つとむ

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昨晩、9時12分に、つとむが天国に旅立ちました。

今、穏やかな顔で、眠っているようです。

一番愉快な、楽しいつとむでした。

瀕死の床で、約9時間、頑張りました。

最後の数時間は、壮絶な死との戦いでした。

楽になったつとむ。

でも、つとむの亡骸を前に、涙が止まりません。

歳とった母犬のナナ、姉「3本足のルー」より先に逝ってしまうとは、予想もしていませんでした。

たくさんの思い出をありがとう!つとむ。

落ち着いたら、つとむとの愉快な日々を記してみます。

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R子の誕生日

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 1月14日はR子(長女)の誕生日。雪の降る寒い深夜に生まれました。小さく、食も細く、入院中私の部屋に連れてきてもらったら、それだけで体温が下がってしまいました。

 病弱な子で、風邪をひいただけで、このまま死んでしまうのでは?と心配してしまうほど、弱い子でした。手がかかり過ぎ、頭では分かっていても、6才年上のS君(長男)には、気持ちが行き届かなくなってしまいました。

 S君は、R子に私を奪われた寂しさから、R子をいじめるようになりました。言葉の暴力、肉体的暴力、知恵のあるS君が、思いのたけをR子にぶつけるのですから、相当凄いものでした。

 しかし、ある時、R子が「お兄ちゃんは、あんな風だけれど、本当はR子のことが好きなんだよね?」と言います。

 実は、ずいぶん後になって分かったことですが、S君のR子いじめは、私がいる時に限って凄まじく、2人だけの時は、やさしかったらしいのです。つまり、私への腹いせだったようなのです。

 先週14日夜、私がホールからリビングへ戻ると、学校から帰ったばかりのR子が、テーブルに山のように誕生日プレゼントを積み上げていました。「R子に出会えて良かった」等々のメッセージとともに。友達が多く、友達に好かれるR子。

 S君からは「・・・・友達を大事にしろ、何より、自分を大事にしろ・・・・」というメッセージを添えて、誕プレメールが届いたようです。

 こんなにS君にいじめられて育っては、人を信じられない人間になってしまうのではないか、友達が出来にくい子になってしまうのではないか、自分のことを大切に思えない子になってしまうのではないか、等々相当心配しましたが、 親の心配をよそに、高校生活を思い切りエンジョイしているR子です。

 S君とは、私が間に入れないほど、仲良しです。

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玉ねぎのかき揚げ

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 R子の親友のおばあちゃんが作った「新玉ねぎ」をたくさんいただきました。

 今日は玉ねぎづくし。玉ねぎたっぷりのかき揚げ、玉ねぎとサーモンのマリネ。(「づくし」とは言っても、たったの2種ですが・・・)

 玉ねぎのてんぷらは、低温でじっくり揚げ、玉ねぎ特有の甘さと香ばしさが引き出されたパリパリのきつね色、が好き。でも、おばあちゃんは硬くて食べられないし、R子も嫌がるかも・・・・。

 そこで、じっくり揚げるパリパリかき揚げとふっくらかき揚げと、交互に作ることにしました。パリパリかき揚げは相当時間がかかります。

 最初に家族のふんわりかき揚げを当座間に合う分だけ作ると、腰を据えてパリパリかき揚げをじっくり揚げ、出来上がる直前に、杉並木の生酒「姿」をぐい飲みに注ぎ、待ちに待ったパリパリかき揚げを酒の肴に、独りでほくほくしながら、再度家族のふんわりかき揚げを快い幸せな気分に浸りながら揚げました。

 出来たてのかき揚げは、最高です!

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梅と馬酔木(あしび)の花

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 梅の花が満開。

 木洩れ陽ホールの小さな四角い窓から、手の届くほどのところに咲いている梅の花々は、ホールの中から眼をやると、そこだけ切り取られた1枚の絵のように、目に映る。

 馬酔木の蔵の南側では、馬酔木のピンクの花が、髪飾りのように房になって、いくつも垂れ下っている。

 春の到来。

 もうすぐ、水仙、椿、桜の花も咲き乱れ、我が家の庭は、1年で一番華やかな季節を迎える。

 冬の間、人知れず蓄えていたエネルギーが、一気に溢れ、思い切り生を謳歌し、その美しさを顕わにする。

 きっと、人もそうであろう。外に溢れた華やかさは、水面下で人知れず培った証し。

 地面を這いつくばるような苦しい時期、そんな時期を経てこそ生まれる、人にとっての春。

 だからこそ、その美しさを愛でたい。

 昨日は、あんなに元気だったのに・・・・・

 ごはんを良く食べ、食べるとうずくまり昼寝をしていたピーちゃん。

 起きるとガサゴソガサゴソ段ボールに敷き詰めた葉っぱの中を動き、段ボールから脱走にてしまうのでは?と危ぶまれるほどだったのに・・・・・

 段ボールから出して手の上に載せると羽を大きく広げようとするので、もう少しで、飛ぶ練習もできるようになるのかな?・・・と楽しみにしていたのに・・・・・

 今日は、朝から元気が無いのです。食欲もありません。

 私は用があり、午前中から出かけ、帰宅したのは夜。

 午後4時ころ、段ボールの中で動かなくなっているピーちゃんを、夫が発見したそうな・・・・・

 思いもかけず、天から戴いた温かな命。

 はかな過ぎる命でした。

鳩の子ピーちゃん その2

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 食欲旺盛のピーちゃん。これまでは、夫が口をこじ開けて、ドッグフードを突っ込んでいましたが、今朝は、くちばしの先の所にドッグフードをくっつけると、自分でくちばしを開いて、パクッと飲み込むようになりました。

 日に日にというよりも、時の進みとともに、すばやいスピードで成長していくようです。

 今日午前中は、わらべうたとピアノの生徒が来る日。昨日、触らせてあげた生徒が、今日もとせがむので、小さい子に気をつけてね(2歳と1歳)と念を押し、段ボールの箱ごと、外へ出しました。

 木洩れ陽ホールの前の、陶器のテーブルの上に段ボールごとピーちゃんを置くと、ピーちゃんの周りを子供の顔がぐるっと囲み、1歳の子も「かあいい!かあいい!」を連発。

 昨日こっそり見せてあげた男の子の両掌にピーちゃんを載せると、興味津津の目で、おっかなびっくりほんの指先で触る子、指をすぐ口に突っ込む癖のある子はお母さんに「触っちゃダメ!」と言われて、見るだけで我慢したり、ピーちゃんは、スターのようでした。

 今朝は、母鳥(多分)が、庭に来ていたそうな・・・・・

 お日様にも当たらなければ、「もやしになる」ので、今日は、外の見える広縁に移しました。時折、羽を広げてばたつかせようともします。広縁のガラス越しでは、鳩の親子には、お互い認識は出来ないかもしれません。

 しっかりごはんを食べ、少し飛べるようになったら、お母さんに会わせてあげたいです。

鳩の子ピーちゃん

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 猛禽類かカラスにやられて、死んでいる鳩を、夫が庭で見つけ、埋めてやったのが2日前。少し離れたところで、それを見守る鳩が1匹いたそうな。

 昨日、犬を放す庭の柵内で、ナナちゃんが、落ち葉に埋もれている鳩の子を発見。身動きもせず、じっとうずくまっていました。近くの木を見上げると、葉が生い茂る高い所に鳥の巣がありました。

 このままでは、猫にやられてしまう!

 ベランダに放りっぱなしにしていた、以前子猫を入れていた段ボール内に、ちょうどR子の古いクッション、マフラーもそのまま入っていたので、さらに落ち葉をたくさん入れ、寒くないように鳩の子をすっぽりくるんで、家の中に入れてやりました。

 ドッグフードをお湯でふやかし、夫が鳩の子のくちばしを無理やり開き、その奥の方にドッグフードを突っ込みました。初めは、怯え、自ら食べようとしませんでしたが、何回か繰り返すうち、積極的に飲み込むようになりました。思わず、ピーちゃん!と、単純すぎる名前が口をついで出てきました。

 今日は、朝から、がさごそがさごそ、落ち葉の中で動いている音が聞こえ、何だか元気そう。ドッグフードを大きいまま突っ込んでも、ごくん!と上手に飲み込みます。手を止まり木のようにして乗せると、両足でしっかりつかんで、上手に立ちます。

 両手をまあるくして、ピーちゃんを乗せると、暖かく、ふわふわして、天から戴いた宝物のよう。

 鳩の子ピーちゃん、しばらく我が家の一員として、暮らします。巣立ちの日が、待ち遠しいような、待ち遠しくないような・・・・・・

不眠症が治った!

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 ある日を境に突然、不眠症に陥ったのは、S君が中学1年の春。8年と半年前。その日以来、毎晩寝る前に安定剤を飲まなければ、眠れない日々が続きました。

 原因は?と問われると、S君の荒れ具合がひどくなったのと、オルガンホールを造るために手書きのちらしを作り、募金活動を始めたこと、がちょうど重なっていますので、それかもしれません。

 私の価値観に全く逆行して、切れて、荒れるS君。このまま成人しては大変なことになる!と、危機感を募らせ、日々試行錯誤を繰り返しながら、S君と対決して過ごしていました。S君とは毎日毎日、怒鳴り合い、取っ組み合い、の連続でした。

 おまけに、オルガンホールを造るため、1億円の募金活動を始めたら、1億円の借金をしたような気分に陥りました。

 頭の奥の方に、しこりのようなものが出来、夜眠ろうと思っても、そこがいつも覚醒していて、どうしても眠れませんでした。

 それが、このお正月の二日目、何だか頭の奥が軽くなったような気がして、試しに安定剤なしで眠ってみたら、いつの間にか深い眠りに入ることが出来たのです。それ以来、安定剤なしで寝ています。

 S君は、自分の道を見つけ、自分なりに歩み始め、それと同時に私への気遣いも出来るようになりました。

 1億円借金することなく、昨年、小さなホールと小さなオルガンを得ることが出来ました。

 人生の過程で生じる、難問、難題。解決のための道を、たゆむことなく探し続けていくと、案外見つかるものかもしれません。

ルーは強い!

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 冬になると、僕も!私も!と、過保護で寒がりの我が家のボーダーコリー達は、私や夫のお布団の中にもぐりこみます。

 昨晩は、ナナを腕枕で、あんか代わりに抱えて眠った私。朝起きると、腕枕で寝ているのは、なんとルーでした。ナナは、ルーに押しやられ、お布団からはみ出て、腕枕の上方に寝ていました。

 ホームページに「3本足のルー」を書き始めたのは、たしか3年前(多分)。当時は、ナナに負け、つとむに負け、いじけていたルーですが、書き始めたころから、かすかに自己主張を始めるようになりました。

 去年はとても出来なかったことが、今年は出来るようになり、ということを繰り返し、年々自己主張は強くなり、やがて、つとむを「うー」と威嚇すると、つとむが怖くて固まってしまうほど、ナナがル―に遠慮するほど、強くなっていったのです。

 生まれて数カ月は、痛くて辛い傷ゆえ、自分の存在を抹殺しようとするほど、自己否定の強かったルー。でも、家族全員の、とりわけS君とR子の、渾身の愛を受け、自己肯定の強いル―に変わりました。

強すぎるところが、現在の問題ではありますが・・・・・

我が家の犬化現象

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 アメリカへほんの1週間ほど行く前に、万が一今生の別れになるやもしれぬ、とS君が帰ってきました。ちょうど、R子の文化祭と重なり、しおらしく、中学校へもついてきました。運動会も文化祭も、子供主導で熱気あふれる田舎の中学校。R子がクラリネットを吹く吹奏楽の演奏も、楽しさで溢れていました。

 R子を残し、先に帰宅した我々は、久しぶりに庭で、犬どもと大運動会。S君が、木に登ると、つとむは僕も僕も!と一緒に登らんばかりの勢いで、木にジャンプします。犬も木に登れる!?と錯覚するほど、猛烈な勢いで木肌に両手をかけて、駈け登らんとします。

 R子が、少年の主張、ダンス、吹奏楽、合唱コンクールの伴奏などなど、大活躍後、帰宅すると、慰労をねぎらうため、R子が唯一飲めるアルコール分の低い「ほろよい」で乾杯をし、ごちそうを食べました。R子は、小さなコップで1杯、アルコールのダメな夫は更に小さなコップで1杯、私はビールと「ほろよい」をちゃんぽんで、S君は、「ほろよい」のあと、ウイスキーを生のまま、数杯。

 その後、こともあろうに、アルコールのダメな夫にS君は、生のウイスキーを勧め、うれしいことが重なり浮かれている夫は、それを一気に飲み干してしまいます。

 その数十分後、リビングのソファーでは、R子が毛布にくるまり奥の方に丸まり熟睡、S君は、やはり毛布にくるまり手前の方に丸まり熟睡、ソファーのすぐ下では、夫が毛布にくるまり、高いびきで熟睡。ルーは、夫のお尻辺りにもたれてうとうとしたり、R子とS君の間に入ってうとうとしたり。

 群れを成す犬が、折り重なって眠るかのような、我が家の家族です。