西武ホールディングスは28日、「赤プリ」の愛称で親しまれてきた東京・赤坂の「グランドプリンスホテル赤坂」を来年3月末で閉館すると発表した。老朽化に加え、他のホテルとの競争激化で収益が悪化していた。丹下健三氏(故人)設計の地上40階建ての新館などは取り壊される。跡地の利用は未定だが、西武グループで土地を保有し続け再開発を行う予定だ。

 同ホテルは1955年10月に「赤坂プリンスホテル」の名称で開業。3万平方メートルを超える敷地に、40階建ての新館、6階建ての別館、2階建ての旧館、宴会場が入る。芸能人の結婚式場として利用されたり、政治家同士の会合でも使われてきた。

 現在の平均稼働率は8割程度で90年代前半と比べても客足は遠のいていないが、外資系ホテルの進出や業界内の値下げの動きなどで競争が激化。客室単価はバブル期の2万4000円に比べて1万円程度下がり、利益の出にくい体質になっていた。

 旧館は保存される見通し。再開発される跡地は、商業施設やホテルなどが入る複合施設にする方向で検討されている。【永井大介】

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