4/29(土)
本日の遍路旅は香川県の73番から打ち初め。
遍路には絶好の好天気です。
第73札所の出釈迦寺です。
山門前では大きな修行大師がお出迎え。
本堂の横の石段を登ると奥の院の捨身ケ嶽遥拝所があり
その後ろの山腹に奥の院が見えます。
大師堂右の求聞持大師像は虚空蔵菩薩真言を百万回唱えて
求聞持法を修行する空海の姿です。
続いて第72番札所の曼荼羅寺です。
かつて弘法大師御手植えと伝わる
樹齢1200年の「笠松」がありましたが残念ながら枯死し
その幹を使った大師像か祀られています。
境内にはご本尊の大日如来の石像もあります。
続いて第71番札所の弥谷寺へ。
約530段の石段のため有数の難所と言われています。
最近大師堂の傍までバスで行けるようになりましたが
私はいつも頑張って登っています。
途中には大きな観音像があったり
石段脇には地蔵尊や五輪塔がいくつもあり
眺めながら登るとそれほど苦痛でもありません。
このお寺の紹介では必ず出てくる阿弥陀三尊磨崖仏。
弘法大師が刻んだと伝えられています。
大きな弘法大師像などもあり見どころ満載です。
続いて第70番札所の本山寺です。
ご本尊が馬頭観世音菩薩ということで
本堂脇には雌雄の馬の像があります。
このお寺の風景の象徴ともいえる五重塔が
修理工事中ですっぽりと隠されています。残念。
完成は平成30年の予定とのこと。
今日の遍路旅はまだ続きますが
長くなったのでページを改めます。
【参考】
愛媛県歴史文化博物館の企画展
「四国遍路ぐるり今昔」の図録から