おはようございます。大相撲初場所が、両国国技館で開催されています。琴欧州の活躍で再び相撲人気が盛り上がりそうな気配ですが、昨日は、ゲスト解説にあの「デーモン小暮閣下」が登場したこともあるのか「満員御礼」となりました。芸能界一の「相撲通」としていられる「閣下」が、いったいどんな解説をするのか非常に興味があり、久しぶりにテレビ観戦したのですが、豊富な知識を披露した反面、インタビューなどではもう少し気の利いた質問は出来ないのかと正直思ってしまいました。とはいえ、あの「いでたち」で登場して、何度もテレビに映るのですから「画期的」なことでしょう。角界以外の解説者は、史上初とのことですし、まして「自称悪魔」ですから。アナウンサーまで「閣下」呼ばわりしているのも実に面白かったです。実際、あの「歌舞伎」にも似た「いでたち」は、意外と違和感がなかったりして・・・楽しませてもらいました。



No.232:物言い


物言い:異議を口に出すこと。特に相撲で、行司の勝負判定に、審判委員や控え力士が異議を申し入れること。


そんな大相撲の新十両・猛虎浪の化粧まわしにクレームがつけられました。プロ野球・阪神が商標登録するロゴマークと化粧まわしのデザインが酷似しているため近日中にも球団営業部が調査に乗り出す見通しだというのです。


虎の化粧まわしで注目を集める新十両の猛虎浪は1敗を守って優勝争いを演じているモンゴル出身の力士です。昨年九州場所後の昇進を機に3本の化粧まわしが後援者から贈られたそうで、そのうちの1本がしこ名にちなんだトラの絵柄。たけり叫ぶデザインはいつかどこかで見たような・・・。そう、我が愛する阪神タイガースのロゴマークとそっくりなのです。そのため関係者から事情を知らされた球団営業部が調査を開始することになったというのです。


「個人的に使うのと客商売では違う。電鉄が認めたと世間に誤認を与えかねない。関係先に確認する」と営業部担当者。球団に事前に連絡がなかったことも不快感を増幅する結果になった。


師匠の立浪親方(元小結・旭豊)は「顔の向きを変えた。柄(顔の模様)も違う」と問題なしを強調するが、対応次第では使用を禁止される可能性もある。話題の化粧まわしの行方はどうなるのか。猛虎浪の星取同様気になるところだ。


すもう


とら

 さあ、みなさんはどう思いますか。昔、ワニのワンポイントマークで、向きが違うなどといって「別物」という主張をして争っていた事例がありましたが、今回のマークも、一見して、「阪神タイガース」のマークを思い浮かべると思います。つまり、「似ている」と思うのです。


 阪神ターガースサイドからは、こんなコメントが出されたそうです。


大相撲の十両・猛虎浪が阪神のロゴマークに酷似している化粧まわしを使用していることについて13日、阪神牧田球団社長は「球団内で、どういう問題があるのか整理しているところ」と話し、問題点を整理中であることを明かした。ただし、問題があれば抗議するというわけではない。「(猛虎浪が)優勝でもすればイメージアップにつながる。ただ、だからと言って何でもかんでもOKか、と。事前にひと声かけていただければどうぞ、どうぞとなったかもしれませんが」と困惑気味だった。



 どうですか。けっこう、大人の対応とでもいうのでしょうか。ただ、なんでもかんでもそうかというと、そんなわけではないでしょう。とにかく、「後援者」も「親方」も、「デザイン」や「知的所有権(商標・意匠権)」に対する認識が甘すぎるのが問題だと思います。「物言い」がつくのは当然のことで、こんなことも「想定」できないようでは、時代遅れもはなはだしいと言わざるを得ません。根っこにあるのは、「ただ乗り(フリーライド)」の発想であり、ばれても「ちょこっと変えているから言い訳できるさ!」という「自分勝手な思い込み」だと思います。少なくとも、ファッションビジネスの世界では、こういった行為は、今まで以上に厳しく罰せられることになってきていますので、「他山の石」として注意が必要です。



PS.

小細工せずに、「大目に見てやろう!」とおもわせるような「アプローチ」をしていれば・・・。

 
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