厚生労働省は1月22日付で、塩野義製薬のインフルエンザ治療薬ラピアクタ点滴用を薬価基準に収載する。13日の正式承認から9日後の緊急収載となる。塩野義製薬では「収載後、できる限り速やかに発売する」としている。通常、成人には300を15分以上かけて1回点滴静注する。

 厚労省の薬価算定組織による検討結果が20日の中央社会保険医療協議会(中医協)で了承された。薬価はラピアクタ点滴用バイアル150が3117円、同バッグ300が5792円。

 薬価算定組織は「同様の効能・効果などを持つ類似薬はない」として、原材料費、製造経費などを積み上げる「原価計算方式」を適用。1回の投与で十分な効果があることや、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を合併するなど、経口または吸入が困難な患者に対して投与可能であること、日本人で1000例近い臨床試験を実施し、世界に先駆けて開発されたことを評価し、営業利益率を平均の1.2倍の23%として算定した。

 塩野義製薬による予測販売金額は、2009年度が9.9億円(予測投与患者数10.8万人)、ピークの10年度が40.6億円(67.4万人)。


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