• 28 Jul
    • ラブホテル廃墟、旅荘赤坂 前編

      狭山丘陵の東京都側にあるラブホテル廃墟「旅荘赤坂」が、今年の6月ごろから解体されている。不法投棄と破壊によって、ひどいことになってしまっていたが、こればかりは更地になることでより良い方向になることを期待したい。今回は追悼の意味も込めて、2008年3月に探索した際のレポートを掲載したい。多摩湖周遊道路の南側を進むと、現在も現役さながらの看板が時々現れる。この途中はラブホテル街で、数件のラブホやモーテルなどが点在しているが、所沢と東大和を結ぶ主要ルートから行くと旅荘赤坂は一番奥にあったことから営業的には苦戦したのかもしれない。旅荘赤坂エントランス部分。このときは珍しく不法投棄が撤去された後だったが、その後すぐに山盛りのゴミだらけとなってしまっていた。トラックなどが荷台に満載したゴミを丸ごと放置していくという話だ。自然好きな自分としては、最悪にファッキンな話である。外側に落ちていた大量の女性物古着。そしてこれは「何か」を予感させるアイテムとなる。事務所と思われる場所。金庫やアメニティグッズ、そしてロゴ入りのマッチなどがそのまま残されていた。さらに事務所の中。ここも女性物の古着だらけになっていた。コスプレ用に貸し出しとか、そういうレベルではない。廃墟化してから誰かが大量に持ち込んだのだろう。もしかしたら盗まれたものかもしれない。緊張が走る。各部屋はそれぞれ独立したタイプ。モーテルの連棟形式という奴だろうか?価格は休憩3800円、宿泊5800円。安いような高いような。部屋は安っぽいエセ和風テイストで、それぞれ「平安」などの名前がついている。玄関。玉砂利を入れたコンクリ。昔こういう家あったなあ。内部。この部屋は比較的きれいな方。布団などは侵入者によって押入れから出されてしまったのだろう。赤い柱と竹の間仕切りが、とてもエセ和風的でチープ。全体的に古そうで、これじゃ厳しいだろうなあと思ってしまう。客がこなくなった時点で、いっそ建て替えた方が良かったのかもしれないがお金もかかり、客が確実に来るとも限らない中で、経営的に厳しくなり最後は廃墟になってしまったのだろう。ぶっちゃけた話、そもそもの場所が悪かったんだと思う。風呂。一昔前の雰囲気。This is つれこみ宿。ラミネートされた価格表。上に貼ってあるシールが、経営的な逡巡を思い起こさせる。3時間3800円は、このあたりのラブホでは一番安い方。でもダメだったのは場所と設備の悪さだろう。女の子が二度と行きたくないと嫌がるレベルじゃあ仕方ない。続く

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