三重県御浜町沖で座礁し解体作業中に高波を受け、船体後部を残し水没したフェリー「ありあけ」(7910トン)について、解体業者の深田サルベージ建設(大阪市)が11日、同県紀宝町の紀南漁協で記者会見し「予定の4月中に撤去が完了するか、現時点では分からない」と話した。

 同日から始めた潜水調査などの結果を基に、来週末までに新しい作業工程を示す方針。

 水没に伴い船体内に残っていた積み荷の一部が流出したことについて、同社の佐野時生営業本部長代理は「袋などが和歌山県南部に漂着しているようだが、重油の流出はない。崩れた船体や積み荷の量、散乱したエリアは調査中」と述べた。

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