日本人の一般的なクセとして、英語を話す際に難しい単語を使い一単語で表そうとする傾向があります。
例えばどういうことかと言うと、
1. many wars occur.
2. many wars break out.
(多くの戦争が起こる。)
1. you establish your own company.
2. you set up your own company.
(あなたは会社を立ち上げる。)
のように「occur」や「establish」のようにほとんど会話では使わない難しい単語を使います。
会話では occur は break out, establish は set up で表現するのが一般的です。
日本の英語教育では、一単語を基本に表現を覚えていきますが、英語圏の人たちは簡単な動詞に副詞・前置詞を組み合わせた句動詞から覚えていきます。
そのため、カジュアルな会話では句動詞を頻繁に使います。
又、一単語で表す難しい単語は、サウンドが固いのですが
句動詞の後半を構成する副詞・前置詞はup, in, around, out, などサウンドもカジュルに聞こえます。
以前の「up」の概念③で述べた、meet up などもこの部類に入ります。
自然な日常英会話を話せるために -英語勉強法その2- 句動詞