考えない、
悩まない、
自分が思っているほどには、
相手はあなたのことを考えていません。
傷ついた言葉も、
相手はもう覚えていないかもしれません。
あなたは、
今日一日自分が発した言葉を
全部覚えていますか?
考えない、
悩まない、
自分が思っているほどには、
相手はあなたのことを考えていません。
傷ついた言葉も、
相手はもう覚えていないかもしれません。
あなたは、
今日一日自分が発した言葉を
全部覚えていますか?
失敗をおかしたくないため、できるかどうか試すことを躊躇していませんか?
挑戦するという危険を冒さなければ、「自分は失敗しない」という隠れた信念を保てます。
その考えの背景には、失敗への恐怖が隠れています。
失敗を忘れる方法は、この失敗への恐怖と戦う手助けになるでしょう。
あなたが、直面しなければならないネガティブな結果を表にします。
そして、その右には、考えられる、考え方の歪みを書き入れ、
たとえ辛い状況になっても乗り切れることを書き込みます。
「私は、決して就職できないだろう」
その右には、考え方の歪み2「嫌なことが何度も繰り返されるという思い込み」と記入し、
具体的に建設的な考え方と対処法を書き入れます。
「そんなことはない。いくつかの会社に応募して、できるだけよい印象を与えるよう努力することで、試してみることができる」
と、いったように。
失敗の中でも自分を愛し尊重できれば、冒険と新しい経験の世界があなたの前に広がって、
恐怖を打ち消してくれるでしょう。
落ち込んだり、気分がのらずに何もできなくなった時に共通するのが、
自己否定的な考えです。
あなたが何かやろうとする際、いつも「できない」と足をひぱってしまいます。
ごく簡単なことでも、自分には能力がないからできないと錯覚を作り出すことで、
自分のプライドを保っているのです。
「自分には、できない」を繰り返していると、一種の暗示になり、
やがて本当に何もできない人間だと思い込んでしまうのです。
「働けない」「ベッドからでられない」、「彼以上の男性はいないから別れられない」もそうでしょう。
たとえば、気分が落ち込んで何もする気が起きないとします。
そんなときは、本の1節を読んでみて、その文章を要約できるか試してみましょう。
きっと簡単にできるはずです。
あなたは、できるのです。
他のことも、ほんの少し勇気をだして、少しやってみるのです。
誠実でない彼と別れられなければ、一度浮気をしてみるとよいでしょう。
男は彼だけではないと、気付くはずです。
やった方が良いとわかっているのに、自分にはできないと思い込み、先延ばしにしてしまうことって、ありますよね。
そういう場合には、その行動を起こした時のメリットを表にしてみると、効果があります。
たとえば、タバコをやめたいとします。
第一のステップは、タバコをやめたときのポジティブな結果を表にします。
思いつく限り、たくさん書き出してみてください。
1.健康になる。
2.スタミナやエネルギーがまして、もっと運動ができる。山にも登れる。
3、息がきれいになる。
4、お金の節約になる。
5.周囲の空気がきれいになる。
など、もっとあるでしょう。
表を作ったら、次は第二ステップです。
寝る前に毎晩、表の中で一番気に入った状況を想像してみましょう。
山に登って、頂上で深呼吸をしているなど、どんな想像であれ、できるだけイキイキと思い浮かべて、
体をリラックスさせ、すべての筋肉の緊張を和らげてください。
次に第三ステップです。
その光景の中に自分がまだいると考え、そこで禁煙に成功していると想像してみてください。
山の頂上で、最高に美味しい空気を吸っている自分。
第一ステップの表をしらべて、ひとつひとつを、同じように繰り返してみましょう。
この方法は、タバコ以外にも、ダイエットや早起きなど、いろいろと応用ができます。
試してみてください。
考え方の歪み8 「マイナスの決めつけ」
「何をしても楽しくない。だから、私の人生には意味がない」
「何もやる気がしない。だから、部屋から出ない」
「私には才能がない。だから、私にはセンスがない。」
このような決めつけは間違っています。
なぜなら、あなたの感情は、あなたの思い込みの反映に過ぎないからです。
マイナスの面ばかり考えてしまう人は、これから起こる出来事は
すべてマイナスだと決めつけてしまいます。
さらに、これらの人々は、決断を引き延ばしがちです。
「こんなに汚い部屋を片づけるのは、無理だ。だから、片づけない」
でも、実際に片づけてみると、すぐに出来てしまうものなのです。
考え方の歪み9 「~すべき。 と考えてしまう」
「~すべき」
「~しなければいけない」
このように考えてしまうと、必要以上にプレッシャーがかかり、
逆に簡単なことでも、失敗しがちになり、その後、かえって失敗の悪い循環をもたらし、
あなたを追い詰める結果になります。
この考え方を他人に向けると、相手のちょっとしたミスが
あなたの怒りを引き起こし、自分自身を嫌な気分にしてしまいます。
そして、自分だけが正しいと感じ、結果、人間関係を狭めることになるのです。
考え方の歪み10 「レッテル」
間違った思い込みのネガティブなイメージのレッテルを自分自身に貼ってしまうと、
ちょっとした失敗で、「自分はダメ人間だ」と思ってしまいます。
あなたは、あなたのひとつの行為と同一ではありません。
あなたの考え、感情、行動はひとつではなく、常に変わっていきます。
他人にレッテルを貼った場合は、たいていはいい結果には終わりません。
お互いに、互いの欠点をつつきあうことになります。
ダイエット中に、ちょっとアイスクリームを食べてしまい、
「私は我慢できない人間だ!」
と、ヤケになって、結局、暴飲暴食してしまうのも、
このレッテル貼りによるものです。
考え方の歪み11 「何でも自分のせいにしてしまう」
何か良くない出来事が起こったときに、何でも自分のせいにしてしまう事はありませんか?
恋人が仕事を失敗して不機嫌な時、
「彼が失敗したのは私のせいだ。私がダメな彼女だからだ」
と、いったように。
彼の失敗は彼の責任であって、あなたが背負い込む必要はないのです。
育児においても同様です。
子供の成績が悪いのを
「私がダメな母親だからだ」
と、罪の意識を持つ必要はないのです。