勘違い

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ご無沙汰していました。
私用でバタバタしていたのもので…

更新が遅れてしまいました。(言い訳です)


今日は「きっと留学したら英語が話せるようになる!」

そう思っている方の為に私の体験談を書こうと思います。


これは私を含め、私の両親も留学前に思っていたことです。

思っていましたというか…

ハッキリ言って私の場合はうぬぼれていました(苦笑)


海外に行く=英語が話せるようになる(勘違い)


生まれも育ちも日本。

暮らしている地は田舎。

外国人は中学生時代1週間程訪れていた

研修の先生しか知りません。

学校では『英語の授業』でしか

『英語を勉強する』事が無いので

話せる訳がありません。

【勿論今の学力レベルは当時より

上がっていると思いますが】


私は英語が苦手でした。

文法はちんぷんかんぷん。過去形、前置詞、動詞等で

説明されてもさっぱり分からない。

カセットテープを聞きながら授業を進めていくのですが

テープが何を言っているのか聞き取る事も出来ませんでした。

元々私は勉強が好きな方ではなく、予習復習はしたことが

ないので当たり前といえば当たり前なんですが‥。

(自慢になりませんね)


そんな私が海外に行ったら絶対喋れるようになるんだ!と

勘違いな期待を胸に膨らませ飛び立ちました。


勿論、着いた空港で顔が青ざめたのは

言うまでもありません。


私の話せた英語は


『ハロー』『サンキュー』『バーイ』『オーケー』コノ位です。


この程度でよく受け入れ側の高校が入学許可を

出してくれたなぁ…と思いますが、当時は試験も無く

『入学できますか?』『OKです』という簡単な入学でした。


今になってみれば簡単に入学できたことを救いに思います…

何も話せない私が試験を受けて入学することになっていたら

イギリスに渡る事は無かったでしょう。


4単語しか知らない私はまずヒースロー空港

(ロンドンにあるイギリスの空港)で泣きそうになりました。

何も話せない自分が初めて悲しくなった瞬間です。

入国審査官は容赦なく私に質問してきます。
私は手に持っていたパスポート、入学許可証、航空券、

入国カード全てを審査官に

渡し後は何を聞かれても、うんとも寸とも言わず

ただ黙ってました。

見かねた審査官は旅行客の日本人を呼び、私に通訳。

丁寧に教えてくれたあの日本の方には今でも感謝しています。

何とか入国審査をクリアーし、学校へ向かいました。


【学校までの道程でも色々あったのですがここでは省きます】


学校へ到着し、お世話になる寮長さん、校長先生にお会いし

挨拶をしましたがやはり何を言ってるのかサッパリ…。

さすがに何も話せないというのは、学校側にも大きなプレッシャー

だったようで先生方も困っていました。

ご飯を食べるにも1人で行けません。

寮長に言われて同年代のイギリス人が

連れていってくれるのですが、話しかけられても全く意味が

分からず普段良く喋る私が無言状態。

到着日は日本語が通じないホームシックと孤独な自分から

逃げたくなり部屋で気が済むまで泣いて、

泣きつかれた私は両親に無事に到着した連絡も

入れずそのまま寝てしまいました。


泣きじゃくったせいか翌日にはスッキリしていて、

いよいよここから私の格闘です。

4単語しか話せないのでは、全く意味が無い。

もっぱらジェスチャーで会話。

どんなにオーバーリアクションだろうとお構いなし。

恥は捨てとにかく意思表示。

英語が話せない私のレッスンカリキュラムが組まれ

時間割を渡されました。
授業は全部英語レッスン。

高校の勉強うんぬんの前に話せなければ授業に

参加出来るわけもなくとにかく英語、英語、英語漬け…。


辞書とにらめっこの日々が続きました。

2ヶ月が経った頃気付いた事がありました。

先生との会話中になんと!4単語しか話せなかった私が

I see』とあいづちを打っていました。

これには自分でもビックリ!

同時にとても嬉しかったです。


無意識の内に口から出ていたんですね。

脳で理解し言葉として発する…という事は、

耳から単語を覚えていたんです。
日本では予習、復習なんてしたことなかった私が、

自ら進んで勉強に取り組む姿勢を誰よりも両親に見せたいと

思っていましたが、普段の生活状況を電話で

話す位でしたから日本に居る親に今話したところで

信じては貰えない気がします。


話しがそれてしまいそうなので、戻します。


私はイギリスの高校に3年居ましたが、

やはり3年いても悠長な英語を話すには程遠く、

友人達と話すには問題無い程度にまで伸びましたが

政治経済の話しになるとついていけず…

うーん。もっと勉強しなきゃなという気持ちでした。

でも、私の場合は最初から全く英語が話せないという

状態が良かったのかも知れません。

勿論努力をする事が何よりも大事というのは言うまでも

ありませんが、ひたすら黙々と勉強をするのでは無く

とにかく「分からないなら聞く」聞き方が分からないと

ひるむ事はせず聞く。聞く。聞く。


後で友達に聞いた話しですが

「何度もしつこく聞いてくる日本人」と当時は

思われていたそうで…(‘A`)

確かにしつこかったです。


現地に行くだけで英語が話せるようになれば

何の苦労もなく済みますがそう簡単にいきません。

1度聞いただけで覚えてしまう天才ならともかく、

人の3倍努力しなければ理解が出来ない私にとって

海外に行って英語を話せるようになるのは

嫌いな勉強に打ち込むパワーが必要でした。


生活に困るから話せるようにならなきゃと、

いつも追い込まれていたように感じます

自分を追い込んだお陰で友人も出来、

寮生活という規則に縛られた生活でしたが、

それなりに楽しく過ごせた事は

やはりいい思い出です。


努力無くして成功は無い


これから留学する方々の中で

何も喋れない状態でいきます!という方も

居ると思います。


少しは勉強していきなさいと言われるかも

しれませんが自分で決めてみてはどうでしょうか?


今は何処に行っても日本人と出くわします。

心強い同じ国の方とお友達になって毎日一緒に過ごす

のも自由ですが、英語漬けの生活は何も分からないと

苦労しますが、その分後で得るものは大きいですよ。


【勿論大学に行かれる方は全く理解できない状態で

行くのは止めないといけませんが】


皆様の留学の成功を祈っています。

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