KANAの世界一周冒険一人旅日記

2012年2月から半年間、チョークアートをしながら世界冒険旅行してきます!!


テーマ:

パレスチナから戻ってきた翌日。

 

 

 

今日は行きたいところがあったのだけど、

 

 

 

ゆうこりんがイスラエルミュージアムに行くとの事だったので、まずは一緒にイスラエルミュージアムに行く事にしました。

 

 

 

イスラエルに来てから、初日以外ずっとゆうこりんと行動してます。

 

 

 

人と行動するのが極度に苦手なので、こんなに一緒に毎日行動できるっていう事は、どうやら私、ゆうこりん好きみたい。←告白。

 

 


今回の旅、アフリカはトラックツアーだったので有無を言わさず誰かが居たけれど、

 

 

それ以外で誰かと一緒に、しかも日本人と朝から晩まで数日間一緒に行動できたのって、

 

 


ウユニ以来かもっっ!!!!

 

 


しかも、今回のイスラエルの宿では、もりフーフさんにマッスーにゆうこりん・・と、

 

 

 


とっても素敵メンバーだった上に、ミカドさん(←宿のオーナー)ファミリーのあったかさもプラスして、

 

 

 

町や歴史や観光の面白さだけでもイスラエルが気に入っているのに、居心地のよさで更にお気に入りになっています。

 

 

 

 


バスを乗り継いで到着したミュージアム。

 

 

 


ここ、めっちゃオシャレでしたYO!

 

 

 

長くて広い廊下に、贅沢な配置の彫刻。

 


リンゴの食べかす。

 

この辺りの歴史に沿った展示や、発掘されたものの展示。

 

何か、かわいい。

 

 





イスラエルミュージアムと言えばここ。

 

 


タジン鍋じゃありませんYO!

 

 

 

死海で発見された世界最古の旧約聖書が展示されている場所。

 

 

 

 

 

でね、イスラエルミュージアムの中には、

 

 

ユダヤ人の写真や生活について、更には映像の展示もしてあったの。

 

 

 

これが非常に興味深かった。

 

 

 

道ですれ違う正統派ユダヤ人は、目が合ってもニコっともしないし、笑っている所なんて見た事がなかったのだけど、

 

 


その映像には、新年を祝うパーティーや結婚式の様子など、伝統的な行事の様子が映し出されていて、

 

 


そこでは、踊り、歌い、笑っている正統派ユダヤ人の姿があったよ。

 

 

 

どういう生活をしているか、どんな服装があるのか、

 

 

ナゾに包まれた正統派ユダヤ人の生活と、人間らしさを覗けた感じでとても面白かった。

 

 

 


さて。

 

 

ここでゆうこりんとは一旦お別れ。

 

 


一人、行きたかった場所へ。

 

 

 

そこは、

 

 

 

「ヤド ヴァシェム」

 

 


ユダヤ人迫害と大量虐殺の歴史についての博物館。

 

 

 

今回の旅で、ユダヤ人の強制収容所であったザクセンハウゼンや、アンネ・フランクの家に行き

 

 

 

更に今回、イスラエルで沢山のユダヤ人に会い、

 

 

 

その歴史をもう一度勉強する必要があるな・・と思ってました。

 

 

 

そして、ユダヤ人の住む町にあるユダヤ人虐殺についての博物館。

 

 


一体、そこにはどうやってその歴史が展示され、記されているのだろう・・。

 

 

 

 

 

ヤド ヴァシェムまでは、トラムで行く事が出来ます。

 

 


終点駅の「Mt.Herzl」まで行き、そこから徒歩で直ぐ。

 

トラムを降りると地図や案内が出ているのでわかると思いますが、赤いオブジェを左手に見て交差点まで進み、左へ。

 


曲がると直ぐ、上(公園っぽい)に行く道と、下(道路)に行く道に分かれていますが、どっちに行っても到着するので大丈夫です。

 

まっすぐ進みます。

 

 

 

ヤド ヴァシェムに向かう途中、イスラエル人のご夫婦と一緒になりました。

 


キョロキョロしていたら、「ヤド バシェムに行くのか?」と声をかけられ、「こっちだからついておいで!」と言われたので、場所知ってるのかと思ってたら、

 

 

 

おじさん、その後、3回くらい反対からやって来る人に道を聞いてたからね。

 

 


かわゆす。

 

 


2人はテルアビブに住んでいて、今日は旦那さんのお誕生日でエルサレムに来ているんだって。

 

 


英語がほとんど話せない旦那さんと、旦那さんに「あなたの英語変よ」と、素敵な笑顔で旦那さんの英語を通訳してくれる奥さま。

 

 

2人もユダヤ人。

 

 

誕生日にユダヤ人虐殺についての博物館に向かうって、どういう気持ちなのだろうか。

 

 


私も宗教を聞かれ、その日、たまたまプロテスタントの学校に行っていたことの記事を書いた後だったので思わす「プロテスタント」と言ってしまうと、

 

 

「日本人はみんなプロテスタントか??」

 


と聞かれました。

 


なので、「仏教徒が多いと思うけれど、大半の人は、無宗教と言うか、強い信仰心がある人は少ないかもしれない・・。」

 

 


と言うと、物凄く驚いていたよ。

 

 


前に、

 

 

「イスラエルに入国する時、もし宗教を聞かれたら、無宗教でも仏教徒って答えた方が良いよ」

 


って、誰かに言われたのを思い出しました。

 

 

それは、仏教徒だからOKって意味じゃなくって、「無宗教」と言うのがいけないって話。

 

 


「無宗教」=「信じるものが無い」と言う事は、何をするかわからない・・・と思われるってその時は聞いたんだけど、

 

 


ある日本人は、

 

 


「日本人の宗教は何だ?」

 

 

と聞かれ

 


「ほとんどが無宗教だよ」

 

 

と答えると、

 


「そんなはずはない!無宗教なわけない!皆、神が見ているからと言う理由で悪い事をしなかったり、規律を守ったり、そういうことが出来ている。日本人はどう見ても何かを信じているとしか思えない。」

 

 

 

と言われた事がある・・・って言ってました。

 

 

 


強い何かへの信仰心が無い人が多い日本は、世界から見たらこちらの方が不思議なのでしょうね。

 

 

 

それでも「何かを信仰している」と思われる日本。

 

 


それは、もしかしたら「宗教」としてでは無いけれど、昔から継承されてきた日本人としての何かなのかもな。

 

 


震災の時、パニックや暴動も起きず、震災直後でもキチンと並んでいる日本人を見てびっくりした。信じられなかった。

 

 

と、色んなところで言われたな。

 

 


お財布を落としたら、中身もそのまま戻ってきた!日本じゃなかったらありえない!

 

 

って言われた事もあったな。

 

 


確かに。

 

 


日本を出て、色んな文化を見て、それから改めて日本を見ると、

 

 


日本らしさとか、日本の良さとか、悪さとか、そういうのが凄く見えてくる。

 

 


まずね、あんなにキレイに電車乗るのに並ぶ国、無いよ(笑)

 

 

それは「宗教」ではないかもしれないけど、でも、日本人独特の、明確に記されていないけれど守るべき規律とか、善悪の指標とか、そういうのがあるとは思う。

 

 


何かに書かれているわけでも、祈る場所があるわけでもなく、代々、親から子へと引き継がれているものなのかな。

 

 

 

「無宗教」と言うけれど、

 

 


確かに、

 

 

日本人的思想、日本人的規律、日本人的信仰は存在するのかも・・・って、ちょっと思ったりしたよ。

 

 

 

 

さて。

 


話がそれましたが。

 

 


そうやって到着したヤドヴァシェム。

 


入館料は無料です。

 

 

20シュケルでオーディオガイド(英語)の貸し出しもしています。

 

 

私は今回、ちゃんと見たい!と思っていたので借りたのだけれど、展示物がとても多く、

 


それごとにきちんと説明のパネルがあるし、更に、映像の展示(被害者の証言など)がとてもとても多いので、オーディオガイドを借りなくても十分に情報が入ってきます。

 

 

実際、展示してあるものを見るだけ、映像を見るだけでも物凄く時間がかかるし、受け取るものが多いので、オーディオガイドはほとんど聞きませんでした。


 

 

そうなんです。

 

 

 

この博物館の展示、無料とは思えない充実ぶりです。

 

 


ユダヤ人迫害の歴史、

 

 

そして、

 

 

ナチスによる大虐殺の歴史が、

 


パネルや地図、年表、遺品によって展示され、

 

 

そして、実際に収容所に入れられた人の証言の映像や、

 

 


虐殺の映像がこれでもかと展示されています。

 

 


正直、

 

 

物凄く重い。

 

 


虐殺の様子もはっきりと映し出されている。

 

 

 


穴の中に一列に並ばされ、後ろから順番に射殺されるユダヤ人達。

 

 

 

その上から土をかけられ、その後にはまた次の人たちが並ばされ・・

 

 

と、

 

 


信じられない映像が続く。

 

 


今、他の映像や、証言の内容についても書いていたのだけど、

 

 


文字で表現するのもあまりに残酷すぎるので、途中で消しました。。

 

 

 

 


とにかく。

 

 


想像をはるかに越えた悲惨さ。

 

 


エグすぎる。

 

 


リアルすぎる。

 

 

 


殺され方や、死体の扱いがあまりに雑すぎて、

 

 


本当にそこに映っているのは人間なのかと疑いたくなる。

 

 

殺されている人も、殺している人も、それをただ傍観している人も、

 

 


本当に人間なのかと信じられなくなる。

 

 


この地球上で、ほんの数十年前に実際に起きていた事。

 

 


そして、それをやったのは、宇宙人でもなんでもなく、同じ人間。

 

 


博物館には沢山のユダヤ人が見に来ていた。

 

 

 

兵士の格好をした若きイスラエル人が沢山いた。

 

 


彼らは、この展示を見て、何を思うのだろう。

 

 

 

そして、

 

 

私はこれを見て、何を思えば良い?

 

 


思っていた以上のストレートで衝撃的な展示の数々に、

 

 


何を思い、何を考え、どう消化したら良いのかわからなくなり、

 

 


最終的には無心に近い状態で、ただただ、目に前にある、現実に起きていた出来事を見つめていた。

 

 

 

人が人に殺される世界。

 

 


人が人を殺さなくてはいけない世界。

 

 

 

 

頭と心がパンパンです。

 

 

 

ヤドヴァシェムに行く予定の方、そのつもりで覚悟して行って下さい。

 

 

 

まとまらないブログになっちゃいました。

 

 


ごめんなさい。

 

 


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