遍路旅11-4 73番出釈迦寺から70番本山寺へ | 気ままに遍路旅

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気の向くままに東へ西へ
四国遍路は13周を打ち終え西国三十三所にも
一人旅の気ままな旅行記

4/29(土)

本日の遍路旅は香川県の73番から打ち初め。

遍路には絶好の好天気です。

 

第73札所の出釈迦寺です。

 

山門前では大きな修行大師がお出迎え。

  

 

本堂の横の石段を登ると奥の院の捨身ケ嶽遥拝所があり

その後ろの山腹に奥の院が見えます。

  

 

大師堂右の求聞持大師像は虚空蔵菩薩真言を百万回唱えて

求聞持法を修行する空海の姿です。

  

 

 

続いて第72番札所の曼荼羅寺です。

 

かつて弘法大師御手植えと伝わる

樹齢1200年の「笠松」がありましたが残念ながら枯死し

その幹を使った大師像か祀られています。

  

 

境内にはご本尊の大日如来の石像もあります。

  

 

 

続いて第71番札所の弥谷寺へ。

 

約530段の石段のため有数の難所と言われています。

最近大師堂の傍までバスで行けるようになりましたが

私はいつも頑張って登っています。

 

途中には大きな観音像があったり

石段脇には地蔵尊や五輪塔がいくつもあり

眺めながら登るとそれほど苦痛でもありません。

  

 

このお寺の紹介では必ず出てくる阿弥陀三尊磨崖仏。

弘法大師が刻んだと伝えられています。

 

大きな弘法大師像などもあり見どころ満載です。

  

 

 

続いて第70番札所の本山寺です。

 

ご本尊が馬頭観世音菩薩ということで

本堂脇には雌雄の馬の像があります。

  

 

このお寺の風景の象徴ともいえる五重塔が

修理工事中ですっぽりと隠されています。残念。

完成は平成30年の予定とのこと。

  

 

今日の遍路旅はまだ続きますが

長くなったのでページを改めます。

 

 

【参考】

愛媛県歴史文化博物館の企画展

「四国遍路ぐるり今昔」の図録から