働く日本の女性を元気にするブログby WOMenらぼ(ウーマンラボ)

エン・ジャパンを『世界で一番、女性が活躍する会社にするプロジェクト』に参加する女性メンバー達のブログです。


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3~4年目のローキャリア女性社員と、8年目以上のハイキャリア(?)の女性社員が交流する『スッキリ!女子活ランチ』。今回は入社10年目、1歳の愛息子を抱えつつ、営業組織強化をミッションに活躍している浦さんをゲストに迎えました。

異動や仲間の退職、ある日突然変わるミッション。特に20代のうちは、些細な環境変化に心戸惑うことが多いのではないでしょうか。元々営業として入社し、公私共にさまざまな変化を経験し、今日まで歩んできた浦さん。彼女の口から発せられた「働く意味を自分の中に持つ」という言葉に、参加者の中には涙を浮かべる人もいました。

想定外の出来事を数多く乗り越えることで浦さんは何を得られたのか。
ローキャリア女子たちから挙がった質問に答える様子を、インタビュー形式でご紹介。女性に限らず、キャリアに迷える社会人必見です。

<profile>
愛知県出身。2006年、新卒でエン・ジャパンへ入社。新卒採用支援を行なう部署へ配属となり、不動産業界の顧客を中心に担当。顧客の採用基準・選考プロセスの構築、リクルーティング体制作り、内定フォローなど幅広く支援。2013年に中途採用支援を行なう部署へ異動。2014年3月から産休へ入り、第一子を出産。2015年春に職場復帰し、営業の育成やチーム運営の支援など、自社内の組織強化担当として邁進している。



―「何のために働いているのか分からない」と思うことがあります。自分の存在意義がわからなくなってしまうというか…。浦さんが若手の頃、そういう感覚を覚えたことはありませんでしたか?

イヤイヤ、私も何度もその壁に直面しました。

最初は入社4年目のリーマンショック直後。当時はエン・ジャパンが取引していた企業の業績が急激に落ち込み、採用支援業務も激減。希望退職が行なわれて、大好きだった上司や同僚・後輩が何人も会社を去っていくことになったんです。自分はそれなりに結果を残せていたけど、「この仲間と働きたい!」という想いが一番のモチベーションだったので…・。

ただ、自分の働き方を見直すキッカケになったのも事実です。「周りが辞めたら自分も辞めるのか」と。結局、私は働くことのすべてを他者や環境にゆだねてしまっていたんですよね。初めて「働く理由を自分の中に見出さないといけない」と思った
ことを覚えています。こんな不幸なことは二度と起こってはいけない。だから「自分がしっかりと売上をつくらないといけない」と覚悟を決めました。


―確かに、会社のために働いて結果を残せていれば、一緒に働きたい仲間を守ることにもつながりますからね。

でも、入社6年目にまた壁にぶつかったんです(笑)。

「頑張りたい」という気持ちが先行してしまったせいか、長時間労働になりがちで、体力的にすごくきつかった。このままじゃマズイと思い、残業なしの「時間限定正社員」への転換を申し出たんです。苦渋の決断でした。

周りが忙しくしているのに自分は定時に帰るから、当初は周りからの見られ方などの不安もありました。でも、やるしかなかったから決められた時間でとにかくコツコツ…。

―浦さんとしては、かなりツラかったんじゃないですか?

はい。でも、続けていたら驚くことに成果が出てきたんです。フルタイムで働いていたとき以上に。短時間で結果を残さないといけないという状況だったので、自分なりにいろいろ工夫したのが良かったんだと思います。
「自分が変われば、どうにだってできる」。働き方を変えても成果が出せたのは、当時の自分には革命的でした。

同時にあるお客様から、採用コンセプトの設計、選考プロセスや社内リクルーティング体制の構築、集客から内定フォローまで一括して仕事もお任せいただいたんです。取引金額も大きく、社内外色々な方を巻き込む仕事に挑戦することで、改めて仕事の楽しさも感じました。結果として自分の中に自信が生まれ、すぐに総合職に戻したんです。働き方を決めるのは、制度でも環境でもなくて自分次第だということですね。


―そこからは順風満帆だったのではないですか?

イヤ、それがそうはいかないんです(笑)。入社8年目のときに社内の「ジョブローテーション制度」の対象になったんです。大好きなお客さまや仕事仲間と離れることが悲しくて、正直"イヤイヤ”異動しました。

でも、異動してみたら楽しかった。
それから変化は怖いものじゃなくて、成長のきっかけだと分かったんです。8年目でもまだまだ学ぶことがたくさんあって、ますます仕事が楽しくなっていきました。

ただ同時に危機感もありました。異動先で扱っていた商材の商品力は業界トップクラス。前部署よりも営業がラクだったんです。だから、もし一緒に働いている仲間達が別の部署へ異動するときは苦労するんじゃないかって。自分もふくめて商材が変わっても環境が変わっても、”売れる営業”にならないといけないという意識が芽生えてきたんです。


―そのタイミングで出産をされて、一度現場から離れたんですよね。ただ、営業として復帰するのではなく、営業のバックアップに挑戦しようと思った背景もそのあたりにありそうですね。

正直言うと、育休から復帰するときはイチ営業として戻ろうとしていました。でも、1人で及ぼす影響力には限界がある。自分の営業としての能力を高めるのではなく、売れる営業を増やしていくほうが、会社にとってインパクトがあると思うようになっていたんです。

今やっている「育成」や「組織運営の支援」という仕事は、営業と違って成果が数字で反映されない。だからこそ、自分がやっている仕事の意義が見えなくなることもあります。そんな時に支えになるのが、「営業としての過去の成果」。私は、社会人としてのファーストキャリアが営業でよかったと心底思っています。自分の成長だったり、仕事の成果が見えやすくて成功体験がつくりやすい。それに、社内外で指摘を受ける機会も多いので、それだけ成長につなげられるんです。

―浦さんにとっての、「働く意味」はなんでしょうか?

今は「会社への貢献」です。

とはいえ、そんなに大げさなものではなくて、会社へ貢献することで自分の存在価値を感じたいという利己的な欲求を満たしているんだと思います。そんな誇れるものじゃないんだけど(笑)。でも、仕事って努力や自己成長がそのままプラスに働くから楽しいなって復職して改めて感じますね。育児も楽しいけど、育児にはない楽しさがあるから本当に復職できてよかったなって。

―過去の経験を振り返って、やっておけば良かったと後輩にアドバイスしたいことはありますか?

個人的にはメンバーをマネジメントする経験を積めばよかったと思っています。私にもチャンスはあったけど、挑戦しなかった。個人で売り上げを上げている方が楽で、管理職になると忙しいイメージがあったんです。

でも、自分が営業の育成を担当する立場になって、初めてやっておけばよかったと少し後悔しています。マネジメントの経験がないから手探りな部分もありますからね。

若手の人は
もしチャンスがあるのであれば、ぜひ挑戦して欲しいですね。特にエン・ジャパンのリーダーは業績を上げつつ、メンバーの育成をするプレイングマネージャー。その経験はいろんなことに活かせるし、ビジネスパーソンとしての視野の広がりにもつながると思いますよ。



―変化をチャンスに変える。「自分の仕事がうまくいかないのは環境のせいだ」という方にとっては学びが多かったのではないでしょうか。浦さん、ありがとうございました!

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