January 30, 2007

ルツ記:ルツの落穂拾い~ダビデ像

テーマ:映画・アートと聖書

よく知らずに”ミレーの絵はすごく聖書的だな”と思っていたのですが、直接聖書の情景を描いたわけではないんですね。


ミレー



ちょっと歴史的背景は詳しくないのですが、紀元前1000年ごろ、飢饉のためにイスラエルから異教の地モアブに移り住んだエリメレクとナオミという夫婦がいました。

夫婦には2人の息子がいて、息子達はモアブ人の娘と結婚しました。そのひとりがルツです。


ナオミはエリメレクに先立たれてしまい、その後も息子夫婦と暮らしましたが息子2人にも先立たれてしまいました。

姑と嫁2人が未亡人になってしまい、ナオミはイスラエルに帰ることにするのですが、若い2人の嫁(まだ20代)にはきっと新しい嫁ぎ先があるから自分の生まれた土地に行きなさいと言いました。


しかし、ルツはナオミについて行く決心が固かったので、イスラエルで年老いたナオミの面倒を見るつもりでいました。



ユダヤ人はユダヤ人と結婚するのが当たり前の時代、イスラエルではルツは外国人で異教の国のひとで完全なるよそ者でした。

ルツは食料を得るために、最も貧しいひとの仕事である落穂拾いをはじめます。

落穂拾いは裕福なひとたちが刈り入れをした際に刈り損なった稲や麦を拾ってわずかな恩恵を受けることです。



ルツの話を噂に聞いていた畑の主は、ルツに心打たれ、「私の畑で拾いなさい。お昼も一緒に食べなさい。」と言 います。
その話を聞いたナオミは、その畑の主とルツが結ばれることを願うようになり働きかけ、ついに2人は結婚します。

やがて男の子が生まれ、ナオミは自分の子のように喜びました。


ルツはモアブ人ですが、ひ孫は旧約聖書の主要人物にもなるユダヤの王ダビデです。ミケランジェロのダビデ像のダビデ→

ダビデはイエス・キリストの家系にもつながっていきます。



血のつながりがない姑と嫁だけど、お互いを思い愛する気持ちがのちの大きな繁栄につながったという話ですが、私が心から尊敬している女性キラキラがいます。


私の姉の彼氏のお母さんなのですが(ちょっと遠い…)、資格もなく生活のためにアルバイトで働きはじめた幼稚園で、性格がきつい園長のもとで耐えつづけ、ついには「身内にも見放されて、私が頼りにできるのはあなたしかいない」と言われて今は園長先生をしているのですが、

それまで関わりもなく、血のつながりもない遠い親戚のおばあちゃんがひとりになっちゃって可愛そうだからって、もう何年も一緒に暮らしています。


1度お家にお邪魔したことがあるのですが、普通に血のつながりがあるおばあちゃんだと思っていました。



のちに私の姉のお義母さんになるであろう(遠い…)その方は、クリスチャンでもなんでもないけど、クリスチャンでもなんでもない姉から「マリア様みたい?」だと言われ、私がルツ記を読むと思い出し、姉彼から近況を聞くのが楽しみなこの頃です。


いい話だね~キラキラって読むのは簡単だけど、実際にそう生きるのがどれだけむずかしいかペコねぇ。


AD

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

[PR]気になるキーワード