No.267:ここまで出てるのに・・・
テーマ:木偶の坊:worthlessおはようございます。今日3月3日は桃の節句「ひな祭り」ですね。女の子のいるご家庭では、お祝いをするのでしょうか。雛人形を飾ったり、ちらし寿司を食べたりと・・・。残して行きたい文化のひとつでもありますね。
No.267:ここまで出てるのに・・・
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」など、「脳を鍛える玩具 」が数多く発売されています。これも、「少子高齢化」の現在を色濃く反映している現象だと思うのですが、だれでも、「ここまで出てるのに・・・思い出せない!」・・・という経験をお持ちだと思います。
お恥ずかしい話ですが、人の名前が出てこないのなんて、日常茶飯事で、「昨日の昼食を思い出せますか?」・・・なんて言われて、「即答」なんてできません。おまけに、興味本位でやってみた「DSトレーニング」で、「脳年齢 」が「76歳!」と言われる始末。かなり落ち込んでしまいました。
ところが、先日、雑誌「ダカーポ」を読んでいると、非常に興味深い記事を見つけうれしくなりました。「頭の毒素出し!」という特集で、脳科学者の「池谷裕二」氏が、こんなことを言っています。
(昼食を思い出せないことなど、記憶力の低下を聞かれ)
「それがスラスラいえて、なにか意味あります?基本的に脳は、役に立たないことにエネルギーを使わない。脳が進化してきた理由のひとつは、物事を一般化するため。(中略)記憶力が増すには、ある程度あいまいで柔軟性に富む必要があるのです。記憶に柔軟性がなければ、生存には不利。哺乳類が進化していく過程で、記憶をいかにあいまいにし、柔軟性を持たせることに遭遇してきたか。その結果として、ヒトの脳があるんです。」
記憶には3つのプロセスがあり、①獲得(情報を脳に入れる)②固定(保存)③再生(呼び出し)。この3つがミックスされて、記憶されるそうです。
「度忘れというのは、③がポイント。いかにいいいスムーズに思い出せるかです。顔は見覚えがあるが、名前が出てこない。でも、どこかで見た、誰といたかなど、少しずつ意識がつながっていきます。つまりネットワークが密であればあるほど、記憶の再生が容易になります。(中略)ネットワーク作りが充実するのは、30歳を過ぎたあたりから。その年から脳はサビつくどころか、むしろ活発になるのです。」
脳の中で、記憶を扱っている部位は「海馬」といいます。1000万個の神経細胞があり、不思議なことにここの神経細胞は使うことで若干増えるそうです。使うというのは刺激を与えること。
「移動性がキーワード。海馬は自分の居場所を敏感に感じ取ります。場所が違えば、海馬は別の働きをします。旅行が一番の刺激になりますが、(中略)代替案として、テレビの旅行番組を見て、その場に行った気分になる。それだけでも、かなり違ってきます。」
通勤路を変えたり、散歩のコースを変えるのも有効だそうです。
「アイデアが浮かばない時や煮詰まった時は、席を離れ、書類を持って会議室へ。空いていなければトイレに閉じこもってもいい。しかし、考え続けなければダメですよ。よく気分転換としてたばこを吸ったり、酒を飲みに行く人がいますが、感心しません。考えながら移動すること。」
つまり、「あいまいな記憶は問題ではない。大切なのは考え続けること」だというのです。
「下手の考え休むに似たり」とも言いますが・・・。
PS.
あの「DSトレーニング」を無理やりやらされた。二回目の脳年齢は・・・「72歳!」。進歩がない・・・まわりで、かみさんとニイニイがうるさくてしょうがない。果たして・・・・・・
- 任天堂
- 東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング
- ○今やタレントです!
- 任天堂
- 東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング
- ○どこまで行くねん!
!?:おりしも昨日は「DS Lite」が発売され、どこでも大行列ができたそうだ。需要に供給がまったくついてこれない状況で、ソフトの人気のすごさを物語る。中高年や女性の姿が目立ったのも特徴らしい。新しい市場が出現した!








1 ■トラックバックありがとうございます
これからストーリー作りですが、「考え続けること」、なるほどです。
実は夢の中でも考え続け、「これでいいや。」とできたのですが、目が覚めたらすっかり忘れてしまいました~~~。
でも確かに頭の片隅にでもアイデアの芽が出ていると、いつの間にかそれが育っていたりするものです。
脳の秘密も興味深いですね。
DSは、これからは教育ソフトで幅広い層に利用されるように生き残りをかけていくのかな?と思います。