家具の整形外科病院 …院長の集中治療室… 【家具の修理】

家具の修理に限らず、変わったもの&不思議なものの修理を中心にした作業レポートです

         本編スタッフブログとは別で、院長が直々に運営する番外編ブログです。


         当工房は家具の修理をメインに営業しているわけですが、そうは言っても


         時々、珍しい物や、不思議な物が持ち込まれてくることがあります。


         こちらのブログは、そんな変わった物や珍品の修理を中心に書いていきます。

        

         不定期アップになりますが、よろしければ時々ごらんください。




         若手の2代目が運営している、楽しい本編スタッフブログ 


        家具の整形外科病院 -Operation Room-  


         合わせてよろしくお願いします。         


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よくお問い合わせをいただくイームズラウンジチェアの修理について、

 

その内容等について簡単に説明を書いておいた方がいいかなと思いましたので

 

今回はその特集です。

 

 

 

 

ハーマンミラーの正規品はもちろん、リプロダクト品ももちろん承っています。

 

 

 

 

 

私どもで直しているのは、接合パーツが外れてしまった物の修復です。

 

こういうところです。

 

 

 

 

オリジナルと同じように直す方法はしておりません。強度が不足するからです。

 

補強パーツをつけて直しますので、強度はかなり増します。

 

そのため見た目は少し変わりますが、普通の角度から見た場合にはパーツは見えません。

 

 

 

 

補強パーツは、ブラックとゴールドの2種類ありますので、ご希望で取り付けます。

 

 

 

 

料金につきましてはお問い合わせください。

 

外れている箇所はもちろん、まだ外れていない箇所の事前補強もいたします。

 

複数個所の場合は少しお得になります。

 

 

 

その他の部分については、木製シェルの傷や小さな割れのみ承ります。

 

こちらは傷の大きさや数により料金が大きく変わります。

 

画像を送っていただけばお見積りいたします。

 

 

 

修理後は必要に応じてクッションを外してゴミを除去したり、

 

隙間からたまった埃などを飛ばします。

 

 

 

 

最後にクッションは、本革専用のクリームで表面の汚れ落としと質感アップをします。

 

 

 

 

 

この、ややくたびれたかんじがいいですよね。

 

ビンテージ品ならではです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さあ、続きを書いていきますよー^^

 

まず、他の業者さんが手をつけた部分をすべて剥がしてみましょうか。

 

これって、めったにできることじゃないので結構楽しいんです。

 

同業者さんがいったいどんな材料を使っているのか、どんな塗装の重ね方をしてるのか

 

剥がしていくことによってすべてわかりますからね。

 

 

 

ラッカークリヤーを吹いてあった面を、スチールウールで少しずつ研磨していきます。

 

 

 

特に怪しい部分を重点的に研磨していくと、出てきました、傷を埋めた跡が。

 

 

ふーん、なるほど。普通の木工系パテのようですね。つまんない(笑)

 

綺麗に面を出して色出しもまあまあいいかんじなのに、最後のクリヤーで台無しにしちゃってます。

 

 

 

さて、表面全体を研磨して脱脂をしたら、ツキ板を貼ります。

 

ツキ板は、オリジナルと同じシルバーハートのツキ板を使用します。

 

 

前面の両サイド部分のRがきついので、貼るのにやや苦労しましたがこんなかんじになりました。

 

 

背面以外はすべて貼ってあります。

 

 

次は木目をはっきりさせるために下塗りです。

 

 

そしてこのあと、着色調整とウレタンを塗っていきます。

 

その画像はありません(笑)

 

 

 

さて、塗装も済んで次は磨きに入ります。

 

 

ここでえらいことに気づきました。

 

サランネットのパネルを取り付けるための穴をあけるのを忘れてました。

 

塗装のことに気をとられすぎて、うっかりです。

 

 

ゆっくり慎重に穴をあけます。

 

 

ここまできてミスったら大変ですからね、そりゃ慎重になります。

 

ただでさえ時間がかかった工程の修理ですから(笑)

 

 

穴もあけてゴムキャップもはめこみました。

 

あとはじっくり磨きをかけて、完成になります。

 

上に乗せた物が、これのぐらいまで歪みなく綺麗に映るようになればOKです。

 

 

 

 

 

 

遠方のお客様なので、しっかりと梱包して発送しました。

 

 

今回のようにツキ板の貼り直しまでするケースは少ないですが、

 

傷が大きい場合や傷の箇所が多い場合にはお勧めしています。

 

 

スピーカーの傷の修理でお困りの方、ぜひご相談をお待ちしております。

 

他業者様が直した物の再修理も大歓迎です(笑)

 

 

 

 

 

 

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ゴールデンウィークも終盤ですが、私たちにはそんなものはありません。

 

だって毎年ちょうど繁忙期にあたるんです。

 

3月中旬から徐々に忙しくなり、4月にピークを迎え、

 

5月末あたりには落ち着いてくるというかんじです。

 

ですから、もうかれこれ10数年ぐらいお花見も行ってません。

 

子供の入学式や卒業式はなんとか行きましたけどね。

 

それさえも行かなかったら、普段からろいろ言われている嫁に

 

何と言われるかわかりません(笑)

 

 

 

さて今回の患者さんはこちらです。

 

 

遠方から宅配便で送られてきました。内部のユニットは外して送っていただきました。

 

ホームシアターのスピーカーのようですね。

 

じつはこの品物、引っ越しの際に傷ついて、それを引っ越し業者さんが手配した修理業者さんで

 

直したそうですが、こんな結果なのでなんとかしてほしいということで、送られてきたものです。

 

 

一見すると綺麗なようですが、よく見てみましょう。

 

 

あー、小傷がありますね。

 

 

角も少しつぶれています。

 

おや? これは・・・

 

 

これは一度補修した跡ですね。

 

うまくなじませてますが、私にはわかります。

 

そして修理跡のある面全体をよく見ると・・・

 

 

これはひどい(笑)

 

修理跡を目立たせなくするために、その面にラッカークリヤーを吹いたようですが、

 

軽く吹いただけなので表面の質感がまったく違ったものになってしまっています。

 

どうせ吹くならたっぷり吹かないといけませんね。

 

せっかく傷自体はうまくなじませてるのに、ちょっともったいないですね。

 

ラッカーで仕上げたところをみると、これを直したのはおそらく

 

部分補修を主に行ってる補修屋さんでしょうかね。

 

このスピーカーの傷を綺麗に直すなら、やはりウレタン塗装仕上げをしないとダメです。

 

 

 

 

持ち主さんとやりとりを重ね、傷跡がまったくわからないように

 

ツキ板を貼り直す方法で直すことになりました。

 

 

                 ・・・・・・・・・・・・・・スピーカーキャビネットの修理 その7 ♯2に続く

 

 

 

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3月にテレビ東京系列で放送された『世界! 職人ワゴン』という番組、

 

とてもおもしろい内容の番組でしたね。

 

いろいろなジャンルの職人たちが1台のワゴン車に乗って

 

ヨーロッパの国をまわりながら現地の人のために修理をするという企画でした。

 

 

家電職人、左官、大工、エンジニア、そして家具職人の5人でしたね。

 

みなさんそれぞれ個性があり、見事な技術を披露していました。

 

放送後の各種掲示板を見ていると、おもしろかったというコメントの他に

 

「日曜大工レベルじゃねえか」等の酷評も多かったようです。

 

たしかに、「???」と思うようなところもありましたが、考えて見て下さい。

 

使い慣れた道具もほとんど無く、思ったような材料さえ揃わず、限られた短時間で

 

仕上げなければならないわけですから。

 

しかも極寒の環境の中での作業ですよ。

 

みなさんとても頑張ったと思います。

 

 

 

 

今回なぜこんなことを書いているのかと言いますと

 

実は1月に私のところにも出演依頼の打診があったからなんです(笑)

 

とてもおもしろそうな仕事なので、即OKしたいぐらいでしたが。。。

 

迷いましたよ、ほんとに。

 

だって2週間も海外に行かないといけなくなるので、

 

その間は工房の仕事がうまく回っていかなくなるわけですから。

 

大所帯のところなら何も問題ないのでしょうけど、うちのように小人数の工房では

 

2週間もの親方不在はありえません。

 

残念ですがお断りしました。 ほんとは出たかったんですよ。

 

もし出ていたら、番組に出ていた家具職人の南さんとは違ったものを直していると思いますが

 

私なりの技術を披露してヨーロッパ人をびっくりさせてやりたかったです(笑)

 

 

 

『世界! 職人ワゴン』の次回作も楽しみにしてます^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さて続きです。

 

まずはおかしなところで折れている足の先っぽを取って

 

馬は馬、台座は台座で直し、最後に両者をくっつけるというのが理想的なのですが

 

この足の先っぽが簡単に取れそうもなく、力を入れすぎると粉々になりそうな予感がしたので

 

ここは無理をせずそのままで修理をすることにします。

 

 

まずは台座の傷やひび割れの補修をすすめます。

 

 

背面に作者と思われる方の名前が彫ってありますが、有名な方なんでしょうか。わかりません。

 

 

 

台座の補修をある程度すすめたら馬を乗せて接着し、整形加工していきます。

 

 

いつも言ってますが、ちゃんと接着すればこのようにしっかりとくっつきます。

 

馬より台座の方が相当重いんですけどね。

 

 

ただ、本当は今回に限っては足の中に補強を入れたかったんです。

 

じつは仕上がったらこれを遠方まで送らないといけないからなんです。

 

でも、足がとても細いのと、先っぽがとれないことから補強は諦めました。

 

 

 

整形加工が済んだら着色作業です。

 

筆やエアブラシで着色して行きます。

 

 

そして最後に仕上げの上塗りをするのですが、ここで思い切ってツヤを落とした仕上げにしてみました。

 

だって、もとの表面があまりにツヤツヤしすぎてまるでプラスチックみたいなものですから。

 

本物の馬ってこんなにツヤツヤしてないじゃないですか。

 

ですから少しリアルにしてみたかんじです。

 

上の画像と比べてみてください。

 

 

 

直した部分はこんな仕上がりです。

 

 

よく見ると馬って本当に愛嬌のある顔してますよね(笑)

 

 

 

 

仕上がりましたら発送です。

 

遠方まで無事に届いてくれるといいな。

 

 

 

置物や壁飾り等の破損でお困りの方、ぜひご相談をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

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花見の季節です。

 

この時期は毎年忙しいので花見なんてできないのですが、

 

松戸の常盤平商店街や、八柱霊園横の通りなど、桜並木がとても綺麗な場所があるので

 

目の保養はちゃんとしています。

 

特に八柱霊園横の通りは道も広く路駐もできますからお勧めですよ。

 

 

 

さて、今回の患者さんはこちらです。

 

 

ん?

 

 

思わず二度見してしまいました。

 

なんですかこれ?

 

重たそうな台座の上に突き出てるのは・・・何かの足?

 

 

 

ダンボールからもう1個出てきました。

 

 

馬ですか。

 

 

競走馬ですね。

 

 

なるほど、4本の足がすべて折れていますね。

 

とりあえず台座に乗せて合わせてみるとこんなかんじです。

 

 

これは名馬と言われたハイセイコーという競走馬だそうです。

 

競馬をやらない私でもハイセイコーの名前はもちろん知っています。

 

 

足の他にも耳に傷があったり

 

 

台座にも傷があったりひび割れていたりしています。

 

 

これはちょっと大変そうですね。

 

次回に続きます。

 

                        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・馬の置物 折れた足の修理 ♯2 に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このブログでは普通の家具の修理については書かないつもりだったんですけどね、

 

うちの若いもんがぜんぜんあっちのブログを更新しないもんですから

 

しかたないのでたまには普通の家具のことも書きますよ。

 

 

ただ、普通の修理のことを書いてても読んでる人は飽きるだけなので

 

私は少しでも変わったことを書こうと思ってます。

 

そこで今回はタンスの引き出しの修理です。

 

え? それこそまさに普通の修理じゃねえかって?

 

 

 

タンスのひきだしの修理というだけならそうでしょう。

 

でもね、今回の患者さんを見てください。

 

 

ひきだしの前板がガツガツとへこんでいます。

 

この画像を見た同業者の方はきっと「うわぁ~・・・」と嫌な顔をしたはず(笑)

 

この色でこの傷を綺麗に直すのって、みなさんが思っている以上に難しいんです。

 

ただ傷を埋めて色を塗って木目を描けばいいってもんじゃないんですよ。

 

それだけじゃ補修の跡がまるわかりなんです。

 

それ以外にひと手間もふた手間も必要なんです。

 

業務上の秘密なので詳しくは書きませんけどね。

 

 

 

ダーク系の色ならそこまで難しくないんですが、このあたりの色のものは

 

本当に難しいんです。

 

以前、ジャニーズの伊野尾くんが来たときに直した物なんて、じつはかなり簡単な部類です(笑)

 

 

 

こちらがほぼ仕上がり段階の状態です。

 

 

ここまで細かい木目だと、描いていくのも大変です(笑)

 

描き方もコツや順番があり、単純ではないです。

 

 

ちなみに私だと2時間ぐらいで描きますが、うちの若いもんだとたぶん

 

1日がかりでしょうね(笑)

 

 

修理跡がわかりやすいようにフラッシュをつけて撮影しましたが、

 

それでもかなりいい線いってます(自画自賛)

 

フラッシュをつけなければ、ほぼ完全に跡がわかりません。

 

この程度まで仕上がると、自信をもってお客様へお返しできます^^

 

 

 

 

大切な家具に目立つ傷をつけてしまい困っている方、ぜひご相談をお待ちしています^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ブログを見てくださった方から、イームズラウンジチェアの修理に関する

 

お問い合わせが以前より増えています。

 

状態を聞いてみますと、壊れている箇所はみなさん必ず同じところです。

 

メーカーさんは製造方法の改善はしないんでしょうかね?

 

接着剤を変えるとかの対策はもちろんしていると思いますが

 

どう考えてもあれだけの負荷がかかる部分がほぼ接着だけというのは。。。

 

まあ、改善されたら私の仕事が減ってしまうので、それも困りますが(笑)

 

 

 

さて今回のイームズさんはこちらです。

 

 

まだ新しいかんじの綺麗なイームズさんです。

 

ぱっと見は正規品かと思うくらい、リプロダクト品の中ではレベルの高い品物だと思います。

 

特にシェル部分はいいですね。 内側の着色もされていて、細部の仕上げも綺麗です。

 

 

症状はというと、やはりいつものように肘の接合部が外れています。

 

 

パーツをプレートから外してみると、こんな状態でした。

 

 

ぐにゃりと変形しています。

 

ここまで変形してるのは珍しいです。

 

なぜここまで変形してしまっているのでしょう?

 

この黒いゴムの中にはスチールのプレートが入っているのですが、

 

そのプレートが変形してしまっているわけです。

 

撮り忘れましたが、やはりプレートの厚みが薄かったですね。

 

正規品に比べると7割程度の厚みに見えました。

 

 

この変形したパーツは手直しで可能な限り平面に戻し、再利用します。

 

この後の補修では、このパーツを挟み込んでしめつけますので、

 

よほどの破損で無いかぎりは、強度的に問題なく再利用できます。

 

 

 

そしてもうひとつ、オーナーさんがおっしゃっていたことがありました。

 

外れていない方の背もたれが、動いて下がってしまうというものでした。

 

反対側が外れたからではなく、最初からそうだったとのことです。

 

その箇所を点検してみると、接合パーツは破損していないのに、

 

たしかに少しガクガク動きました。

 

よく見てみると、原因らしきものを発見しましたよ。

 

 

わかるでしょうか。

 

パーツ同士を接合する穴とその接合ボルトを比べてみると

 

使用しているボルトの太さに比べて、穴が結構大きいです。

 

ただこれは接合時の位置合わせにこれくらいの誤差を考慮する必要があるので

 

正規品でも同じように穴は大きいです。

 

問題は使用しているボルトの方なんですよね。

 

穴が大きいため締めたボルトがずれないように、穴の周囲にテーパーが

 

つけてあります。車のホイールの穴と同じようなかんじですね。

 

それなのに、使用しているボルトはそれに合っていません。

 

つまり、こういうボルトを使わないといけないわけです。

 

 

並べてみると、こういうことです。

 

 

ボルトを交換すると、ガタつきはなくなりました。

 

 

 

あとは、いろいろと加工を続けます。

 

 

何をどう加工しているのかは秘密(笑)

 

 

 

修理も無事に完了したら、最後にレザー部分を革用クリーナーで拭きます。

 

 

これはもちろんサービスですよ。

 

綺麗にしてもらって嫌がる人っていませんから(笑)

 

 

 

 

そして仕上がりがこちらです。

 

 

今回は他の3箇所も事前補強として施工しました。

 

普通の位置から見ると、このようにまったく見えません。

 

 

 

 

リプロダクト品もメーカーによって細部が違っているので、

 

ときどき新しい発見等もあり楽しいです。

 

次はどんなイームズさんが入院してくるのかな^^

 

 

 

イームズラウンジチェアの接合部の補修、正規品でもリプロダクト品でも承ります。

 

事前補強も承ります。破損したときにシェル本体まで破損していると、修理代が高くつきますよ。

 

ではまた。

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「おまえはいつも同じことしかやっとらんのかい」

 

と言われそうなので、たまには変わった作業をしているところも書いておきましょうかね。

 

とは言っても、思いつきなので途中経過の画像はひとつもありませんが(笑)

 

 

 

今回の患者さんはこちらです。

 

 

ご依頼者はこのタンスの持ち主の娘さんです。

 

思い出がたくさんつまったこのタンスを、せまい場所にも置けるように

 

作り変えてほしいとのことでした。

 

 

娘さんとやりとりを重ね、下段に作製した天板を取り付けてチェストにすることに

 

しました。

 

こんなかんじです。

 

 

 

・・・とお見せしようと思ったら、画像がありません。

 

なんと撮り忘れていました(笑)

 

ま、いいんですけどね。今回のメインは別ですから(←言い訳)

 

 

 

みなさんお気づきと思いますが、下段を使ってもまだ残りの部材がありますよね。

 

引き出しの前板には、劣化しているとはいえとても綺麗なツキ板が貼ってあります。

 

何か小物を作りたいという娘さんとまたやりとりを重ね、

 

こんなものを作ってみました。

 

 

 

 

A4サイズがすっぽり入る大きさの小箱です。

 

本体の枠には引き出しの前板を使い、蓋には引き戸を使っています。

 

 

蓋をあけるとこんなかんじです。

 

底板用には綺麗な板が取れなかったので、新しい部材を使用しています。

 

 

 

他にも蓋のない箱をいくつか作製し、使える部分はほぼ使いきったと思います。

 

古いタンスだったので板の反りや収縮がひどく、かなり大変でしたが

 

思い出を残すお手伝いというのが私は大好きなので、まったく苦になりません。

 

品物をお届けすると、娘さんには大変喜んでいただけました。

 

 

 

小さな工房のため、大きなリメイクはできないこともありますが

 

細かいことや手の込んだことなら大好きです。

 

「こんなことはできるの?」 というお問い合わせ、ぜひお待ちしてます^^

 

 

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一般のお客様からのご依頼の中で、件数からすると

 

おそらくトップ3に入ると思われるのが、椅子のぐらつきの修理です。

 

ダボやホゾで接合されている部分が外れてくるためにぐらつくわけですね。

 

あ、そういえば昨年ジャニーズの伊野尾くんがうちに来た時にも

 

椅子のぐらつきの修理を手伝ってもらいましたよね。

 

 

 

その部分が外れてくる原因はいろいろあります。

 

①接着剤が劣化して剥がれる

②木の収縮でホゾが緩くなる

③椅子を揺らしたり傾けて使用する

 

 

 

③はお子さんがいる家庭ではよくありがちですよね。

 

ぐらつきを直す方法は、一度分解して古い接着剤を取り除き

 

再度組み直すことになります。

 

 

部分的な分解で済むか、ほぼ全体を分解しないとならないかにより

 

料金が変わってきます。

 

また、一度修理したことがある椅子は、釘やタッカーの針が打ち込まれていることがあり

 

うまく分解ができないため作業をお断りすることがあります。

 

 

 

 

ぐらつき修理の次に椅子の修理で多いのは、座面の張り替えです。

 

内部のウレタンフォームを交換し、表の張り地を新しい物にするわけですが

 

たまに座面の内部が板ではないものがあります。

 

板の代わりにゴムのベルトを張って座り心地を良くしているわけですね。

 

でも、やはり素材がゴムなのでどうしても劣化して伸びてきます。

 

こんなかんじです。

 

 

 

伸びたパンツのゴムを連想してしまいます(笑)

 

 

 

さて、伸びてしまうと座り心地も何もありませんから、もちろんこれも張り直します。

 

張り直すときは、さらに強度を増すためにベルトの数を増やします。

 

 

こうすることでかかる負荷が分散し、伸びにくくなるわけですね。

 

ただ、沈み込みがあまりなくなるため、座り心地はやや硬くなります。

 

それでも硬い板に比べればやわらかいわけですが。

 

 

このベルト張り、じつは意外と力が必要です。

 

一度に多くの椅子をやりますと、握力がなくなってきます。腕も痛くなります。

 

あ、これも伊野尾くんにやってもらったらおもしろかったかなあ(笑)

 

 

 

 

今回は椅子の修理についてのちょっとしたお話でした。

 

これからも時々、いろいろな家具の修理についてのお話をしていきますね。

 

え?  院長は家具以外のことを書くんじゃなかったのかって?

 

 

はい、もちろんそのスタンスは変わっていません。

 

しかし、うちの若いもんがやってるブログが滞ってしまってますからね(笑)

 

だからたまにはこっちで家具のことも書かないとならんかなと。

 

そんなわけです。

 

 

椅子のぐらつき等でお困りの方、ぜひご相談ください。

 

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