全な工法が確認できたので、今後はコスト面をクリアして早く実用化したい」と話していた。【花井武人】

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