節電対策・その3 ペアガラス、二重窓
こんにちは、代官山・夢をかなえるのリフォームのワークセブンのしがちゃんです!
いよいよ東京も梅雨入りし、毎日雨模様ですね。すずしい日々が続いてちょっとホッとしています。
さて先日は、今年の夏の計画停電・電力不足対策を視野に入れ、これからできる節電対策として、
・
をご紹介しました。
今日はそのほかに考えられる方法として、
・ペアガラス
・二重窓
をご紹介いたします。
【遮熱・高断熱性ペアガラス】
ペアガラスとは、
断熱性が高く、屋外の冷たさを室内に伝え難いペアガラスは、
一般的に冬場の暖房効率のアップや、結露対策などを目的に利用されていますが、
ペアガラスの中には、ガラス内面に特殊な金属膜をコーティングすることで、
遮光・遮熱性を高めたものがあります。
金属膜のコーティングにより、日光の反射率を高めて、室内に侵入する熱線をカットし、
また、ガラス自体が吸収した熱を、ペアガラスを隔てて外部に放出する働きがあるため、
冷房効果をアップさせることが可能です。
たとえば、旭硝子様のペヤプラス(リフォーム用)では、
日射熱のカット性能で約2倍の効果があります。これにより、冷房の効きも早く快適になります。
(※ガラス面に入射する日射を1 とした場合の室内に流入するエネルギーの比率。
左が通常のガラス、右が複層ガラス)
更に、断熱性に優れており、その性能は一般ガラスとくらべて約3倍!
冬はお部屋の暖かさを外に逃がさず、夏は冷気を保つ効果が高いです。
詳しくはこちら: 旭硝子様 ペヤプラス
http://www.asahiglassplaza.net/gp/reglass/products/pairplus/
だだし、ペアガラスは通常のガラスに比べると、厚みが3倍ぐらいありますので、
導入する場合、サッシごと交換、ということになってしまいいます。
外壁から切る大工事になってしまうので、気軽には導入しがたいのが難点ですね。
ただし、上でご紹介したペアプラスのように、現在お使いのサッシのままで使用できるタイプも
ないわけではありませんので、くわしいことはお問い合わせ下さい。
いずれにしても、カーテンやフィルムに比べれば数倍コストがかかります。
折角節電対策をするなら、お金がかかってしまってもよいから、長い目で見て、
夏の冷房効果も、冬の暖房効果も高めてくれるエコにつながるリフォームをしたい、
という方は、ご検討されても良いかもしれませんね。
【二重窓(内窓)】
断熱性を高める窓へのリフォームに興味はあるけど、ちょっとサッシ交換までは…、という方には、
もっと簡単にできるリフォームとして、二重窓があります。
これは、現在の窓の内側に、新たに断熱サッシと遮光・遮熱機能を持たせた窓ガラスを取付ける方法で、
各社より様々な製品が発売されています。
値段はやはりカーテンや遮熱フィルムに比べれば高額ですが、
大工事が必要ないため、半日程度の作業で設置可能。
ちなみに、トステムさんのホームページでは、
内窓(製品名:インプラス)をつけた前後での、室内の壁面の温度のbefore,afterが公開されています。
前後の差がはっきり分りますよね!
詳しくはこちらへ:トステム様 インプラス http://tostem.lixil.co.jp/lineup/sash/reform/inplus/
個人的には、インプラスは、堤真一さんのシュールなCMが印象的で、ちょっと目が離せない商品です。(笑)
連ドラのように、継の展開を楽しみにしてしまうんだなー