夏川みずきのWriting Method

夏川みずきのWriting Method

不倫、片思い、別れた相手が忘れられない、家庭の悩み、仕事上の悩み… 夏川みずきのWriting Methodが解決します。
重度のうつ病にまでなった私が立ち直り、幸せな家庭を築くまでにいたった、行動療法を元にしたメソッドです。

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失敗をおかしたくないため、できるかどうか試すことを躊躇していませんか?


挑戦するという危険を冒さなければ、「自分は失敗しない」という隠れた信念を保てます。


その考えの背景には、失敗への恐怖が隠れています。


失敗を忘れる方法は、この失敗への恐怖と戦う手助けになるでしょう。


あなたが、直面しなければならないネガティブな結果を表にします。


そして、その右には、考えられる、考え方の歪みを書き入れ、


たとえ辛い状況になっても乗り切れることを書き込みます。


「私は、決して就職できないだろう」


その右には、考え方の歪み2「嫌なことが何度も繰り返されるという思い込み」と記入し、


具体的に建設的な考え方と対処法を書き入れます。


「そんなことはない。いくつかの会社に応募して、できるだけよい印象を与えるよう努力することで、試してみることができる」


と、いったように。


失敗の中でも自分を愛し尊重できれば、冒険と新しい経験の世界があなたの前に広がって、


恐怖を打ち消してくれるでしょう。




落ち込んだり、気分がのらずに何もできなくなった時に共通するのが、


自己否定的な考えです。


あなたが何かやろうとする際、いつも「できない」と足をひぱってしまいます。


ごく簡単なことでも、自分には能力がないからできないと錯覚を作り出すことで、


自分のプライドを保っているのです。


「自分には、できない」を繰り返していると、一種の暗示になり、


やがて本当に何もできない人間だと思い込んでしまうのです。


「働けない」「ベッドからでられない」、「彼以上の男性はいないから別れられない」もそうでしょう。


たとえば、気分が落ち込んで何もする気が起きないとします。


そんなときは、本の1節を読んでみて、その文章を要約できるか試してみましょう。


きっと簡単にできるはずです。


あなたは、できるのです。


他のことも、ほんの少し勇気をだして、少しやってみるのです。


誠実でない彼と別れられなければ、一度浮気をしてみるとよいでしょう。


男は彼だけではないと、気付くはずです。





やった方が良いとわかっているのに、自分にはできないと思い込み、先延ばしにしてしまうことって、ありますよね。


そういう場合には、その行動を起こした時のメリットを表にしてみると、効果があります。


たとえば、タバコをやめたいとします。


第一のステップは、タバコをやめたときのポジティブな結果を表にします。


思いつく限り、たくさん書き出してみてください。


1.健康になる。


2.スタミナやエネルギーがまして、もっと運動ができる。山にも登れる。


3、息がきれいになる。


4、お金の節約になる。


5.周囲の空気がきれいになる。


など、もっとあるでしょう。



表を作ったら、次は第二ステップです。


寝る前に毎晩、表の中で一番気に入った状況を想像してみましょう。


山に登って、頂上で深呼吸をしているなど、どんな想像であれ、できるだけイキイキと思い浮かべて、


体をリラックスさせ、すべての筋肉の緊張を和らげてください。


次に第三ステップです。


その光景の中に自分がまだいると考え、そこで禁煙に成功していると想像してみてください。


山の頂上で、最高に美味しい空気を吸っている自分。


第一ステップの表をしらべて、ひとつひとつを、同じように繰り返してみましょう。


この方法は、タバコ以外にも、ダイエットや早起きなど、いろいろと応用ができます。


試してみてください。



考え方の歪み8 「マイナスの決めつけ」



「何をしても楽しくない。だから、私の人生には意味がない」

「何もやる気がしない。だから、部屋から出ない」

「私には才能がない。だから、私にはセンスがない。」


このような決めつけは間違っています。
なぜなら、あなたの感情は、あなたの思い込みの反映に過ぎないからです。

マイナスの面ばかり考えてしまう人は、これから起こる出来事は
すべてマイナスだと決めつけてしまいます。

さらに、これらの人々は、決断を引き延ばしがちです。
「こんなに汚い部屋を片づけるのは、無理だ。だから、片づけない」

でも、実際に片づけてみると、すぐに出来てしまうものなのです。





考え方の歪み9 「~すべき。 と考えてしまう」


「~すべき」

「~しなければいけない」


このように考えてしまうと、必要以上にプレッシャーがかかり、

逆に簡単なことでも、失敗しがちになり、その後、かえって失敗の悪い循環をもたらし、

あなたを追い詰める結果になります。

この考え方を他人に向けると、相手のちょっとしたミスが

あなたの怒りを引き起こし、自分自身を嫌な気分にしてしまいます。

そして、自分だけが正しいと感じ、結果、人間関係を狭めることになるのです。





考え方の歪み10 「レッテル」



間違った思い込みのネガティブなイメージのレッテルを自分自身に貼ってしまうと、

ちょっとした失敗で、「自分はダメ人間だ」と思ってしまいます。

あなたは、あなたのひとつの行為と同一ではありません。

あなたの考え、感情、行動はひとつではなく、常に変わっていきます。

他人にレッテルを貼った場合は、たいていはいい結果には終わりません。

お互いに、互いの欠点をつつきあうことになります。

ダイエット中に、ちょっとアイスクリームを食べてしまい、

「私は我慢できない人間だ!」

と、ヤケになって、結局、暴飲暴食してしまうのも、

このレッテル貼りによるものです。





考え方の歪み11 「何でも自分のせいにしてしまう」



何か良くない出来事が起こったときに、何でも自分のせいにしてしまう事はありませんか?

恋人が仕事を失敗して不機嫌な時、

「彼が失敗したのは私のせいだ。私がダメな彼女だからだ」

と、いったように。

彼の失敗は彼の責任であって、あなたが背負い込む必要はないのです。

育児においても同様です。

子供の成績が悪いのを

「私がダメな母親だからだ」

と、罪の意識を持つ必要はないのです。