街マーケティング

「住まい探しや出店は、まず街を選べ。」と言われます。エリアマーケティングの専門家が
街選びに役立つ、「元気な街、話題の施設」を紹介します。

エリア分析や店舗開発のマーケティング・スタッフが見た地域(県民)性、街、話題の施設をコメントしています。

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とにかく新緑が気持ち良いアートイベント

 

いちはらアート×ミックスは、市原市の南部、小湊線沿いの農業エリアを活性化させようと計画されたアートイベントです。今回は2014年に次ぐ2回目となります。

 

 

↑観賞パスポート

 

市原市は、千葉県の中央に位置する人口28万人の市です。北部は、都心へのベッドタウン、臨海部は工業エリア、南部は、自然の残る農業エリアです。ひとつの市で、1次、2次、そして3次産業の居住地として産業の歴史を表しているようです。今回の会場は、その1次産業エリアで、廃校を利用した展示拠点が2カ所もあったことから人口減少が推察されます。

  

 このアートイベントへ、ゴールデンウィークの連休を使って、東京湾アクアライン~圏央道~市原鶴舞ICのルートで行って来ました。小湊線沿いに高滝駅から養老渓谷駅まで南下するルートです。

 

 市原舞鶴ICから、近く高滝湖畔のその名も市原湖畔美術館からスタートです。高滝湖は、千葉県で最も広い貯水面積の人造湖だそうです。のんびりボートに乗ったり、釣りをしたりしている人がいる緑に囲まれた湖です。

 

↑高滝湖

 

 

市原湖畔美術館

  

市原湖畔美術館は、この湖を見下ろすように建つコンクリート打ち放しのモダンな美術館。ここで全ての会場に入れる観賞パスポートを購入、イベントのスタートです。エントランスでは、KOSUGE1-16ユニットのオブジェが迎えてくれます。酸素と二酸化炭素を交換する肺胞をモチーフにしているらしく、ここから始まる里山アートイベントに向け自然環境の中で深呼吸に誘うようです。

 

↑市原湖畔美術館とKOSUGE1-16ユニットのオブジェ

 

 

IAAES(旧里見小学校)

 

小湊線に沿ってさらに南下すると飯給駅近くに旧里見小学校を活用したIAAES(Ichikawa Art/Athlete Etc.School)があります。ここでは、教室を使って、様々な作品が展示されています。

 

特に面白いと思ったのは、レオニート・チシコフ氏の月のオブジェ「種田山頭火の月」。自然を擬人化した寓話の世界を思い起こさせます。

 

 

↑月のオブジェ

 

森ラジオステーション

 

さらに南下して月崎駅へ。駅のすぐ横に、今回のいちはらアート×ミックスのシンボル的な作品として紹介されている木村崇人氏の「森ラジオステーション」があります。やはり最も里山とアートを代表するような作品です。建物自体が緑化され、人を森に誘う駅(ステーション)ということだそうです。

 

 

↑草に覆われた森ラジオステーション

 

説明してくれたスタッフの方によると、

「この建物は、昔は保線小屋でした。天井の天窓は、森の木漏れ日をイメージしているのですよ。」

とのこと。自然光がもれ、設置されたラジオからは森の環境音が響いています。

 

↑森ラジオステーション内部

 

それでなくても、自然に「ホーホケキョ!」と鴬の鳴き声が聞こえる場所です。すぐ隣が小湊線の線路なので、撮り鉄では無いけれど、電車の到着時刻を待って写真を撮りました。

 

 

 

 

月出工舎(旧月出小学校)

 

ここから峠道を走り、いくつかのトンネルを抜け、山側の月出工舎を目指しました。ここも旧月出小学校のリノベーションで、「遊・学・医・食」をテーマとした新しいがっこうとのことです。校庭には、チョウハシトオル氏の「火処の大屋根」が設置されています。かまどを象徴に、忘れられた人間と自然の関係の再考を促すオブジェです。

 
↑かまどをシンボルにした「火処の大屋根」オブジェ

 

また、東京・仙川のギャラリーカフェ「ニワコヤ」が、月出店を出店しています。ここでちょっと一息。おいしい珈琲と、さりげなく添えられた花がホッとさせてくれます。

 

 

石神菜の花畑

  

  ここから、再び小湊線の沿線に戻り、養老渓谷駅を目指しました。途中、自然の中、小湊線の電車が走る絶好のビューポイントがあり写真撮影。たまたま、アートミックスグラフィックの電車が通り、このアートイベントそのもののような写真となりました。

 

↑里山の中を走る小湊鐵道

 

そして、何とか養老渓谷駅まで到着しましたが、ここで17時タイムアウト。残念ながら「アートハウスあそう原の谷」までは行けませんでした。

 

今回、巡った小湊線沿いの里山エリアは、都心から約1時間のところに自然という豊かな資源を持っています。これが価値化出来れば大きな可能性をもつのではないかと感じました。

 

市原市の1次から3次産業エリアの中で、工業はグローバル化で国内生産が減少傾向、3次産業の居住地としての住宅も都心集中が加速しています。レジャー・観光市場が拡大する中、逆に1次産業エリアである里山の自然は有力な資源となりそうです。

 

この里山の自然、5月のさわやかな風と花、点在するアート、都心からこんなに近いところにある心身をリフレッシュさせてくれるイベントです。5月14日まで開催、今週末、晴れたらぜひ行ってみたらいかがでしょうか。

 

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