主に"プロレスの演出に基づいて行われている内容"や、
"レスラーのキャラクター"の事を指します。
各個々のキャラクターに個性を持たせる事によって、
メリハリを付けたりさせる効果も適応されるのです。
日本のTVゲーで例えるなら、
（ゲームは仮想要素が強いですが）、
昔ストリートファイターや鉄拳、バッチャルファイター、
と言った格闘ゲーム（通称、格ゲー）が流行ってましたね。
格闘ゲーム等は所謂、
画面上で戦わせるキャラクターを自分で選択し、
自分がキャラクターを動かせる、と言った所に楽しむ要素が
あったと想います。
（強い戦士をコントロール出来る魅力があります）
そして忘れもしないのが、
なんと言ってもゲームの中で戦い続けるあのキャラクター達は、
「国」が違い、人物像（見た目も含めて）、
子供でも分かりやすい、創りになっていましたね。
ストリートファイターで言うならば、
リュウは日本人、ケンはアメリカ人。
ザンギエフはロシア人、チュン・リーは中国人。
ダルシムはインド人....などなど。
そして笑えるのが、キャラクターが独自に持つあの技です。
ダルシムの場合、
「ヨガ、ファイヤー」や「ヨガ、フレイム」
と言います。
うん、インドだからね（笑） "ヨガ"とかw
つまりはその、
「"いかに物事を分かりやすく伝えるか"」
というコンセプト、
ズバリ、シンプルイズベストな世界ですよ！！
ストリートファイター２に出てくるチュン・リーは、
設定が中国人の女の子だからって、
ベタすぎる見栄えで、チャイナ服だしw
おっと、そう言えば
キン肉マンに出てくるラーメンマンも
チャイナ服を着てたっけ!? 中国人だからねw（笑）
でもそんなのただのイメージ的なもので、
リアルとは、ほど遠いし、
単なる設定を位置付ける事によるものだから
それは、分からない人でも分かりやすく というのが
モチーフになってくるのです。
ゲームに限らず、リアルの世界でもありますよね。
例えば、日本に１度も来た事の無い外国人は、
いまだに日本という国を、
「サムライ」のイメージや「武士」といった大和魂的な
NHK大河ドラマや、大奥のイメージを持った人だって、
もしかしたら、いまだに居るかもしれないですし。
（ま～実際の日本は、国民のみんなが着物を羽織ってる
わけでは無いのですがね＾＾；）
逆に日本人の中にだって、
イタリア人は、ピザとパスタしか食わない。
アメリカ人は、ハンバーガーしか食わない。
メキシコはタコスしか食わない。
と想ってる日本人が居るかもしれませんが（笑）。
ま～それはそれで面白いからヨシとしましょう（笑）。
人は「先入観」や「固定観念」に執着してしまう衝動に
かられた時こそ、
そういったイメージが自然と強く芽生えてしまうのです。
WWEの面白い所の１つと言えるのは、
そう言ったゲーム性に近いキャラクター像や、
国同士の持つイメージ像が含まれ、
沢山あるとも言えるのです。
例えば、
"怪物"赤い処刑マシーン"と言われている"ケイン"は、
実際、処刑などはしてません。
なのでコレは当然ギミック。
（ってか処刑をリアルにしてたら、犯罪者だ）
ギミックがある事によって、
WWEユニバースが より見やすくなる為に
そのようなコンセプトがあるのです。
ただし、ケインの場合は、
実際に映画にも出演をしていて、
『シー･ノー･イーヴル 肉鉤のいけにえ』という
ホラー映画なんですけど、
↑殺人鬼の怪物（笑）、役を彼は見事に果たしています。
なので実際の彼がリングの上に上がる際に言われる
「怪物ケイン」とは、「ギミック」の中でも説得力のある１つ
とも言えると想いますw
2010年にスマックダウンでデビューを果たした、
アルベルト・デル・リオは、
メキシコ（王家の血を継承する）貴族出身の若手レスラー。
↑もちろん"貴族というのはギミック"（笑）。
ですが、彼の経歴などを調べると、
実は、ものすごい大物だと言うことが分かります。
彼の父親はドス・カラス、伯父にあたるのがミル・マスカラス。
ドス・カラスもミル・カラスも、
日本の最強覆面レスラー、獣神サンダーライガーが
プロレスラーになろうと想った、
きっかけともなったマスクマン達です。
（ライガーに限らず、多くの覆面レスラー達が影響を受けた人物）
という話もありますし（これはギミックではありません）、
アルベルト・デル・リオの活躍等は、プロレス関係者からは
多くの期待を寄せられていますね。
（当初、売り出しだった頃、
王家の血を継ぐ）貴族の出身では無いですが、
（ギミックですが）、
ある意味、彼は貴族の出身なので（プロレス貴族の出身なので）、
ギミックである部分と、ギミックで無い部分を
うまく融合されてるとは思います。
今後の活躍が楽しみですね！