2011-08-02 06:45:00 posted by wooppy

インフルエンザワクチン接種量がようやく変更に

テーマ:子どもの健康と病気
厚生労働省は、今季のインフルエンザワクチンから、接種量を変更することに決めました。
3歳未満は1回0.25ml、3歳以上は1回0.5mlです。

WHO(世界保健機構)やCDC(米国疾病予防管理センター)は、この投与量を推奨していました。
今までの日本の投与量(1歳未満0.1ml、6歳未満0.2ml、6歳以上13歳未満0.3ml)がおかしかったのです。
これで投与量は欧米並みになりました。
しかし13歳未満はこの投与量で2回接種とのこと。
CDCでは、前年度に接種歴のある者は翌年から1回接種と規定しています。

まだまだ、日本は世界レベルになれない・・・

ちなみに、うちのクリニックでは、11年前の開院時から、WHOとCDCの推奨する接種量と接種回数で行っています。

コメント

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1 ■今年の接種回数は?

はじめまして。
2年ほど前からいつもウッピー先生のブログを興味深くも楽しみに拝見させていただいています。
ウッピー先生の病院が近くなら息子(8か月)が病気になったら連れて行きたいくらいですが、遠方のため新幹線か飛行機を使わないと無理なので残念です。
ところで、このニュースは先日見て知っていたんですが、13歳未満の接種回数は2回となっていることまでは知りませんでした。
昨年まで1回0.3ccで2回接種していたならば、今年は0.5CCの1回接種で構わないのでしょうか?
『CDCでは、前年度に接種歴のある者は翌年から1回接種と規定しています。』とのことであれば、接種歴はありますが、1回投与量としては少なく、合わせれば1回接種の規定量にはなるので、どうなんだろうと疑問がわきました。
私の姪が13歳未満なので0.5cc1回でいいならば、不必要な痛みや過剰なワクチン投与をしなくていいようにできるので・・お忙しいとは思いますが教えていただくと助かります。

2 ■☆あられさん

おっしゃること、疑問に思われることは、実にその通りなんです。
しかし、厚労省のお役人は頭が堅いというか、柔軟性がないというか、変化に対応しきれないようです。とりあえず接種量は変更して置いて、回数はそのままで、という感じでしょうね。
ちなみにうちのクリニックは、CDCの方式でしていますので、前年度に未接種の人は2回接種しています。これは異端と言えば異端です。
疑問に思っても、お上からの言うとおりにします、ってことが多くの医療機関のスタンスです。ですから、お上が何を言ってもおかしなことには従わないという僕は異端児なんです。

3 ■但し欧米のインフルワクチンと日本のワクチンはアジュバントの有無が違うよね

単純に比べられないですね。

4 ■☆うっきーさん

はい、おっしゃる通りです。
インフルエンザHAワクチンに限らず、輸入ワクチンであるヒブもPCV7も、含有アジュバント量が欧米と日本のそれとでは異なりますし、それ以上に接種方法が皮下注射と筋注の違いもあります。また3種混合ワクチンも日本のものと米国のものでは内容が異なります。これも単純に比較できません。アジュバントと接種方法が異なるが故に、日本では治験をし直さないと発売に至らないという壁がまだあります。そろそろ日本も接種方法を筋注に変えて、アジュバント量を増やすべきだと思っています。
ちなみに、今季のインフルエンザワクチンのうち、職員と家族に使う分だけ、米国の経鼻噴霧弱毒生ワクチンを使う予定です。

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