平和島オールレディース
準優日のシリーズ5日目を迎えました。



(米井里実選手が6コース差しで9万舟の超大穴を提供。
 デビュー通算6勝目で6コース初勝利となりました)


(大橋由珠選手は5コースまくりで3万舟を提供。
 昨年10月の桐生戦以来、約11カ月ぶりの1着で
 デビュー通算3勝目となっています)


(9Rで海野ゆかり選手が意地の2コース差し。
 明日は繰り上がりで10Rの特別選抜B戦に登場です)





さて今日のレース結果は、


1R ⑥米井 里実 6コース差し (3連単91510円)
2R ④堀之内紀代子 4コースまくり
3R ⑤櫻本あゆみ 5コースまくり (3連単14760円)
4R ③栢場 優子 3コース抜き
5R ④香川 素子 4コースまくり
6R ⑤大橋 由珠 5コースまくり (3連単33750円)
7R ③赤澤 文香 3コースまくり差し (3連単12150円)
8R ①柳澤 千春 1コース逃げ
9R ②海野ゆかり 2コース差し
準優10R ②日高 逸子 2コース差し
準優11R ①淺田千亜希 1コース抜き
準優12R ①寺田 千恵 1コース逃げ



【今節上がりタイムベスト5】

1 寺田 千恵 1:48.4(3日目3R)
2 倉持 莉々 1:48.5(4日目5R)
2 堀之内紀代子 1:48.5(4日目2R)
4 淺田千亜希 1:48.7(2日目8R)
5 櫻本あゆみ 1:48.9(3日目6R)


【今節の部品交換状況】

垣内 清美 ①キャリアボデー、①新プロペラ
武藤 綾子 ③キャリアボデー
野辺 香織 ②新プロペラ
池田 明美 ②キャリアボデー
香川 素子 ④電気一式
佐々木裕美 ④電気一式

石井 裕美 ⑤リング2本
加藤  綾 ⑥クランクシャフト
川野 芽唯 ③キャリアボデー、④クランクシャフト・キャリアボデー
深川麻奈美 ③電気一式、④電気一式・キャリアボデー、⑤リング1本・キャリアボデー
櫻本あゆみ ⑤リング1本
竹野 未華 ③新プロペラ
(※○内の数字はシリーズ○日目。青字は準優組)


【今節支部別1着回数】

徳島支部 14勝(淺田⑥、岩崎⑤、岸②、新田①)
東京支部 11勝(櫻本④、栢場③、田村①、米井①、倉持①、大橋由①)
岡山支部 11勝(堀之内⑤、寺田④、福島①、赤澤①)
福岡支部 8勝(日高④、川野③、深川①)
愛知支部 4勝(大瀧③、笠野①)
香川支部 4勝(山川②、柳澤①、道上①)
滋賀支部 3勝(香川③)
広島支部 2勝(海野②)
静岡支部 1勝(池田明①)
兵庫支部 1勝(森脇①)
山口支部 1勝(佐々木①)






さっそく話題は準優勝戦へ。


まず最初の10Rは、



【準優10R結果】
1着 ②日高 逸子 2コース ST.13
2着 ①岩崎 芳美 1コース ST.11
3着 ④山川美由紀 4コース ST.13
4着 ⑥福島 陽子 6コース ST.14
5着 ③岸  恵子 3コース ST.15
6着 ⑤武藤 綾子 5コース ST.12
決まり手=差し


③岸選手が3コースから握って回り、
インの①岩崎選手と競り合いぎみになる展開に。


徳島支部2人がバトルを繰り広げている間に、
②日高選手が2コースからブイ際を丁寧に差して先頭へ。


2連単②①の2番人気決着となりました。



②日高選手が2コースから巧みな小回りで技ありの1着。
ここ3節連続で準優敗退に終わっていましたが、
その流れを変える大きな白星となりました。


また現在女子賞金ランキング19位の日高選手にとって
価値ある優出切符の獲得となっています。


ここまで9走で展示一番時計が6本
快速ぶりを見せてきた今節。
平均展示順位1.44はトップの数字です。


明日の優勝戦は3号艇で登場。
自慢の伸び足を生かし切るためにも、
伝家の宝刀・3カドという作戦があるかもしれません。


優勝となれば昨年9月15日の
芦屋オールレディース以来でほぼ1年ぶり


09年平和島オール女子戦と12年平和島ほぼオール女子戦に続く
当地3回目の優勝となるでしょうか。



①岩崎選手はイン逃げならず2着に終わるも、
これで前々節のびわこオールレディース(優出2着)と
前節の福岡オールレディース(優出5着)に続く
3節連続優出となりました。


明日の優勝戦は4号艇で登場。

前節の福岡オールレディースでは優勝戦4号艇だったものの
ピット離れで後手を踏んで5コースとなり、
展開なく5着に終わっていた岩崎選手。
明日こそ持ち前のスタート力を生かすレースとしたいところです。



④山川選手は4コースから差し伸びてくるも
あと一歩届かず無念の3着に。


現在女子賞金ランキング12位なだけに、
明日の特別選抜A戦11R2号艇も大事な一走になります。



⑥福島選手は6コースから最内差しで4着。
平和島2回目の優出はなりませんでした。



③岸選手は3コースから果敢にまくりを狙うも5着。
2節連続優出は逃しました。



⑤武藤選手は5コースからまくり差し不発で
6着に終わっています。








続いて11Rは、



【準優11R結果】
1着 ①淺田千亜希 1コース ST.04
2着 ③堀之内紀代子 3コース ST.18
3着 ④栢場 優子 4コース ST.20
4着 ⑥野田 祥子 6コース ST.24
5着 ⑤川野 芽唯 5コース ST.17
落水 ②櫻本あゆみ 2コース ST.12
決まり手=抜き


②櫻本選手が2コースから差して先頭に立つも、
猛追してきた①淺田選手と2周2マークで競り合い、
ターンマークに接触して落水するアクシデント。


波乱のレースとなった末に
2連単①③の1番人気決着となりました。



②櫻本選手はレスキュー艇でピットに戻ってくると、
小走りに控室へ駆けていく姿が。
激しく横転するヒヤリとする事故でしたが、
大きなケガはなかったようでひと安心です。



①淺田選手はイン逃げならずも、
粘りの追撃が実って1着をもぎ取る形に。


逃げ切れなかったことや事故レースになったこともあってか
レース後は終始厳しい表情で引き揚げていく様子が見られましたが、
この1着で明日の優勝戦1号艇が確定です。


今節は1・1・2・1・3・1・1・2・①着のオール3連対。
初日から8走すべてコンマ10台のスタートでしたが、
準優の勝負どころで初めてコンマ04まで踏み込み、
気迫を優出切符を手にすることになりました。


明日は3月の児島男女ダブル戦に続く
今年2回目の優勝を狙います。



③堀之内選手は3コースまくりが不発に終わるも、
道中でうまく立ち回って2着獲りに成功。

また1周2マークで他艇と接触して舟が大きく暴れながら、
冷静に立て直したシーンも印象的でした。


今節は2・1・5・5・1・1・1・1・②着で、
まくり4本を決めるなど速攻力が目立つ一節に。


展示一番時計5本という韋駄天ぶりに加え、
今節平均STコンマ12でトップの数字もマークし、
準エース機のパワーをうまく生かした戦いぶりを見せてきました。


明日の優勝戦は5号艇で登場。
今節の堀之内選手なら5コースでも決して遠くないでしょう。


6月の浜名湖男女ダブル戦に続く
今年2回目の優勝を狙います。



④栢場選手は4コース差し及ばず3着。
平和島2回目の優出はなりませんでした。



⑥野田選手は6コースから最内差しも4着。
約3年半ぶりの優出には届きませんでした。



⑤川野選手は5コースからまくり差しを狙うも5着。

現在女子賞金ランキング21位の川野選手。
明日の特別選抜B戦10R2号艇は勝ち切りたいレースです。







そして最後の12Rは、



【準優12R結果】
1着 ①寺田 千恵 1コース ST.11
2着 ④松瀬 弘美 4コース ST.07
3着 ②大瀧明日香 2コース ST.09
4着 ③香川 素子 3コース ST.17
5着 ⑤新田 芳美 5コース ST.07
6着 ⑥太田 雅美 6コース ST.09
決まり手=逃げ


④松瀬選手が4カドから握って攻めるも、
①寺田選手がしっかり受け止めて逃げ切り成功。


2連単①④の4番人気決着となりました。



①寺田選手3・3・1・1・1・3・2・2・①着
オール3連対で優出切符を獲得。


これが平和島4回目の優出で、
当地初Vに望みがつながりました。


明日の優勝戦は2号艇で登場。
女子屈指の2コース巧者の見せ場となるのでしょうか。


もし明日1着となれば通算60回目の優勝で、
しかもデビュー通算1700勝目というダブルの節目に。


そして前節の下関オールレディースに続く
2節連続Vになります。



④松瀬選手は4コースからまくりを狙って2着獲り成功。
近況2節連続で準優3着だった悔しさを晴らすような
爽快なレースを見せてくれました。


今節は2・2・3・3・2・5・2・6・②着で未勝利も、
2~6コースで2着を1本ずつ(計5本)取り、
オールラウンダーぶりを発揮して勝ち上がってきました。


明日の優勝戦は6号艇で登場。
舟券のカギになってくる存在かもしれません。



②大瀧選手は懸命の追い上げを見せるもわずかに及ばず3着。
3節連続優出はなりませんでした。



③香川選手は3コース差し不発で4着。
滋賀支部勢の平和島オールレディース3連覇の夢は潰えました。



⑤新田選手は5コースまくり差しでうまく展開をつくも5着。
通算99回目の優出はなりませんでした。



⑥太田選手は6コースから最内差し及ばず6着。
約2年ぶりの優出はなりませんでした。







というわけで優勝戦のメンバーが決まりました。


【優勝戦12R出走表】
①淺田千亜希 (58位、優出155回目、優勝38回、平和島1V)
②寺田 千恵 (7位、優出256回目、優勝59回)
③日高 逸子 (19位、優出315回目、優勝72回、平和島2V)
④岩崎 芳美 (30位、優出110回目、優勝20回)
⑤堀之内紀代子(40位、優出45回目、優勝5回)
⑥松瀬 弘美 (44位、優出43回目、優勝2回)
(※カッコ内の順位は女子賞金ランキング)



初日からずっとシリーズリーダーを守ってきた淺田選手が
優勝戦のポールポジションをゲット。


3月の児島男女ダブル戦に続く
今年2回目の優勝戦1号艇となりました。


最近の優勝戦1号艇での成績は、
1・3・落・1・1・1・1・2・1・1着
10戦7勝という好成績。


しかも10走のうち5回がゼロ台スタートで、
先手を奪って逃げ切る形が目立ちます。
明日も必勝パターンに持ち込むことができるでしょうか。



ちなみに平和島女子レース最近10大会の
優勝戦結果を振り返ると、


07年 オール女子 金田 幸子 2コース抜き
09年 オール女子 山川美由紀 3コース差し
09年 オール女子 日高 逸子 4コース差し
10年 オール女子 田口 節子 2コースまくり
11年 オール女子 田口 節子 1コース逃げ
12年 オール女子 中谷 朋子 1コース逃げ
13年 オール女子 田口 節子 1コース逃げ
14年 レディース 香川 素子 2コース差し
15年 ヴィーナス 後藤 美翼 3コース差し
16年 レディース 水口 由紀 2コース差し


インはわずか3勝という平和島らしい数字。
オールレディースは2大会連続で2コース差し決着です。



いよいよ最終日を迎える平和島オールレディース

6人合計196Vという豪華メンバーが揃った優勝戦で、
栄冠を手にするのは誰になるのでしょうか。





【'16女子賞金ランキング】 (9/18現在)
1 遠藤 エミ 26,773,000円 ('15)
2 海野ゆかり 24,875,000円★('13、'14)
3 小野 生奈 23,517,000円 ('14、'15)
4 松本 晶恵 23,297,000円 ('15)
5 平山 智加▼22,966,000円 ('12、'13、'14)
6 長嶋 万記 21,582,000円 ('13)
7 寺田 千恵 21,206,000円★('12、'13、'14、'15)
8 渡邉 優美 20,547,000円
9 竹井 奈美 19,743,000円
10 中谷 朋子 19,530,000円 ('12)
11 樋口由加里 19,037,680円
12 山川美由紀 18,297,500円★('12、'13、'15)
――――クイーンズクライマックスボーダー――――――
13 魚谷 香織 18,050,000円
14 細川 裕子▽18,018,000円
15 藤崎小百合 17,020,000円
16↑田口 節子 16,793,000円 ('12)
17↓平高 奈菜▽16,702,000円 ('14、'15)
18 平田さやか 16,572,000円
19 日高 逸子 16,446,000円★('12、'13、'14、'15)
20 谷川 里江▼16,162,000円 ('13)
21 川野 芽唯 15,727,680円★('15)
――――レディースチャレンジカップボーダー―――――
22 喜井つかさ 15,311,000円
23 今井 美亜▽15,227,000円
24 佐々木裕美 15,160,000円
25 山下 友貴▼14,828,000円
26↑中里 優子 14,372,680円
27↓水口 由紀 14,325,000円 ('14)
28↑大瀧明日香 13,754,000円★('15)
29↓西村  歩 13,745,000円
30 岩崎 芳美 13,645,000円★
(※★は今節平和島出場メンバー。
 カッコ内はクイーンズクライマックス出場年。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化。
 青字はレディースチャレンジカップF休みが確定)



【F休み中の女子レーサー】

藤原 菜希 8/25~9/23
伊藤 玲奈 8/25~9/23
戸敷 晃美 8/25~9/23
中澤 宏奈 8/26~9/24
平山 智加 8/29~9/27
渡辺 千草 9/15~10/14
西舘 果里 8/24~10/22(F2、60日間)
谷川 里江 9/2~10/31(F2、60日間)
山下 友貴 8/26~11/23(F2、90日間)
三松 直美 9/2~11/30(F2、90日間)


【F休み未消化の女子レーサー】
古川  舞 9/20~10/19
小芦るり華 9/23~10/22
永井 聖美 9/24~10/23
平高 奈菜 9/26~10/25
今井 美亜 9/26~11/24(F2、60日間)
松尾 夏海 10/3~11/1

森岡 真希 10/3~12/1(F2、60日間)
石井 裕美★10/6~11/4
塩崎 桐加 10/10~1/7(F2、90日間)
小池 礼乃 10/10~11/8
原 加央理 10/12~11/10
小城 千奈 10/12~11/10
細川 裕子 10/24~11/22
木村沙友希 10/25~11/23
高橋 淳美 10/29~11/27
(※★は今節平和島出場メンバー)



鳴門一般戦(9/14~19)は5日目を迎え、
準優に女子レーサー3人が登場。


田口節子選手が準優12R3号艇で2着に入り、
優出切符を手にしました。


中里優子選手は準優12R4号艇で3着、
小池礼乃選手は準優11R6号艇で5着となり、
優出はなりませんでした。


【優勝戦12R出走表】
①渡邉英児、②山崎義明、③清水敦揮、
④田口節子、⑤泥谷一毅、⑥藤岡俊介。


現在女子賞金ランキング16位の田口選手。
ベスト12入りに向けて大きな上積みが欲しい一戦です。


(田口節子選手。写真は8/6津)


宮島一般戦(9/19~22)が明日開幕。


森岡真希選手、西坂香松選手、犬童千秋選手、
藤堂里香選手、坂咲友理選手、寺島美里選手、
関野文選手、小芦るり華選手の女子8人が登場です。


(坂咲友理選手。写真は8/27下関)


なお今日開幕予定だった江戸川男女ダブル戦(9/18~23)は悪天候のため中止に。
日程は一日順延され、9/19~24の開催に変更となっています。



各地の混合戦などで奮闘中の女子レーサーにも
ぜひご注目ください。