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日々の作業ちょっと紹介


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GPZ900Rのカスタムです。

「僕の900R、もっとブログで紹介してくださいよ~」 なんてわがままなことをいう古くからのお付き合いの伸也君からのご依頼がありましたので、「だったらブログ書く工賃請求するからなー」 と、しぶしぶ書くことに… (ほんとに請求したりして…)

とは言え、はるばる宮崎県からこのGPZを引取りに来てくれる予定でして、それまでは自分のマシンがどんなことになっているのか早く見たくて首を長くして待っていてくれたので、ちょこっとご紹介。

だけど、マシン全体の写真を撮っていなかったので、各写真を自分で組み合わせて想像してみてくださいね。 

オーリンズのレーシングフロントフォーク用に製作したフォークオフセット可変式のステムはブラックにアルマイトをしてみました。

レース用で、フォークのトップキャップが傷だらけでしたので、こちらはまったく同じ形で作って新品に。

こちらも数々のレースでの転倒でフォークボトムブラケットも傷がすごかったので、全部分解してから、各面をフライスで切削して綺麗な面を取り戻してからアルマイトをかけ直ししています。 この作業がそれはそれは大変、多角形だったり、いろんな方向から傷がありましたので、何度も何度も治具に固定し直して加工しなければいけませんでした。 もう2度とやりたくない仕事ベスト10に入れておきます。

こちらはスーパービルドマキシマムさんで製作してもらいましたワンオフのスイングアーム。 お客様から受けた要望をこちらで作図して、寸法どおりに作っていただきました。 全日本選手権や鈴鹿8耐などでも使用しているチームがたくさんあるとてもスペシャルなショップさんです。

スプロケットはダイマグホイール用がすぐに入手できなかったので、ウッドストックでワンオフで製作。 お客さんの好みを知っているのでこちらで勝手にデザイン決めて加工しました。 ステムシャフトとともにハードアルマイトで処理をしています。

前後のブレーキディスクはサンスター製で、ディスクスペーサ、キャリパーブラケットはウッドストックで作りました。

スイングアームピボットは以前に下に下げる加工をしていますので、ステップもワンオフ。

ピボットシャフトもナットもワンオフで作っています。

前後のアクスルシャフトはKOODブランドを展開しているコウワさんにワンオフで製作していただきました。 いつもわがままな要求に応えていただいている頼りになる会社です。 今回もカッコいいシャフトありがとうございます。 このちらっと見えるシャフトが形状や材質、表面処理にスペシャル感があり、マシンに品が出て良い感じになりますね。

もちろん、剛性が上がり、サスやタイヤがしっかりと仕事をする手助けになりますので、大事なパーツのひとつになります。

シャフトひとつでスイングアームまでさらにカッコよく見えるものですね~

と、華やかなことばかりではなく、こんなことも…

古いマグネシウムのダイマグホイールゆえ、フロントのベアリングにガタがあるなーと思って見てみると…

ホイールとベアリングのハメ合いがゆるくなっており、ガーンなことに…

いろいろと考えた結果、ベアリングの外径を少し小さい径のものに変更してホイールとベアリングの間に圧入できるスペーサを製作することになりました。

製作してスペーサを圧入

そして、ベアリングを圧入

ディスタンスカラーとホイールカラーもサイズが変わりますので、作り直さないといけなくなりましたが、なんとか走れるようにはリカバリーできました。

で、ここまでワンオフのオンパレードで豪華な仕様になっているのに、サイドカバーは割れたまま…

そして、フロントのキャリパーは一番お安いブレンボ…

なせだかいつもこだわっているところが偏っているちょっと変わったオーナーです。

まあ、全部完璧なのも気持ち悪かったりするし、このサイドカバーも嫌いじゃないよ、伸也君。

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