おはようございます。歴史的な寒波に見舞われている日本列島ですが、東京でもまた深夜に雪が舞いました。雪国とは違い、ちょっとした降雪で、思わぬ事故やトラブルが発生します。最近は直近の天気予報の精度はかなり高いので、注意して対応することが大事ですね。


yuki

No.248:自業自得


自業自得:自分のおこないの結果を自分が受けること。一般には悪い報いを受けることにいう。


 昨日、東横インの西田社長が会見を行いました。


 「本当に体たらくな自分だったと思います」「利便性を追求し過ぎました」-。大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」(東京都大田区)の西田憲正社長ら幹部4人が6日、国土交通省で記者会見し、同省の発表通り、完了検査後の改造が77件あったことを認め、謝罪した。しかし、指摘された建築基準法違反など60件の法令違反については「調査中」とし、「一日も早く(ホテルを)直させてください」とだけ述べた。


うつむきながら会見場に入った4人は着席せず立ったまま。ダークスーツ姿の西田社長は用意した「おわび文」を消え入りそうな声で読み上げた。


「多大な迷惑をお掛けし、不快の念を抱かせたことを深くおわび申し上げます」「極めて不適切な発言や態度を行ったことを反省しています」。A4判で2枚の文章を読む間、4人は5回、深々と頭を下げた。西田社長は不正改造について「利便性、合理性を追求し過ぎました。全部私の責任です」と繰り返し、他の幹部は社長を気にするようにほとんど質問に答えなかった。


進退について、西田社長は「きっちり直した後、社員らに言われた通りにしようと思います」と明言を避け、著書などで人生を豊かにする方法などを説いていたことを質問されると、「自分が上等な人間と思っていたことを悔しくてしょうがない」と泣き崩れた。


gomen


 利益追求へのあくなく執念・・・経営者として「大切」な資質だと思いますが、法を犯してはいけません。企業統治(コーポレイト・ガバナンス)や法令順守(コンプライアンス )が声高に叫ばれていると言うのに、このざまです。


 このところ、大企業も含めた「不正・不法事件」が後を絶たないというのに、なぜ「他山の石」として身を改めようとしないのでしょう。


 もしかしたら、多くの経営者は、「他人事(ひとごと)」だと思い、自分は「ばれるようなへまはしない」、万一「ばれたとしても高が知れている」・・・などと、まるで「どこかの親分」であるかのように高をくくっているのかもしれません。


 また、「あんなの大手企業の話で、うちのような中小企業はどこでもやっていること。綺麗事言ってたら会社なんて成り立たない!」なんて言葉も聞こえてきそうです。



 綺麗事ではなく、こういった時代の空気を感じ取る「センス」というのは実に「大切」なことだと思います。今までは、大目に見てくれていたことでも、これからは厳しい視線にさらされてしまうと言うことですから・・・。


 こういった「事態」におちいる経営者の特徴はすべて「ワンマン」ということです。個人商店も含めて、オーナー経営者、創業者といった「絶対権力」を持つ経営者が、「暴走」を始めたら、「ブレーキ」が利きません。はなから人の意見に耳を貸そうとしない傾向が強いので、どうしようもありません。また、身内からは意見を言うという行為さえ、「ワンマン」社長への恐れがあるのか出てこないのかもしれません。



 国土交通省は、東横インに対し、刑事告発する方針を固めたそうですが、身から出たさびとはいえ、まさに「自業自得」ですね。



PS.

いまこそ、みんなが「襟を正す」とき!

 
AD

コメント(13)