No.425:備え
テーマ:火の用心:attentionおはようございます。あの村上ファンドが解散するそうです。
インサイダー取引の疑いで逮捕・起訴された村上世彰(よしあき)前代表が率いていた「村上ファンド」が、保有株式の売却をほぼ終えて、近く事実上解散することがわかった。村上前代表が知人に出した手紙で明らかにした。逮捕直前の会見で村上前代表は自らは代表を退くが、ファンドは活動を続けたいと表明していたが、事件発覚後に相次いだ出資者からの解約で解散を余儀なくされた形だ。
4日付で知人にあてた手紙は、ファンドは保有株式売却をほぼ終え、投資家への出資金返還や従業員の再就職にめどがついたと報告している。起訴後に全面否認に転じたインサイダー取引容疑については「検察との見解に相違があるため、裁判所の判断を仰ぎたい」とし、今後は公判での活動に全力をあげる姿勢を示した。六本木ヒルズにあるファンドの日本拠点も近く退去する方針だ。
突風のように猛威をふるった村上ファンドがもたらしたもの・・・。功罪あったと思いますが、上場している以上、ある意味、株主に対しての「備え」が必要だとの認識を高めたことは確かなようです。
No.425:備え
・ 備え:ある事態が起こった場合などに対する準備・用意。
北海道で竜巻が発生・・・
7日午後1時25分ごろ、北海道網走管内佐呂間町の若佐地区で、竜巻とみられる突風が吹き、国道333号「新佐呂間トンネル」工事を請け負っていた大手ゼネコン「鹿島」(東京都港区)などの共同企業体(JV)の鉄骨プレハブ工事事務所や民家などが巻き込まれた。工事関係者の男性9人が死亡し、女性1人が頭などを打ち重体。ほかに重傷が6人、軽傷が16人となった。建物62棟が全半壊するなどして幅200メートル、長さ500メートル以上にわたる被害が発生し、停電も起きた。
道警や現地の消防が救助作業などをしたが、行方不明者はいないとみられる。政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。
局地的に突風が吹き荒れ、一気に周囲を吹き飛ばしていく・・・。そんな自然災害に対し、「備え」はできないのでしょうか。朝日新聞が詳しく伝えていますので、全文転載します。
昨年12月にJR羽越線で特急が脱線・転覆、今年9月には宮崎県延岡市で死者3人・重軽傷者143人を出す被害、そして北海道佐呂間町。この1年、突風や竜巻が原因とみられる災害が相次いだ。被害を防ぐ有効な手だてはあるのか。
気象庁などによると、突風による死者はこの1年で17人。竜巻自体の発生回数は過去と比較しても特に増えているわけではない。発生場所が人が集まる所に集中しただけという。
「20キロ四方あるかないかの積乱雲の中で、突風が起きる範囲はさらに1けた小さい」。記者会見した気象庁の永沢義嗣・主任予報官は7日、突風予測の難しさを説明した。
発達した低気圧が北海道に接近する前の6日から、気象庁は雷雨や暴風、突風への警戒を呼びかけていた。しかし、「いつ、どこで」までの特定は難しい。
コンピューターを使った気象庁の気象予測システムは、1キロ四方の降水量を6時間先まで予測できる。しかし、雷雲の中で、災害が発生するような突風を予測することは、現状では困難だ。
佐呂間町周辺でも雷雲は各地で発生し、時速約80キロで動き、数十分で消えている。同庁は3年後をめどに予測システムの開発をめざす。
では、対策は可能なのか。佐呂間町では突風の直撃を受け、道庁のまとめによると民家など62棟が全壊や一部損壊の被害を受けた。亡くなった9人も壊れた建物の下敷きになった。
建物が強風に耐える能力は、建築基準法で定められている。国土交通省によると、その値は、10分間平均風速30~46メートルの幅で市町村ごとに異なり、佐呂間町の基準値は32メートル。最大瞬間風速に換算すると約48メートルという。
自動車が吹き飛ばされるような突風は、風速50メートル以上とされる。一般的な木造住宅は耐えることができず、屋根がはぎ取られる。70メートル以上だと、壁が押し倒され、倒壊してしまう。
同法の基準値は、過去の気象観測データを基に数十年に一度発生する強い台風や季節風を想定して定めている。だが、竜巻やダウンバーストのような突風は「過去の観測データがなく、想定外」という。
国交省の担当者は「竜巻に耐えられるようにするには、鉄筋コンクリート造りの義務化しかない。だが、発生確率がきわめて低いことを考えると非現実的だ」と話す。
突風による列車の脱線対策も模索が続く。
昨年12月に山形県のJR羽越線で特急が脱線・転覆した事故では、乗客5人が死亡、32人が重軽傷を負った。
今年9月に延岡市の市街地が竜巻被害を受けた際、現場近くのJR日豊線で1両の重さが40トンを超える特急が横転した。
羽越線事故を受け、国交省、気象庁、鉄道事業者らによる強風対策協議会は、早めに列車の停止や速度規制をできるよう、強い風が吹く地点の線路沿い370カ所に風速計を新・増設する対策を打ち出した。JR各社や大手私鉄は今月末にも設置し終える。
しかし、肝心の竜巻やダウンバーストを予測して対策をとるとなると、「中期的課題」という位置づけにとどまる。「竜巻のように局地的に発生し、メカニズムが解明しきれていない現象の予測はお手上げに近い」と国交省関係者は言う。
かなり前に、竜巻を扱った映画が話題になりましたが、いまだに、その発生メカニズムが解明できておらず、ゆえに、その対策、備えが進んでいないようです。
過去の竜巻分布を見ても、全国を網羅しており、誰もが、「対岸の火事」とのんきに構えて入られないことがわかります。
今すぐにでも、「まさか」の場合に「備え」ないといけないですね。「まさに」目前に迫っているのかも知れませんから・・・。
PS.
「万全
」の「備え」って、無理なのかもしれないが、それを目指さないことには・・・。











1 ■え!?そうなんだ!
世間を騒がした割にはあっけなかったですね。
「儲けて悪いか」と問いかけていた村上氏だったが、
「儲けるのが悪い」のではなく、「儲け方が悪い」事に気付くべき。
ビジネスにおいて「信用」ほど重要なものはない。
所詮三流ビジネスマンだったか。
でも株式において「物言う株主」というスタイルを確立したのは
彼の功績だと思う。