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仕事に埋もれない

2011-02-06 14:04:45 Theme: bookより

先日、


「親の仕事と子どもの本音~お金を取るか、時間を取るか~」


という本を拝読しました。


表紙の裏にある一文


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


女性たちは大きな仕事を分担してくれる特別なパートナー、

働き手であると同時に保育者でもあるというアイデンティティを

許容してくれる上司や職場


を探しつつ、


妥協のなか労働市場の中で働き手と母親の両方でいることの

現実に取組もうとするなかで、


子どもの人数を抑え続けたり、

親になるのを先延ばしにしたりする傾向にある。


この労働市場が変わらなければ

家族を持つという彼女たちが

希望する選択はできなくなる


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この言葉がぐっと心に刺さり、

読まずにはいられなくなりました。


私自身が女性のキャリアカウンセリングを何年か

担当させていただいている中で、

やはり二人目、3人目を産みたくても

先延ばしにしている女性の多さを

目の当たりにしてきましたし、

中には働き続けるために子どもを諦めるという

声も聞いてきました。


なのでこの本にあるように、

労働市場が変わらないと、希望する選択が

できないという言葉には本当に納得です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、そんな中一気に読んだこの本で

心に残ったのは、


「仕事に埋もれないで」ということ。


そして、「子どもたちは親と楽しくすごすための時間がもっと

ほしいと思っている」

ということです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(以下、著書より一部抜粋)


今、親は休みの日も仕事のことが

頭から離れずに苦しんでいる。

ストレスをためていない親とただ一緒にいたい。


中には仕事で疲れている親の世話をする子もいる。

言葉をかけ、心遣いを示す。

ただ親の心配をする子もいれば、親の仕事のせいで

自分の気持ち、状態がわるくなることを嫌ったり

憎んだりする子もいる

父親が長時間働いている子どもの中には父親との

つながりを諦めている子どももいる


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私自身、仕事が重なっているときは仕事に埋もれそうなときがある。

休みの日も仕事のことが気になっている時もある。


でも、それはいい状態ではないと自覚しているし、

自分のスケジュールを考えながら

なるべく「本当の休み」を取ること、

子どもたちとリラックスして過ごすことを

意識している。


読んでみて改めて

「満足感」というキーワードが心に残った。


仕事でも子どもたちとの時間でも

いかに満足できる時間を過ごせたか、

ということ。


仕事は大事だけどそれに埋もれないで、

子どもとの時間や

自分が本当にリラックス、

リフレッシュできる時間をもちながら

進んでいきたい、


自分にとって大事なものを見失わず、

納得のいく選択、満足感を大切にしていきたい、


改めてそんなことを感じました。


変化を恐れない

2011-02-05 13:51:09 Theme: 事例

ある企業の方がこうおっしゃっていました。


「わが社がワークライフバランスに力を入れているのは、

女性社員が多いからでも、経営的に余裕があるからでもない。


少しでも会社と社員にとって良いことをしたい。

良いと思ったことはすぐ実行する。


社会が変化していので

自分たちも変化する。


ただそれだけです」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今までのやり方を変えようとしたとき、

抵抗がある場合があります。


変えないほうが楽です。


変化は最初嫌がられます。


しかし、「良いと思ったことはすぐ実行する」

「自分たちも変化する、ただそれだけ」


この言葉、素晴らしいなと思ったと同時に

チャールズ・ダーウィンの

「最も強い者が生き残るのではなく、

最も賢い者が生き延びるわけでもない。

唯一生き残るのは、変化できる者である。」


という言葉を思いだしました。


変化が求められている今、

変化を恐れないでいたいものです。

育児休業推進のポスター

2011-02-04 13:35:40 Theme: 事例

ある企業様の男性向けWLBの

ポスターを何枚か拝見させていただきました。


最初のころは、男性が育児休業を取得できることを

知らない社員もいたということで・・・・


WLBに役立つ情報を発信!


そして男性でも取れることがわかり、

取得者が増えてきたら、次が続くように・・・・・


WLBに役立つ情報を発信! WLBに役立つ情報を発信!

そして、本当に色んなパターンがあるのですが、


WLBに役立つ情報を発信!


迷惑がかかるなんて心配しないで。

お互い様なのだから。

仕事はみんなでカバーする。

それが当たり前、それが仲間だ。

一生で数回のいい経験だ。

きっと新しい自分に生まれ変わる


・・・・・・・・・・


最後のこのポスター、

文字は多いけど、気持ちが伝わる

いいポスターだな~と思いました。

トップダウンとボトムアップ

2011-02-03 13:15:35 Theme: 事例

WLBを進めるとき、

「わが社はこういう組織を目指す!」という

トップの力強いメッセージがあってこそ

進みますが、


それと同時にボトムアップによる

活気ある職場作りが欠かせません。


そして各施策は職場の実態に即したものでなければ

定着しませんし、効果も期待できません。


ですので、部署ごとにワーキンググループや

プロジェクトチームを作り、

その部署に必要とされている取組みを行い、

自分たちの目指す働きやすい職場環境作りを

していただくご支援を、今、させていただいています。


・・・・・・・・・・


先日、このご支援である企業様でキックオフのセミナーを

させていただきました。

このセミナー後、各部署の管理職は自分の部署で

ワーキンググループを作り、部署ごとに何をどう進めるか

ミーティングしていただきます。


ミーティングは私は入りませんが、

その後半年後、1年後の成果発表には立ち会います。


すべてコンサルタントが介入するのではなく、

部分部分においては所属長にお任せして進めています。

(そのほうが、コンサルタントが抜けたとき

逆戻りしません。)


・・・・・・・・・・・


来月、各部署がどのような目標設定、取組みを

されるのか、どう決まったかなどを聞かせていただくのが

楽しみです。


甘やかしではない

2011-02-02 12:43:23 Theme: 事例

ワークライフバランスの講演をさせていただきはじめたころ、

ある企業の方から


「なぜ企業が個人の生活まで配慮、支援しないと

いけないのか」


ということを言われたことがあります。


ワークライフバランスという言葉から

個人にとってはメリットがあるだろうが

企業にとっては自分勝手な社員を増やすだけで

メリットがないと思われているからのご発言だと思います。


・・・・・・・・・


しかし、ワークライフバランスは個人を甘やかすものではありませんし、

(それどころか、自立や結果が求められて

自分に甘い人には今より厳しい働き方だと思います)


個人だけの問題ではなく、

少子高齢化、人口減少社会の中で

企業も個人も幸せになるため、

そして持続可能なビジネスを展開するためには

今までの働き方、仕組みを見直さないといけないということ、


個人の努力や工夫だけでは限界で

働く場としての企業の推進や協力も必要であること、

(しかしそれが優秀な社員定着や能力発揮、

モチベーションアップにもつながり、メリットは多い!)


そこをしっかりお伝えしないといけないと痛感し、

それ以降はワークライフバランスの講演の際、

必ず人口がどれくらいのスピードで減少しているかという社会変化、

ものが豊かな時代に求められている新しいサービスや商品の事例、

それを生み出すためには何が必要かなどを

お話しさせていただくようになりました。


・・・・・・・・・・


そんな中、先日ある人事の方に言われました。


「ワークライフバランスって、社員を甘やかすどころか

今まで時間に甘えて仕事をしていた人、

家族に甘えて家庭責任や地域責任を放棄していた人に

働き方や生き方を考えなおしてもらう取組みだね。


自分も仕事はよく頑張ってきたけど、

自分のがんばりのせいで妻のワークライフバランスを

奪っていたことや(奥様が働きたいという希望を持ちながら専業主婦)

家庭責任を押し付けていたことを考えさせられた。」


と。。。。。


そして


「色々な役割がありながら、しっかり自分の役割・仕事を

こなしているひとがしっかり評価されるようにしないとね!」と。


・・・・・・・・・・・・


今、その企業様は人事評価制度の見直しを検討されています。


MBOを導入されていますので

いかに目標達成しているかという視点も大事だけど、

仲間やチームにどれだけ貢献しているか、

部下や若手への育成なども評価対象にしていくことで

進めています。


・・・・・・・・・・・・・


ワークライフバランスはけっして、私生活優先のわがままな

社員を増やすものではありません。

それどころか、様々な経験で自己成長する人、

モチベーション高くしっかり貢献してくれる人、

自律的な社員を増やします。

そして、それに対して正等な評価をしていく、

そんな取組みなのです。

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